データ
別名 | 邪悪生命体 |
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身長 | 83m |
体重 | 12万7000t |
出現地 | 火星 |
概要
『ウルトラマングレート』に登場した怪獣。
宇宙の全ての生命を自身に取り込み、滅ぼそうと企んだ悪魔の生命体。
剥き出しの脳や特異極まりない顔面のデザイン、触手を無数に生やした巨大なナメクジの様な胴体と、クトゥルフ神話に登場しても全く違和感のないようなグロテスクな姿をしており、両腕の長い鞭でこれを使用して相手を打倒したり怯ませたりする。
劇中では火星調査に訪れていたジャック・シンドーとスタンレー・ハガードの前に出現し、二人の乗ってきた宇宙船を破壊してスタンレーを殺害した。その直後に現れたウルトラマングレートと戦闘になり、バーニングプラズマを二発撃ち込まれて倒れたところにディゾルバーを照射されて消滅した。しかし、しぶとく細胞状態になって地球に飛来し、他の生物を邪悪大怪獣に変貌させてオーストラリア各地を侵略。後により強力になったゴーデス(第2形態)として復活した。
なお、一説によればその正体は知性を兼ね備えた『レトロウイルス』と呼ばれるウイルスの集合体だといわれているが詳細は不明である。
ゴーデス細胞
ゴーデスの身体を形成する細胞。
細胞一つ一つがゴーデスの意思によって自在に動くことが可能であり、ゴーデスの身体をいかにバラバラに切り刻もうが、破片そのものを完全に崩壊させない限り、討滅することは出来ない。
ゴーデス細胞は触れた生物を怪獣に変えることが可能で、寄生した生物をゴーデスの傀儡として操ることができる。また、化石などの死体や無機物、しまいには幽霊や神様など肉体を持たない相手とも合体することが可能(流石に後者の場合は肉体となる物質や生物が必要)。ゴーデスはこの能力により、いずれ宇宙の全てと融合しようと目論んでいた。…何兆年かかるんだ?
作り出された怪獣は以下の通り。
- ブローズ:両生類の一種と合体した姿。
- ゲルカドン:少年の怨念の心を依代とし、化石と合体した姿。
- デガンジャ:風神の魂を依代とし、有袋類タスマニアデビルの死骸と合体した姿。
- バランガス:スタンレー・ハガードの死体と合体した姿。
『ウルトラマン超闘士激伝』では設定が異なっており、「生体エネルギーを吸収しゴーデス本体に渡す微生物」という扱いになっていた。これによりゴーデスは銀河最強武闘会に参加したつわものたちからエネルギーを奪い、海魔神コダラーに与えていた。
海外作品出典という都合上、客演が非常に難しい立場にあるが、アトラクションショーではそうでも無いらしく、『ウルトラマンフェスティバル2004』ライブステージ第1部ではキーワードとして登場。ウルトラ戦士への復讐に燃えるヤプール人が利用を目論んだ。最終決戦ではゴーデス細胞と融合してゴーデス(第一形態)を生み出したが、ウルトラマン、セブン、エース、グレート、コスモス、ジャスティスの合体光線で爆散した。第2部でもラスボスとして登場し、当時のニューヒーローだったウルトラマンネクサスを初めとする戦士の合体光線に敗れた。
余談
第2形態の登場が元々予定されていため、それよりは弱く見えなくてはならないという設定でデザインされた。
デザインのNG案では、サソリのようなものとなっていた。