曖昧さ回避
- 英語で「行き止まり」を意味する単語(Deadend)。
- 玩具『トランスフォーマー』シリーズに登場するキャラクター(詳しくはスタントロン及びビーストウォーズネオを参照)。
- ゲームの主人公が死ぬことでエンディングを迎えること。
- 日本のロックバンド⇒DEADEND
- WEB小説『ニンジャスレイヤー』に登場するキャラクター⇒デッドエンド(ニンジャスレイヤー)
- 仮面ライダー龍騎のオルタナティブ・ゼロの必殺技。
本項では3、6について解説する。
ゲーム用語としてのデッドエンド
このエンドではプレイヤーサイドの登場人物に死者が出るのが特徴で、一般的にバッドエンドの中でもとりわけ最悪の部類に入る。
ただし、この言葉はどちらかというと「他者に殺害されて悲劇的な結末を迎える」という意味合いが強く、広義に死んで終わる、例えば老衰や全力を尽くした末に力尽きて死んでしまうなど穏やかな死を迎えた場合には使用されない。
マルチエンディングタイプのゲームには、特定の条件を満たせなかった場合や選択を間違えた場合の1つの結末としてにバッドエンドが用意されている物が多い。
例えば、RPGであれば世界を救えずに冒険が終了する所謂ゲームオーバーの他にも「世界は救ったがヒロインを救えなかった」といったケースのように、ゲームとしての最終目的を達成ししてはいるものの主人公サイドの登場人物にとっては幸せな結末とは言い難いエンディングもある。
これらのエンディングの中でも「主人公が死亡してしまう」ことで物語の幕を閉じる展開がデッドエンドである。
プレイヤーは主人公に感情移入したり、そうでなくともゲームの始まりから終わりまで主人公を操作することになるため、そんな主人公が死ぬ、というのは多かれ少なかれプレイヤーにとって後味の悪い印象を与えることになるだろう。
国内のゲームにおいてRPGでデッドエンドを迎えるというケースは少なく、むしろアドベンチャーゲームに多いのでは無いかと思われる。逆にRPGでデッドエンドが物語の結末として用意されている場合、物語の既定路線として回避できない場合がある。
バッドエンドの場合は物語が悪い結末を迎えてしまったことを意味するが、デッドエンドだとゲームオーバーとほぼ同義で使われることが多い。
デッドエンドの一例
ファイナルベントとしてのデッドエンド
香川英行が変身するオルタナティブ・ゼロ(以下ゼロ)及び仲村創が変身するオルタナティブのファイナルベントで、攻撃力はサバイブ並みの8000AP。
劇中ではゼロがナイトサバイブの疾風断に対抗するために発動、初披露された。
発動すると契約モンスターであるサイコローグがバイクモード「サイコローダー」に変形。それに跨り、横に高速スピンしながら相手に突っ込んでいくというもので、一部の視聴者からは通称として「交通事故」と呼ばれている。
その様はまさにシュールの一言に限る。
ゼロは発動したが、オルタナティブは発動する前に仮面ライダータイガのファイナルベントの餌食となり死亡。披露されることはなかった。
恐らくはゼロと同じ技だったと思われる。
因みにサイコローグをバイクに変形させる専用カードの「ホイールベント」というものがあるが、ファイナルベントを発動した時点で勝手に変形するのでこちらのカードも披露されることはなかった。
バイクに乗りたいだけという時に使用するものだと思われる。