ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

神座万象シリーズの編集履歴

2020/05/04 23:46:58 版

編集者:titan55

編集内容:内容を編集

神座万象シリーズ

しんざばんしょうしりーず

正田崇が単独でシナリオライターを務めた座が存在する(=神のような存在が居る)世界観の物語の総称。

概要

神座シリーズとも。噛み砕いて解説すると、時代ごとに異なる法則を敷く神がいて、その神が運営する宇宙の終わりの戦い、即ち神の交代劇のエピソードをそれぞれ描いている。神ごとに宇宙の法則や生命のあり方が大きく異なるため作品ごとにジャンルが変化するのが特徴。

また登場人物たちの特殊能力や名称、世界観設定は実在の神話・宗教・伝説から、詠唱は神話・戯曲・古典・詩篇をモチーフにしており特に能力を発動する際の詠唱声優の熱演も相まって作品やキャラクターの人気の一因となる重要な要素である。

エピソードは合計で10あり、発表済みが3つ、無期限凍結が3つ、制作中が1つ、未発表が3つとなっている。

以下各作品のネタバレが含まれるので注意

作品一覧

以下発売・発表順に記載。

PARADISE LOST

時代は第二神座。かつて神聖国家ソドムと呼ばれていた隔離街を舞台に死神の異名を持つ男と翼を持った少女の出会いから隔離街の勢力争い、やがて世界を大きく変える戦いへと発展していく。

作中において座のシステムなどについては触れられていないため、この作品がシリーズに含まれているのはDiesirae発売後の後付設定であった可能性が高い。ただ神の交代劇、詠唱などシリーズ共通の要素は既に存在していた。

Dies irae

時代は第四神座。魔人の集団聖槍十三騎士団と日常をこよなく愛する少年との死闘を描く。

神座というシステムを明確に描写するようになったのはこの作品から。

神咒神威神楽

時代は第六神座。諸外国からの脅威に対抗するため天魔が支配する穢土を攻略すべく集った東征軍の冒険活劇。

黒白のアヴェスター

時代は第一神座。あらゆる生命が強制的に善と悪とに二分され、宇宙規模で終わりのない闘争を続ける冥府魔道の物語。

現在、クリエイター支援プラットフォームEntyおよびFantiaにて製作・公開中。(毎週金曜19時頃更新)

未発表作品

第零神座

正確には神座の時代が始まる以前、宇宙規模の高度な文明が存在していた時代。

人類が偶然観測に成功した『全ての始まりとなった座標』(後の神座システムの起源と思われる)を巡り、宇宙戦争が勃発する。

黒白のアヴェスター制作完了後に製作予定とのこと。

第三神座

争いを消し去るため人間の個性を排除し、群体的構造のディストピアが完成した世界。

その世界が突如として「未知」の何かに襲われ、楽園であった第三神座は崩れ始めてゆく。

第五神座

輪廻転生の法により統一国家の誕生にまで至った世界。

だが、神の法に不満を持つ邪教団「転輪王の花輪」が神どころか神座世界そのものの破壊を狙い活動を始める。

第四神座の転生者で構成される「黄昏の騎士団」がそれに立ち向かうが…。

無期限凍結

Dies irae PANTHEON

時代は第七神座。シリーズの最終章に位置し、全ての謎を解き明かすべく史上最大の戦いが描かれる。また第八神座、第九神座も登場する予定。

しかし共同開発会社の2度の撤退・倒産により所属会社グリーンウッドが解散。現在、凍結状態(事実上の頓挫)にある。

用語集

こちらも参照

  • 神座

とも。シリーズの根幹となるシステム。主にその神の支配する宇宙・時代を指して神座と呼ぶ。

座を掌握した覇道神の性質が神座を介して伝播されることで宇宙の法則や生命のあり方が決定される。

神格とも。端的に言うならば自らの願い(渇望)より生じた異能を宇宙の法則として永久に展開するまでに昇華した者達。この能力の段階を流出または太極と呼ぶ。

主に世界や他者に対する願いをもつ覇道神と、自身に対する願いを持つ求道神に分類され神座に着くことができるのは覇道神のみである。

  • 偽神

擬似神格とも。覇道神から力の供給を受けることによって擬似的な流出・太極に至った者達。神格を除けば最上位の力を持つが自力で流出・太極に至っていないため本物の神格には敵わず、無論神座に着くこともできない。現在該当する者の多くは軍勢変生によるものでそれ以外には第六神座の擬似求道神が存在する。

  • 軍勢変生

一部の覇道神が有する能力。自身の覇道の下にある魂を率い擬似神格にする。これによって擬似神格となった者は覇道神の一部または分身のようなものとなり極めて強力な力を持つ(太極の設定上宇宙破壊級の力を持つ)。また求道型であっても覇道神同様、太極発動時に随神相が顕現する。

  • 随神相

ずいじんそう/カムナガラ。覇道神及び軍勢変生による偽神が流出・太極の発動時に顕現する巨大な偶像。有り体にいえば巨大なスタンド。他者を制圧するイメージが具現化されたものであるため求道神には存在しない。

  • 触覚

神座にいる覇道神が生み出す分身。彼らは宇宙そのものといえる存在のため主に触覚を用いて世界に干渉する。基本的に触覚はオリジナルと同じ容姿と人格をもつが、中にはオリジナルとは全く異なる者もいる。

  • 観測者

神座の交代劇においてその渦中に身を置き事を円滑に進め見届ける役目を負った者。神座システムそのものであるナラカの一人ヴァルナの触覚。

  • 神座一覧
神座神座名覇道神
第零神座事象地平戦線アーディティヤなし
第一神座善悪二元真我(アフラマズダ)【真我】ミトラ
第二神座堕天無慙楽土(パラダイスロスト)【無慙】マグサリオン
第三神座明星悲想天(ツォアル)【明星】ネロス・サタナイル
第四神座永劫水銀回帰(オメガ・エイヴィヒカイト)【水銀】メルクリウス
第四神座自滅因子修羅道黄金至高天(ドゥゾルスト・ディエスイレ)【黄金】ラインハルト・ハイドリヒ
第五神座黄昏輪廻転生(アニマ・エンテレケイア)【黄昏】マルグリット・ブルイユ
第五神座守護者無間刹那大紅蓮地獄(アルゾ・シュプラーハ・ツァラトゥストラ)【刹那】藤井蓮
第六神座波旬大欲界天狗道(マハーマーラ)【波旬】マーラ・パーピーヤス
第七神座曙光八百万(アマテラス)【曙光】ヒルメ
第八神座
第九神座

余談

「神座万象シリーズ」という名称はライターの正田崇曰く「神羅万象チョコのパクリ」とのこと。(ソース

正式な名称が決まる以前は「神様シリーズ」と呼ばれていた。

同ライターがシナリオを務めた戦神館シリーズでは劇中劇として登場。セルフパロディも多く存在する。

Dies等と同じブランドの『シルヴァリオサーガシリーズ』第一作『シルヴァリオ ヴェンデッタ』でも台詞パロディがある。

関連記事

神座万象シリーズの編集履歴

2020/05/04 23:46:58 版

編集者:titan55

編集内容:内容を編集