概要
医者の姿をしたマリオが三色のカプセルを使って、三色のウイルスを消していくパズルゲーム。
ルールは、6通りある組み合わせからランダムに投げられるカプセルを、縦か横1列に同じ色を、ウイルスを含め4つ以上繋げて消していく。
ビンの中にいるウイルスをすべて消せばステージクリアだが、その前に上(=ビンの入り口)までカプセルが積み上がってしまうとゲームオーバーとなる。
基本操作は、十字ボタン左右でカプセルの移動、十字ボタン下でカプセルを高速落下、Aボタンでカプセルが右回転、Bボタンでカプセルが左回転する。
大乱闘スマッシュブラザーズ
マリオのモデル替えキャラ(モデルチェンジファイター)として『DX』から参戦。
スマブラDX
『DX』でのコンセプトは「異ならないところが異なるところ」。
フィギュア説明では「少し運動不足がたたっているらしい」と書かれているが、この頃の機動力はまだマリオと同程度であった。
カベジャンプが使えない、横スマッシュ攻撃のリーチがとても短い、通常空中攻撃の角度の違いなど、以降のドクターマリオには見られない差別点も。
フィギュア説明では「少し運動不足がたたっているらしい」と書かれているが、この頃の機動力はまだマリオと同程度であった。
カベジャンプが使えない、横スマッシュ攻撃のリーチがとても短い、通常空中攻撃の角度の違いなど、以降のドクターマリオには見られない差別点も。
カラーバリエーションは白、薄赤、青+紫、緑+黄色、黒の5色。
中でも特に目を引くのが黒カラーである。白のイメージの強いドクターマリオにとって対照的となる黒故、そのかっこよさから特に人気のカラー。
桜井政博氏曰く無免許医のウワサあり。。
スマブラX
Xでは参戦せず、原作のBGMのアレンジとシールが収録されるのみの登場となった。
スマブラfor
モデルチェンジ枠の復活に伴ってか、『for』で真っ先に『DX』からの復帰を果たす。
デザインが『Dr. MARIO & 細菌撲滅』をベースとしたものに変更され、ネクタイを着けるようになった。黒いジーンズは健在。DLCではない復活ファイターは彼が最初。
コンセプトは「ちょっと重くて攻撃力のあるマリオ」。
マリオ流用しつつも攻撃力や機動力に倍率補正をかけているのが特徴。下空中攻撃と下必殺ワザも『DX』準拠となっている。ワザの構成はマリオとほぼ同じだが、ダメージやベクトルなど細かい部分が差別化されている。全体的に一撃が重たく、マリオに比べ多彩な撃墜手段を持つパワーファイター。ワザが全体的に重いため、上強攻撃や後空中攻撃はフィニッシュに使える程強烈な威力。
つかみ攻撃も威力だけなら全キャラ中最強(白ピクミンは除く)。
横スマッシュ攻撃「心臓マッサージ」はリーチの短さがやや改善された他、マッサージの名の通り根本の腕の部分の威力の高いという、マリオの「ファイア掌底」とは対照的な性能になっている。
中でも前空中攻撃の「ドクターグーパンチ」は、マリオの「メテオナックル」と異なり、メテオを持たない代わりに出だしに強烈なふっとばし力を得ている。そのふっとばし力があまりにも強烈なため、ドクターマリオ使いからは高学歴パンチ、高学歴グーパン等と呼ばれていたりする。
横スマッシュ攻撃「心臓マッサージ」は根本の腕の部分の威力が高い、マリオの「ファイア掌底」とは対照的な性能になっている。マリオとルイージの要素を合わせたような側面も持っている。
下空中攻撃は『DX』でも使っていた「ドリルキック」。隙が少ないうえに下方向への判定が強いという、マリオとは使い勝手がまるで異なるワザになっている。同じワザのルイージと比べると、こちらは連続ヒットで持続も長い。
下必殺ワザも『DX』と同じく「ドクタートルネード」。
上必殺ワザ「スーパージャンプパンチ」は単発ヒットに変更され、ルイージほどではないが出だしを当てると強くふっとばす。
反面、『DX』のフィギュア説明に合わせてかスピードやジャンプ力がかなり低く設定されており、復帰力が絶望的に低い。『DX』と違いカベジャンプは出来るものの、カベジャンプできないステージでの縦復帰は絶望的。トルネードは浮きはするが、硬直が長く縦にはほぼ使えないので、あまり強く下に落とされると厳しい。斜め下はいわずもがな。
最後の切りふだは「ドクターファイナル」で謂わばマリオファイナルのカプセルバージョン。抜けられやすく拡散力は劣るが威力と判定はマリオより優れている。
登場演出はドクターマリオを覆うカプセルのタワーに一組のカプセルが落ちてきて、カプセルのタワーが消えながら姿を現すというなかなか洒落たもの。カプセルパターンは固定で、よく見るとちゃんと連鎖が決まっている
スマブラSP
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でも続投
前作より攻撃力がさらに上がった他、下空中攻撃が両足で踏み落とす「全力メテオキック」というメテオワザに変化。後投げが『for』までは前投げとしての名称だった「ヒコーキ投げ」になったがモーションは異なる。投げ全体でもトップクラスのふっとばし力を誇り、撃墜手段がより増えた。
また「スーパーシーツ」のモーションが、足元のシーツを下から上へ振り上げるという独自のものに変更された。かなり差別化が進んだ
一見マリオと同じように見えて、中身は全く違うといっても過言ではないぐらいに差別化されており、その関係はリンクとトゥーンリンクに近いものとなっている。
他のモデルチェンジファイターと比べても特に差別化が大きく、操作しているプレイヤーのみならず、ドクターマリオの相手をしているプレイヤーからしても、マリオとはまるで別のキャラのように感じることだろう。
ただオンライン対戦では比較的に使用率は低い。
前作よりも撃墜面の強化で撃墜手段が増え、マリオより攻撃性能は高いものの、ゲームスピードが上がったことにより、弱点の機動力が前作よりかなり落ちた。復帰妨害がされやすい事と復帰力がかなり落ちていることにも響き、妨害に強いルキナやしずえと機動力のあるキャプテン・ファルコンには要注意となった。マリオのバランス型で安定した攻撃力と復帰力があって操作しやすいのも原因。かなり上級者向けのマリオで扱う場合は気をつけよう。
防御面に弱いクラウド等には有利に進みやすくなる。
アップデートで各ワザ攻撃力と持続が長くなる上方修正もされている。下強攻撃は吹っ飛びにくくなる代わりにコンボへ繋がるワザに変化したと徐々に使用率は増えている。
勝ちあがり乱闘「いろいろ三色大作戦」は原作の三色のウイルス(赤・青・黄)をモチーフにしたカラーリングのファイターが3人1組で登場する。
シリーズ作品
1990年 Dr. MARIO(ファミリーコンピュータ)
1990年 Dr. MARIO(ゲームボーイ)
1997年 Dr. MARIO BS版(スーパーファミコン、サテラビュー配信ソフト)
1998年 Dr. MARIO(スーパーファミコン、ニンテンドウパワー専用タイトル)
2001年 Dr. MARIO 64(NINTENDO64、日本国外のみ)
2003年 NINTENDOパズルコレクション(ゲームキューブ、『64』の日本語版を収録)
2004年 Dr. MARIO(ゲームボーイアドバンス)
2005年 Dr. MARIO & パネルでポン(ゲームボーイアドバンス)
2008年 Dr. MARIO & 細菌撲滅(Wii)
2008年 ちょっとDr. MARIO(ニンテンドーDS、DSiウェア)
2014年 Dr. LUIGI & 細菌撲滅(WiiU)
2015年 Dr. MARIO ギャクテン!特効薬 & 細菌撲滅(ニンテンドー3DS)
2019年 ドクターマリオ ワールド(スマートフォン向けゲーム)
関連動画
関連イラスト
外部リンク
ゲームボーイ版 紹介<3DS バーチャルコンソール>
関連タグ
ヨッシーのたまご ヨッシーのクッキー パネルでポン スマブラ
Dr.マリオ:表記揺れ