改めて自己紹介ね、鬼崎きららよ。私の力とあんたの頭があれば、敵はいないわ!
プロフィール
概要
五車学園三年生。ふうま小太郎の先輩。鬼族と人間のハーフで、霜の鬼神と呼ばれた高位鬼族の母から冷気を操る力を、対魔忍であった父から忍法を受け継いだハイブリッド対魔忍。
母親譲りの冷気を操る力は強力で、一瞬で空気中の水分を凍結させて氷の盾を作ったり、冷気を纏った拳で敵を凍結させたりすることもできる。
しかし後述する父との確執から忍法の使用は封じており、彼女がどんな忍法を使うのか知っている者はいなかった。
鬼族の特徴である角が頭の横に生えているが、幼い時からのコンプレックスであるため、普段は大きなリボンともさもさのツインテールで隠している。
理由は自身の爆乳と合わさって、「鬼というより乳牛」と思っているからとのこと(しかし、”信頼している”ふうまにだけは”その角”も披露した)。ちなみに、陥没乳首。
大好きだった母を父によって殺された過去があり(アサギ曰く「痛ましい事件」)、それが原因で父ひいては男に対して強い不信を抱くようになる。
基本的に男嫌いで、男は全員ケダモノだと思っている(もちろん、自身のスタイルが”良すぎる”せいでもあり、そういう”目”で見られることにも敏感になっているせいで、余計に嫌っている部分もある)。
チャプター12
初登場。当初は男であるふうまに対しても冷たくあしらい、隊長であるにも関わらず何も力を持たない彼を侮蔑して度々に罵倒していたため、彼とは険悪な雰囲気になっていた。
が、任務で一緒になった際に二車一派の幹部矢車弥右衛門との戦闘で、ふうまの指示に従わず突出したために不意を突かれて負傷し、その際に彼が身を挺してボロボロになりながらも自分を守り、回復する時間を稼いでくれたおかげで撃退に成功、これを機にそれまでの悪辣な態度を反省し、ふうまに今までの非礼を謝罪して彼と和解する。
また、この出来事がきっかけでふうまに好意を抱き、以降は素直に接するようになり、彼とのコンビで伝説的な魔女であるエウリュアレーも打ち破っている。
ちなみに、男である鹿之助とも接しているが、なぜかふうま程嫌悪感を見せておらず、蛇子への態度同様、最初から友好的に接していた。
このことから、「きららは鹿之助を女と勘違いしている頭対魔忍」なんてネタにされたりしている(まあ、実際パッと見では女性にしか見えない風貌をしているので無理もなかったりするが)。
一応、彼のことは「鹿之助くん」と呼んでいるため、男であることは分かっているようである。
チャプター14
相州蛇子、上原鹿之助、秋山凜子、喜瀬蛍、獅子神自斎、上月佐那と共に水城家およびクリア・ローベルを敵襲の手から守る活躍を見せた。
イベント「恋と友情のハロウィンナイト」
同じくふうまを熱愛する幼馴染である心願寺紅と遭遇して共闘。
彼女は紅の「大好きな幼馴染」を蛇子、紅の方はきららの「放っておけない後輩」を鹿之助と誤解した事もあり、良き友人関係となっている。
因みに、紅も「魔族と人間のハーフ」「母親を父親に散々利用された末に失う(正確には妹による母殺しを黙認した)」と言う良く似た境遇であると同時に、対魔忍もノマドも似た様な性格を有している現実を示している(きららの父がどういう経緯でなぜ妻を殺めたのかまだ詳細不明だが)。
チャプター26
風紀隊として殺人鬼の調査をしているふうま達と稲毛屋で偶然遭遇。委員会の帰りだったらしい。
同級生の穂稀なお、死々村孤路とは友達同士ということが発覚した。
なおからは「なんでも氷漬けにしちゃうから可愛くない」、孤路からも「証拠も凍らせて面倒」と、脳筋扱いされている。実際そうなんだから仕方がない。
その後、風紀隊の後を追うように、斉藤家へ突入。
咲志乃の夢遁の術でピンチに陥っていた風紀隊を救助した。
この時、珍しく頭を使い、夢遁で眠る前に冷気を出しておくことで、夢の世界でも冷気で咲志乃を攻撃出来た。
その後も、風紀隊と同行し、斉藤半次郎と激闘を繰り広げる。
半次郎の隙をつき、氷漬けにして粉々に砕き、引導を渡した。
だが、もう一人の殺人鬼であった斉藤半三には孤路が人質にとられていることもあって、なくなく見逃すこととなった。
イベント「バニー対魔忍とカジノ・ラビリンス」
ふうま、神村舞華、喜瀬蛍、星乃深月と共に、ヨミハラの大カジノ『ラビリンス』へバニースーツを着て潜入。
指紋認証の金庫を開けるため、なくなくオークのオーナーに変わり身の術で変身する羽目になった。
ふうまの普段と違う言動に舞華同様、違和感を感じ、偽物と入れ替わっていることに気づき、本物のふうまを救出する。
本物と偽物のふうまが同時にいる状況で、「変わり身の術で最初からふうまと入れ替わっている」と嘘をつき、偽物の正体であるミスター・フールが騙されてきららに変身し、偽物を暴く活躍をした。
戦闘面
母譲りの高い身体能力と冷気を操る能力を組み合わせて戦うガチガチのパワーファイター。
一瞬で空気中の水分を凍結させて盾を作ったり、拳に冷気を纏ってクローを形成したり、果ては敵の身体そのものを凍結させるといったことまでできる。その冷気は冷たすぎて低温火傷になるほど。
必殺技は足先に冷気を最大限にチャージして地面を踏み抜き、広範囲の敵を凍結させたうえで両手を組み直進、拳で粉砕する『凍奔征走』(東奔西走の捩り)。
弱点として、クールタイムやため時間があり、そこを狙われると危険。
なお、きらら曰く肌を露出させないと冷気が篭るとのことで、対魔忍スーツは他の対魔忍に比べて非常に露出度が高い。当人もプレイヤー(ふうま)に対して「やっぱり気になるのね、この服」と言っていることから、「好んで着ている」訳ではないようである。
変わり身の術
父から受け継いだ忍術。
前述の通り、父への不信感から、この忍法を封印していた。
が、大魔女であるエウリュアレーとの戦闘時、ふうまの説得もあり、使用。
能力は「相手に触れ忍法を発動させる事で声や姿を含めて完全に入れ替わる」というもの。
ふうまと入れ替わる作戦でエウリュアレーから冷気をチャージする隙を作り出すことに成功。
勝利への一手となった。
また、アミダハラ監獄への潜入の際や、指紋認証などにも使用された。
派手さはないが優秀な忍術。
余談
このデザイン及びツンデレなキャラクター像からか、登場初期から高い人気を誇っており、非公式だがwikiで実施されたキャラクター人気投票では、486票を獲得して2019年の時点で全キャラ中第7位になるほどで本作の方向性を明確にしたキャラと思われる。
最高レアのSRキャラとして実装したときには各SNSで無惨なひまわり(※1)が咲き誇る自体になった。
生みの親である葵渚氏にとってもお気に入りのキャラであり、実装日から約526連で5枚引き当てるという愛の深さを見せている。また、Twitter上で「個人的」ではあるものの、ふうまとの「イチャラブ物語」を漫画で掲載したり、線画ではあるが数々の作品を上げたりしている。更にこのTwitterでの場でだけ、「甲河アスカ」と「ふうまを取り合う?」ような描写があったりする。
(※1)11連ガチャを引いた際、11枚すべてがただのRキャラだったときのこと。いわば爆死。
黄色一色のカードが円状に並ぶことからまるでひまわりに見えるといつしか定着した。
その人気から、同時並行して展開されている『アクション対魔忍』への参戦を期待する声もある(『アクション対魔忍』公式がツイッター上で行ったアンケートでもかなりの人が彼女の参戦を熱望するリプを返している)。
ただ、同作は全年齢向けの作品として展開する関係上、彼女の場合、特にその露出の多さがネックになるのではとも言われている(実際、iOS版ではキャラの露出が大幅に減らされているため、無事実装できたとしてもデザインに何らかの手が加わる可能性は否定できないだろう)。