「飛べねえんだよ、オレは…」
プロフィール
身長 | 165cm |
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体重 | 78kg |
趣味 | 食うこと、釣り、狩猟、昼寝 |
好きな食べ物 | 野豚の丸焼き |
好きな乗り物 | ひろったエアカー |
声 | 田中真弓 |
概要
初登場はピッコロ大魔王編。狩猟しながら放浪する生活を送っており、ドラゴンボールの一星球を持っていたことから、孫悟空と暫くの間同行することになる。
驚愕すべきは、初登場時の強さであり、戦闘力180と、タンバリンに圧勝した悟空とほぼ互角の実力を持っている。
これはこの時点の悟空と天津飯以外の亀仙流・鶴仙流の全ての人間を超えており、我流でこの域に到達したという事は素質だけで言えば地球人最強であったといえる。
後のパワーアップした強さや披露した能力からして、パワー面では天津飯以上のピッコロにも匹敵する潜在能力を持つことが暗示され、ごく短時間の攻防だったとはいえ初対面時に悟空とほぼ互角の戦いを演じて見せた以上、後付けで戦闘力を設定する際に、それ位の数値にしないとツジツマが合わなかったとも考えられる。
武道会の時点ですら悟空の実力が天津飯にまともなぶつかり合いを避けて場外を狙わせる程だった事、武道会で力を使い果たしタンバリンにぶちのめされてから完全回復した悟空がサイヤ人の特性で力が底上げされているだろう点、ヤジロベー戦時の悟空が相手を四星球を盗みクリリンを殺した仇の仲間だと思い込んでいた以上、加減も何もない全力だっただろう点、諸々の要素を総合的に判断すれば、もっと高い数値でないと不自然なくらいである。
しかし、修行嫌いと物臭な性格のためか最終的な戦闘力は神様の元で強制的に修行させられた時の970。
これだけの素質を持った男が修行嫌いというのは何とも惜しい話であるが、これがヤジロベーの良さなのかもしれない。
剣術の達人
日本刀の使い手であり、魔族であるシンバルを一閃するなど剣術の達人。
ピッコロ大魔王も「この世に我が魔族の戦士を倒せる奴がおるというのか」と驚いていた。
刀は、頑丈にできているサイヤ人の戦闘ジャケットも斬る程の切れ味を持っている。
悟空とカリン塔に登ってからは、カリン塔に住み着き、カリン様や神様の使いとして仙豆を届ける等の目的で悟空たちの元へ訪れることもある。
危険な闘いを敬遠したり、ベジータに殺されそうになった際に嘆願したりと、臆病でものぐさでやたらと人間くさい一面もあるが、ベジータの最初の地球襲来時の闘いでは大猿に変身したベジータの尾を刀で斬り落として元に戻し、さらにベジータに斬りつけて悟飯の命を救うなどここ一番では活躍を見せている。
その後の活躍
上述の通りサイヤ人編の折、クリリンや天津飯たちと共に神様の元で修行をしたきり、恐らくパワーアップはしていない。神様の修行で相手の気を探ることはできるようになったものの、舞空術は習得しておらず、人造人間編でどうして参戦しないのかと詰め寄るブルマに対し「飛べない(ので駆けつけようがない)」と答えている。気功波については、もちろん初登場時から実力的には簡単に使えるレベルだったが、当時は気についての認識が無く気功波の類を見ても「変な雷を出しやがる」などと言っていた。その後、神様の修行で気の体感をした際にも改めて技として習得したかどうか不明。
原作や漫画版『ドラゴンボール超』では登場していないが、アニメ版では未来ヤジロベーも登場している。人造人間編時点ではまだ現代ヤジロベーと同じ容姿だが、未来トランクス編で再登場したときには無精ひげを生やしていた。
原作では人造人間との闘いに参加したかどうか言及はなかったが、アニメにて補完され、人造人間に立ち向かっていたことがトランクスの回想で描かれた。
その結果死亡したと思われていたが、実はカリン様から最後の仙豆をもらって生き延びていたことがアニメ版の『ドラゴンボール超』にて判明した。
57話で悟空ブラックとザマスにトドメを刺されそうになった悟空とトランクスを救出する際に「引きづるのはやめてくれ」と言う悟空に対してもやはり「飛べないから無理」と返しているので、舞空術ができないのは相変わらずなようである。
余談
声がクリリンそっくりという設定から、
アニメでは中の人も同じで、演じ分けのために名古屋弁で話す。
劇場版「絶望の未来」にて、未来トランクスがいた時代のヤジロベーは、18号が放った気功波で胸をブチ抜かれて殺されたことが語られている。戦う意志はあったようで殺されるシーンでは折れた刀を持っていた。