スモートロン
すもーとろん
データ
身長/203cm(コンティニュー時/40.6m)
体重/183kg(コンティニュー時/366.0t)
リーダー/アザルド
対応機種/デスガリアン横綱まわし、八百長槍(はっぴゃくながやり)
ジャンル/相撲
概要
名前の通り頭に髷を結い、まわしをした力士の姿で、赤と黒が入り混じった色合いの身体が特徴。配下のメーバも相撲に因んだ外見をしている(後述する能力でまわし姿になった付け人や幕下格と三役格の行司の衣装を着けた2人の行司が登場した)。
全宇宙の相撲に精通・全決まり手をマスターしているらしく、四股を踏む事で土俵状の戦闘フィールドを形成(※勝ち名乗りと決まり手を説明するアナウンス(CV:高木達也)付き)でき、このフィールドがある間は銃などの武器は使えなくなる。
また、後述の様にスモートロンが強くなるとフィールドが両国国技館内の様なレイアウトへとグレードアップする。中に入った者へ強制的に(タスク曰く「汗臭い」)まわしを締めさせ自分と取り組ますコンボ技「どすこぉい!」が得意。これで人間に相撲を仕掛け、勝手に挑まれて負かされた事と負けた後に延々と相撲の強制特訓をさせられる事とで混乱と屈辱を与えるブラッドゲームにエントリーする。
なお、自分より強い者と取り組む事で前頭から小結、関脇、大関と相撲の強さが昇進(レベルアップ)。最終的には横綱となってデスガリアンのマークが付いた『デスガリアン横綱まわし』を締める様になる。因みに取り組む強い相手は誰でも構わないので、味方にワザと負けて貰う事で昇進するというズルが使える。
一方、土俵外での戦闘は武器『八百長槍(はっぴゃくながやり)』を振るって戦う、巨大化時は爆発する清め塩を撒いたりお手水を口に含んで毒霧攻撃等、相撲のルールそっちのけでやりたい放題(禁じ手を面白可笑しく説明する初っ切りが元ネタとも考えられる)。
力士らしく堂々とした男らしさを感じる口調だが、昇進時のズル(八百長)も含め本質はスポーツマンシップのへったくれも無い卑劣漢の様である。
メダル投入口は腹部(臍)。
活躍
前回久々に再開したブラッドゲームにおいて、先んじたクバルのプレイヤーに続いてアザルドが送り込む(※登場時、力強い四股を踏んでサジタリアーク全体を揺るがせた)。
街中に出現、人間へ強引に相撲を挑み投げ飛ばしていた(※その途中で前頭から小結に昇進)所をレオ、アム以外のジュウオウジャー4人と交戦。しかし同じく相撲に持ち込み軽く一蹴、勝負に負けたペナルティで4人が相撲の強制特訓を始めたのを見届けて撤退する(※セラとタスクを倒した際に小結から関脇、大和と操を倒した際に関脇から大関へ昇進する)。
その後も街中で相撲を仕掛けるものの昇進が止まっていた所で、自ら細ヶ丘大学相撲部に頼み込んで特訓を付けて貰ったレオと取り組む(※この時のレオの肩書は『風切部屋・十両』。後のアムも同様)。レオの右腕を負傷させるも負かされてしまうが、そこへアザルドが現れ(※相撲部屋『亜嵯流怒』の親方と言う設定の様だが、取組では肩書が横綱になっていた。二枚鑑札のような物と考えられる)スモートロンと取り組む。ここでアザルドがワザと負けた事でスモートロンは横綱に昇進(ご丁寧に昇進会見まで行ったが、口上は「乱筆乱文の精神で精進するデス」と出鱈目な物だった)してしまう。
先の取り組みでレオが負傷したため、今度はアムがスモートロンと取り組むことに。当初は相手のパワーの無さに余裕だったが、相手が突如色仕掛けを使って来た事に油断、その隙に組み付いた相手より野生開放や体全体を使った投げ技『白虎大回転』を決められ敗北。横綱の肩書とまわしを失ってしまう。
これに怒った所へ自由になった残りのジュウオウジャー4人も来た為、八百長槍を手に相撲のルールを投げ捨てて襲い掛かる。しかしジュウオウジャーの連携にあっさり翻弄された挙句、ジュウオウゴリラに外灯へ殴り飛ばされ跳ね返って来た所をさらにチェンジしたジュウオウホエールに追撃される。
そして止めに、ジュウオウシュート・ジュウオウザバースト・ジュウオウファイナルの一斉射撃を喰らい「初黒星…!」と呟いて敗北。
直後、戦いを傍らで見ていたアザルドの促しにより、共にいたナリア(※何故か2人してちゃぶ台を広げてお茶を飲んでいた)にコンティニューメダルを投入され巨大化(この際「ごっつあんです、ナリア!」と叫んだ)。
ワイルドトウサイキング、ドデカイオーと交戦するが、ここでも相撲のルール等知った事かとばかりに爆発する塩や毒霧で攻撃。その為ジュウオウジャーの怒りを買い、ワイルドトウサイキングの攻撃で転ばされた所でドデカイオーに足を捕まれジャイアントスイングを掛けられてしまう。
最後はその体勢から遠くの空へ投げられ、そこへワイルドトウサイキングのジュウオウダイレクトショットを喰らって爆散した。
余談
劇中後半での取り組みは、『西 大関・スモートロン、東 十両・レオ』 『西 横綱・アザルド、東 大関・スモートロン』 『西 横綱・スモートロン、東 十両・アム』と言う組み合わせ。しかし、実際の大相撲では三役である大関やその上に位置する横綱と十両の取組は行われない(多分、ジュウオウジャーだから肩書が十両なのだろう)。また、同部屋所属の力士同士の取組も優勝決定戦のみ。
スモートロンが登場した第33話冒頭における大相撲の説明にデスガリアンとその本拠地・幹部・怪人・戦闘員の名前と登場話数に漢字を当てて力士に見立てた番付(自似洲、成亜、区波瑠、者具度など)が登場している。
武器として使用した『八百長槍』は、ハルバゴイの武器『ヤリスギッスピア』を色替えした物。
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デスガリアン アザルド(ジュウオウジャー) プレイヤー(ジュウオウジャー)
デーボ・スポコーン:3年前のほぼ同時期に登場した戦隊怪人。こちらも一見スポーツマンと見せ掛けて反則行為を平気で行う卑劣漢である。
スモウボーマ:高速戦隊ターボレンジャーの20話に登場した怪人。巨大戦でターボロボと相撲対決を行っている。こちらは正々堂々と相撲対決を行い、負けるとターボロボを「横綱」と認めて消滅した。