オクラオルフェノク
おくらおるふぇのく
北崎「ごめんね、今日は気が乗らないんだ 違う相手で我慢してよ」
概要
CV/塩野勝美
第39話『ファイズ2』、第40話『人間の証』に登場。
ラッキークローバーの1人である北崎唯一の部下であるオクラの特性を兼ね備えたオルフェノク。西洋風の騎士のような姿をしている。
強粘性のネット(網)を放ち逃げ回る獲物を捕縛し、25cmの鉄板を容易く両断できる斧で襲い掛かる戦法を得意とする。また、頭突きはコンクリートをも粉砕する。
北崎唯一の部下を務めているだけは在り、草加が変身したカイザや里奈が変身したデルタを圧倒するほどの戦闘力を持ってはいるが、ファイズ・ブラスターフォームには流石に敵わず、ボッコボコに殴られた上(註:常人なら一発でも掠めれば灰化間違いなしです)なす術も無く『フォトンブレイカー』を喰らい肉体は灰化した。
派生作品
『仮面ライダーディケイド』の第1話にもオクトパスオルフェノクと二人、美味しそうなコンビで登場。
光夏海に暴行を加えようとしたが、ディケイドファイズの召喚したオートバジンのガトリング掃射を受けて怯んだところで、別動隊諸共ファイズエッジで滅多切りにされ死亡した。
余談
知る人ぞ知る事なのだが、実は児童雑誌、『小学一年生』の公募によって生まれたショオカキング以来の公募デザイン怪人だったりする。入賞者は女の子らしい(なぜにオクラ?嫌いな食べ物だったんだろうか?)。
ハガキ段階ではオクラがそのまま巨大化したような色付きのデザインで粘液攻撃もこの段階から存在していた。
ちなみに他のオルフェノクの名前はモチーフとなった動植物の英語から取られているのだが、オクラ自体が日英共通のものである為、何だか浮いている気がしないでもない。(ただし正しくは和名はアメリカネリである。)
漫画版では
小学1年生で連載された漫画版ではラッキークローバーの座に就く為に555の命を狙うオルフェノク軍団の一人として登場。ただし、名前は『レディースフィンガーオルフェノク』となっており、テレビ版以上の強敵という扱いである。
また、登場した漫画が非常にマイナーすぎてあまり話題にならないが、登場回にはファイズ賞/カイザ賞を獲得した事で、惜しくもテレビ版への登場は逃したが、漫画に登場したオルフェノクも存在するので併せて紹介する。
そもそもな話、この漫画が単行本化されていない上に他メディアでの露出がゼロに近く、かなりレアなメンツと言える。
また、モチーフも非常に珍しい物が揃っており、子供達の自由な発想力に驚かされる。
- スワローテイルオルフェノク
アゲハチョウの特質を備えたオルフェノク…なのだが、興味深い事にモチーフはなんと成虫ではなく、腕は幼虫の体、ボディは蛹を模したという非常に秀逸なキャラクター。(腕の形から恐らくナミアゲハの幼虫がモチーフ)
カイザ賞に輝いた。
- ココナッツクラブオルフェノク
ヤシガニの特質を備えたオルフェノク。ドラゴンオルフェノクや武将を思わせる外見をしている。
カイザ賞に入賞したキャラクター。
- バンブーオルフェノク
タケの特質を備えたオルフェノク。竹の切り株を思わせる頭とタケノコを連想させる肩が特徴的。ハガキ段階のイラストでは右腕にはタケノコ状のドリルが確認できる。
カイザ賞入選作品で、ココナッツクラブとスワローテイルの三人で扉絵を飾っており、比較的細かいデザインで登場している。
- ゴリラオルフェノク
ゴリラの特質を備えたオルフェノク。ハガキ段階では剛腕を備えたオルフェノクである事が伺えるが、そういった能力を見せる前にオクラオルフェノクの斧で切断されて退場。
カイザ賞入賞作品。
- クロウオルフェノク
カラスの特質を備えたオルフェノク。ハガキ段階では緑色の顔に赤いイニシャルらしきものが刻まれた黒いマント状の羽を羽織ったデザインで描かれているが、オクラオルフェノクに斧で切断され退場。ほぼほぼ頭しか映っていない。
カイザ賞に入選。
- ピーコックオルフェノク
クジャクの特質を備えたオルフェノク。肩周りに孔雀の羽を展開しており、ハガキ段階では青色をしていた。
カイザ賞受賞作品。
- カメレオンオルフェノク
カメレオンの特質を備えたオルフェノク。どちらかというとワニを思わせるデザイン。
舌が垂れており、これで攻撃をするものと思われる。ハガキ段階での色は緑色となっている。
カイザ賞受賞。
- マンモスオルフェノク
マンモスの特質を備えたオルフェノク。恐らく鼻や牙での戦いを得意としているのだろう。
登場してすぐにピーコックとカメレオン共々他のオルフェノクの攻撃に巻き込まれて死亡した。
カイザ賞受賞。
- モーニンググローリーオルフェノク
アサガオの特質を備えたオルフェノク。オクラオルフェノクの斧に切り刻まれて出番が終了した。
顔がアサガオの花になっており、蔓が腕に巻きついている。
ハガキ段階では全身に青いアサガオを思わせる色が付いており、腕から蔦を伸ばしていた。
カイザ賞入賞作品。
- インセクティバーオルフェノク
インセクティが昆虫的な、バーがギザギザしたものを意味する為、恐らくひっつき虫の異名を取るオナモミの特質を備えたオルフェノク。オクラオルフェノクの斧に切り刻まれて出番が終了した。
カイザ賞受賞。
- ウィーズオルフェノク
雑草の特質を備えたオルフェノク。巧のベルトを弾いて変身解除させた。ハガキ段階では槍と盾(もしくは剣?)らしき物を武器にしている。
ファイズ賞入賞作品。
- アンモナイトオルフェノク
アンモナイトの特質を備えたオルフェノク。ハガキでは体から触手を伸ばしてファイズを締め付けていた。口からは毒針を飛ばす模様。
ファイズ賞に輝いた力作。