概要
レベル | 究極体 |
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タイプ | 魔王型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ダークネスクロウ、ダブルインパクト |
多くの悪魔型デジモンを統べる事が出来る能力を持ち、闇の軍団「ナイトメアソルジャーズ」の頂点に立てる実力が有りながら孤高を貫き、強者を求めて放浪を続ける一匹狼。
冷酷無比で非常にプライドの高い性格であるが、決して群れたり弱者を攻撃したりすることはない。
二丁のショットガン「ベレンヘーナ」(スペイン語で「ナス」)を愛用し、バイク型マシン「ベヒーモス」を乗りこなす。
(ちなみにベレンヘーナの名前の由来は、ベルゼブモン → ベルゼブブ → 蝿の悪魔 → ドゥルジ・ナス → ベレンヘーナ)
ブラストモード
レベル | 究極体 |
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タイプ | 魔王型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | デススリンガー、カオスフレア |
精神を極限まで高め、その真の力を解放した状態。より安定した精神状態を保っている。瞳の色は赤から緑に変わり、背に4枚の黒い翼が生え、「ベレンヘーナ」の他、右腕と一体化した陽電子砲を武器とする。
ベルゼブモンX
レベル | 究極体 |
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タイプ | 魔王型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | ダークネスクロウ、ダブルインパクト、グラトニーフレア、セブンス・フルクラスター |
仮面の色が紫から赤へ、右手が猛禽の様な三本指となり、左腕が「ベレンヘーナ」と一体化して背中から翼が生えるという、ブラストモードを彷彿させる様な変化を遂げた。
自在に形を変える意思を宿した紅蓮の炎「エル:エヴァンヘーリオ」をダークエリアから召喚する事が可能になり、「ベレンヘーナ」から魔弾として放ち、“暴食の冠”で威力を凝縮して放つ一撃を身に付けた。
この炎はダークエリアに堕ちた罪人の魂を裁き、救済する為に用いられるもので、魔王型の様な邪悪なデジモンはデジコアごと消滅させられてしまうのだが、X抗体を得たベルゼブモンは身を灼かれることがなく、炎の意思を押さえつけて自分の力として操る事が出来る。
各シリーズにおいて
デジモンテイマーズ
インプモン ⇒ ベルゼブモン |
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CV:高橋広樹
第19話でインダラモンの攻撃で重傷を負ったインプモンが、第27話でチャツラモンに唆されてデジタルワールドに引き込まれ、そこでスーツェーモンと契約を交わし、力を与えられて究極進化。対価としてタカト達を倒すよう命じられる。その際に性格もガキ大将だった進化前に比べ、力に溺れて傲慢かつ非情になっていた。
説得のために近付いたジュリのパートナーであるレオモンを斃し、そのデータを吸収(ロード)してしまう。この行為に激怒したタカトがギルモンをメギドラモンに進化させるが、ラピッドモンとタオモンの分身を吸収してさらにパワーアップし、ねじ伏せてしまう。
その後、新たなデジヴァイスによってデュークモンに進化したタカトとギルモンとも互角の戦いを演じるが、ガードロモンからの援護射撃に気を取られた隙を突かれて敗北した。
敗北後は力に溺れてレオモンを斃したことを後悔し、インプモンに退化。デ・リーパーに侵食されていくデジタルワールドに取り残されかけるも、レナモンによって現実世界へと脱出。その後、第43話にて現実世界でかつて一緒に暮らしていた幼い姉弟アイ&マコト(この時点ではまだデジヴァイスは現れていなかったため、正式なパートナーではない)と再会・和解し、改めて自力でベルゼブモンに進化しブラストモードに覚醒。デ・リーパーに立ち向かうタカト達と共闘する道を選ぶ(なおこの話は、2018年4月にBlu-ray Boxが発売された記念として行われた人気話数投票企画において、見事1位に輝いている)。
ちなみに右腕の陽電子砲は、マコトからもらったおもちゃの光線銃を昇華させたもの。のちにデ・リーパーとの戦闘で破壊されたときには、元のおもちゃに戻っている。
レオモンを斃した罪を償うためにデ・リーパーに囚われていたジュリを救おうと奮戦し、陽電子砲を壊されながらも中心部に到達。レオモンの獣王拳を使用してジュリを捕らえていたバリアを破壊するが、皮肉にもベルゼブモンがレオモンの技を使った事でレオモンの死を改めて自覚し、再び悲しみに沈んだジュリはベルゼブモンの救いの手を取る事なく、そのまま再生したバリアの中に閉じ込められてしまう。
それでもベルゼブモンは諦めずにジュリの救出を試みるも、デ・リーパーに不意打ちを喰らって瀕死の重傷を負い墜落、インプモンへと退化してしまった。
デジモンクロスウォーズ
CV:岸尾だいすけ
タイキと心を通わせ、彼らを守るために犠牲となったバアルモンが、死の間際に戦士としての在り方を見つめ、タイキの想いと女神の光によって転生した姿。
スターモン・サイバードラモンと並んで大幅なデザイン変更を受けており、ブラストモードをベースに、メカニカルさを追加したデザインとなった。本作では進化の概念が存在しないため、あくまで進化ではなく『転生』として扱われている。
因みに右腕の銃は取り外し可能で、外したら小型の銃が出てくる。これは転生前の名残と思われる。
他のデジモンがクロスローダーに入らなければゾーン間の移動ができないのに対し、単独でのゾーン間移動が可能。また飛行も可能なため、タイキ達のピンチに颯爽と現れる存在として活躍した。性格は転生前と同じく冷静だが、仲間想いで熱い一面も秘めている。自らに二度目の命を与えてくれたタイキに深い感謝と信頼を抱き、彼の力となる。
加えて、メルヴァモンとの微笑ましいやり取りも垣間見えた(ベルメル)。
余談だが、「デジモンクロスフィギュアシリーズ」のベルゼブモンにはインプモンのデジメモリが付属している。過去のアニメシリーズを踏まえたネタなのかもしれない。
デジモンカードゲームでの世代は究極体だろうと思いきやなぜだか完全体。そう、完全体なのである。
進化方法は元ネタを踏まえて、七大魔王デジモンをダークエリアに送る事で召喚できる。
以上の通り、ベルゼブモンは七大魔王の中で唯一主人公陣営に付いた存在でもある。
それもあってか、元々人気のある七大魔王という勢力の中でも特に高い人気を誇っているようで、pixivの漫画・イラストの投稿数も7体の中で一番多い。