データ
レベル | 成熟期 |
---|---|
タイプ | 昆虫型 |
属性 | フリー |
必殺技 | フライングキック |
通常伎 | インフィニティドリーム |
初出 | ゲーム『デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー』 |
概要
ゲーム『デジモンストーリーサイバースルゥース』のスピンオフ作品、『ハッカーズメモリー』に登場したデジモンで、ストーリーに深く関わるデジモンである。
ゲームオリジナルのデジモンかと思われたが、2020年6月5日の公式サイトデジモンウェブのデジモン図鑑にてジュエルビーモンと共に追加され、公式イラストも追加された。
作中ではヒロインの御島エリカと彼女のパートナーとなったワームモンが、ジョグレス進化した姿となっている。
名前は標準中国語で『蝶』を意味する蝴蝶(フーディエ)、そして荘子の胡蝶の夢に由来する。
人型形態で、素顔を隠すマスクから蝶の翅が生えている。
フェアリモンのような妖精型デジモンではなく、昆虫型デジモンとされている。
最初の内は警戒心が強いが、親密度が増すと明るい表情や、とぼけた仕草を見せてくれる。
デジタルワールド各地を渡り、光の射す場所で優雅に舞い踊るフーディエモンは、デジタルワールドのバックアップ的存在と言われ、世界中の記録にアクセスし膨大な記録データを自身に保存している。
仮にデジタルワールドに異変が訪れて記録や記憶が失われても、フーディエモンが居れば、喪失したデータを復元する事が可能である。
必殺技は、大きく飛翔し飛び蹴りする『フライングキック』。
ゲームでは御島エリカの兄、御島龍司のパートナーデジモンのサイバードラモンが作中で進化するジャスティモンの必殺技『ジャスティスキック』と同じモーションとなっており、兄妹の絆を感じさせる演出となっている。
通常伎は、翅を羽ばたかせ鱗粉を風に乗せて撒き散らす『インフィニティドリーム』。
敵に使うと毒や痺れなどの状態異常を起こさせるが、本来の使い方はケガをした味方の痛みを和らげたり、気分を優れさせ等の回復技である(人によっては医療用麻薬を思わせる)。
キャノンビーモンのような昆虫を思わせるサイボーグ型デジモン、又は、ライラモンやリリモン等の妖精型の完全体へ進化する。
フーディエモンはデジモンシリーズ、取り分けデジモン四部作と呼ばれるアニメ作品群を元ネタとするオマージュなどが多く見られる。
デジモンアドベンチャーのオープニングテーマ曲、和田光司の『Butter-Fly』の歌詞、無限大な夢を英訳すると通常技の『インフィニティドリーム』となる。
デジモンアドベンチャー02にはワームモンをパートナーデジモンとする選ばれし子供、一乗寺賢が登場しており賢はエリカ同様にジャスティモンをパートナーとする、秋山遼と関わりが深いキャラクターとなっている。
また02の敵に利用された人間、及川悠紀夫が荒れ果てたデジタルワールドを再生させる為に、自身の蝕まれた体をエネルギーに変えた際、そのエネルギーは蝶を象り、デジタルワールドを巡り続けるフーディエモンの特性と合致する。
パートナーデジモンと融合する事で進化するのは、デジモンテイマーズのマトリックスエボリューションを髣髴とさせるが、成熟期相当のパワーという面では、スピリットエボリューションによる十闘士への進化を思わせる。
尚、初登場こそワームモンが進化していたが、姿形の類似性からこのデジモンから進化する事が多いものと思われる。