概要
CV:野中藍(NEXONアプリ版)/伊藤かな恵(1期アニメ版〜)
最も一般的なオオカミで、数多くの亜種が存在するタイリクオオカミのフレンズ。
髪は癖毛のウルフカットで、瞳は右が金、左がターコイズのオッドアイ。
胸は公式イラストの時点で大きく、ファンアート等でもそれに倣ったものが多い。
「オオカミ族の結束力は高いわ。みんなをよろしくね」
NEXONアプリ版
ネコ目イヌ科イヌ属のタイリクオオカミよ。
一匹狼、なんて言葉があるけど、案外そんなことないのよね。
コミュニケーション能力は結構高い方だから友達は多いわ。
身振りや手ぶり、表情や声、全部使って仲良くなるの。
お淑やかな振る舞いをする一方で社交性の高さから交友関係も広く、仲間思いなその様はさながらおっぱいのついたイケメンといったところ。
特に他のオオカミのフレンズ達からは強く慕われており、彼女らによって結成された「タイリクシスターズ」と呼ばれる親衛隊が存在している。
メインストーリーの終盤では「パークセントラル」にて、イタリアオオカミと共に登場。
レアリティ☆4のクール属性。
攻撃タイプは近距離型。
グループはオオカミ連盟に所属。
所有スキルは20秒間敵全体の攻撃力が10%下がる「ムーンライトエコー」。
1期アニメ版
「私は作家のタイリクオオカミ。原稿の下書き中なんだ」
第10話に登場。
作家を自称しており、アリツカゲラ(アリツさんと愛称で呼んでいる)の経営するロッジに逗留して漫画を執筆している(なお、刊行にははかせの協力を受けているとのこと)。
また、NEXON時代と比較すると口調が中性的になっている。
落ち着きのある大人びた雰囲気とは裏腹に、嘘で相手をからかうという悪癖を持っており、同じくロッジを訪れたフレンズにセルリアンにまつわる怪談話を吹き込んで怖がらせてからかい、同時にその驚き怯える顔を自身の漫画の被写体にしている。
「良い顔、頂き(頂いたよ、頂きました等)」。
これはそんな彼女を象徴する台詞でもある。
かばんたちも、ロッジに滞在している間は彼女の作り話(※)に驚かされ、普段誰にでも好意的なサーバルでさえこのときは珍しく怒ってみせた。
※…アプリ版の話と酷似しているので、恐らく何らかの伝聞等を元にしたと思われる。
しかし、結果的にこの性格が災いし、かばんたちの滞在中に起こった怪現象事件ではサーバルや(自称・探偵の)アミメキリンから事あるごとに犯人として疑われ、自身も同じ怪現象を体験した際にもサーバルからなかなか信じてもらえないなど、まさに『オオカミ少年』の展開を踏襲することとなった。
その際にあげた悲鳴から、彼女自身も怖がりである事がうかがい知れる。
騒動の解決後、彼女が『ほらーたんていぎろぎろ』なる漫画の原作者であることが発覚し、実はその漫画のファンであるというアミメキリンからは手の平を返すように慕われるようになった。かばんを追っているアライさんたちとの会話シーンでは、そばで聞いていたキリンから「先生」と呼ばれ、次の作品に期待を寄せられていた。
最終話にてかばんの危機に駆けつける。同じ捕食動物のジャガーと連携し、敵に強力な一撃を放った。
「現実の方がホラー、だ・け・ど・も!」
Bパートのパーティーでは、キタキツネとアメリカビーバーに『ほらーたんていぎろぎろ』を披露していた。
この描写だけを見ると文字を使っておらず、漫画と言うより紙芝居に近い。文字の代わりに肉球の手形が随所に描かれており何らかの意味を持たせていると思われるが、残念ながらヒトには解読されていない。
2期アニメ版
8話の次回予告パートに登場。
元から何も書かれていない原稿をアミメキリンに見せて「見てごらん……原稿が白紙だ」と聞く人が聞けば精神的大ダメージになりかねない言葉で嘯いている。
その後、気分転換として外で遊ぶ事を提案するアミメキリンが取り出したフリスビーに「君がそこまで言うなら仕方ない」と冷静な口調ながらも目を輝かせ尻尾を振っていた。
先生、締め切り間に合いますか?
コミカライズ版
予告漫画に登場。6話扉絵にあった各物件の貼り紙の『巣の外観と見取り図の部分』を描いたのがオオカミであることと、伝えたい内容を絵図で表すアイデア自体は『"ティーカップの絵文字"の人』のものであることが分かる話なのだが…やはりあの子のことなのだろうか?
フライコミック版
2話にてコンビニのお客として初登場。
コミック版では(というかコミック版以外の全てフレンズを含めても)非常に珍しい 至極真っ当な常識人のフレンズで、キタキツネの行動に困っていた菜々からは(心の中で)美しくて礼儀正しくて綺麗なお姉様と言われている。
その後は4話でパーティーの参加者として1コマだけ顔を見せている。
ブシモアプリ版
3月初旬のアップデートにて新規登場。主な活動時間は夜。
同時期に追加された遊び道具「執筆テーブル」等を好む傾向にある。
なお、頭身やデザインがぱびりおんの作風に変更されている為、美人のお姉様な雰囲気は鳴りを潜め、胸も控えめになっている。
性格などはアニメ版に準拠しており、こちらでも漫画の執筆に勤しんでいる。
アミメキリンとのけもトークによると、アニメ版同様にホラー探偵ギロギロの新作を執筆している事が分かる(この時点ではまだ完成していない模様)。
本人曰く「そうさくいよく」が湧くとの事で、ジャパリカフェのあるこうざんエリアをはじめ各地によく出向いている。
珍しい行動は「原稿を描く」。「執筆テーブル」で披露する。
羽根ペンで執筆作業を進めるが、時折手を止めて物思いにふけるように目を閉じる。
GOODROIDアプリ版
期間限定イベント「おねがい!たなばたのほしぞら」にて初登場。
漫画を描いていたり、怖い話で他のフレンズからいい顔を頂くなど、設定や性格はアニメ版に近い。
イベントストーリーではトキに宿ってしまった織姫が彦星の元へ行ける方法を探す為、イリオモテヤマネコやツチノコと共にしりょうかんへと赴く事となる。
ゲーム内では同イベントの上級及び超級のステージのクリア報酬として、低確率でドロップする(復刻後はランキング報酬としても入手できた)。
レアリティ☆4で、動物グループは赤。
得意地形は森林・夜、苦手地形は水辺。
けもパワーは味方のぼうぎょを2ターン小アップ。
所有わざは味方全員のつよさを4ターンの間中アップする「月夜のわおーん!」。
けものフレンズピクロス
みまもりフレンズとして、イラストAでのみ設定可能。
どの項目で設定可能なのかは、けものフレンズピクロスの記事を参照。
ピクロスでは、85問目に登場。問題サイズは15×15。
メガピクロスでは、111問目に登場。問題サイズは15×15。
セガゲーム版
アプリ版
性格や設定はNEXON版準拠となっており、交友関係が広く気配りもできるお姉さん。
自らを「オオカミ族のまとめ役」と称し、自らと同じオオカミの仲間達を妹と呼んでいる。
メインシナリオでは7章に登場。
ホッカイチホーで増殖する白セルリアン駆除作戦の討伐メンバーとして招集される。
彼女自身は前衛の戦闘には参加せず、行方を晦ましたフリッキーの捜索をドールと共に担当する。
また、他のフレンズが主役のフレンズストーリーにも登場する機会が多く
地面に絵を描いてみたり、肝試しで怖い話をしてみたりと、
アニメ版における漫画家キャラの片鱗を覗かせる事もある。
ゲーム内では初回開催のセルリアン大掃除イベントに伴い実装されたプレミアムピックアップしょうたいより新規追加された。
初期けも級は☆4。属性はフレンドリー。
特筆すべきはその高い攻撃力。キタキツネ登場以降はその頂点を譲り渡す事になったが
それでも未だ上位に位置している辺り、「オオカミ族のまとめ役」は伊達ではないという所か。
アタッカーとして頼れる反面、体力や守備力は低め。回避率はそこそこ高いものの、連続して攻撃を受けると
ピンチになりかねないので注意。この打たれ弱さに関しては、星4フォトの「カリスマ美容師アルパカ・スリ」を持たせたり
フレンドリー属性統一編成にして、星3フォトの「ジャキーン!」を複数枚持たせたりして
体力回復量を多めに確保しておく事でフォローが可能。
単体でも十分な強さを持つが、キセキとくせいを習得したドール、アルパカ・スリ
ヘラジカと組ませると更に高いダメージを叩き出せる。
とくせい | ハイイロ連盟 | バトル開始時フレンドリー属性の味方のMP4増加+ステージが夜の場合、自身の与ダメージ10%増加 |
---|---|---|
キセキとくせい | 遠吠え | 与ダメージ15%増加+自身がギブアップ状態時、フレンドリー属性の味方の与ダメージ10%増加 |
たいきスキル | ウォーミングアップ! | 2ターン与ダメージ12%増加&フレンドリー属性の味方のすやすや耐性(高)増加 |
とくいわざ | グレイ・ロール・ブレイク | 敵単体に120%のダメージ |
けものミラクル | ムーンライトハンティング | 敵単体に大ダメージ&高確率で2ターン被ダメージ増加 |
アーケード版
2020/7/3よりヘラジカと共に実装された。
レアリティ | SR |
---|---|
属性 | きずな |
得意なエリア | ジャングル |
元気な時間帯 | 夜 |
けものミラクル | ムーンライトハンティング |
コラボレーション
しろくろジョーカー
けものフレンズぱびりおんとの相互コラボイベントにて、期間限定で入手できる動く銅像として登場。
銅像建築には、指定のスポットで位置登録をすると獲得できるパビリコインを使用する必要がある。
余談
タイリクオオカミの瞳は子供の時には虹彩の色素沈着が薄いために青い瞳で、大人になる事で
色素沈着が進んで黄色い瞳になる。そのため沈着の進み具合によってはオッドアイになる事もある。
吉崎観音氏がその辺も踏まえて彼女をオッドアイにしたかは不明。
共演に関する余談
1期アニメ第12話では同じ夜行性猛獣であるジャガーと同時攻撃を放ったが、共通点として古くは神として崇められてきたことが挙げられる。
ちなみにとあるバトル漫画ではオオカミをモデルにしたキャラがキリンの相方として登場し、ジャガー…もといヒョウとは著しく仲が悪いという設定であったが、恐らく関係ない。