カップリング論争

かっぷりんぐろんそう

カップリングをめぐる争いである。

概要

アニメ・漫画・ゲーム・ドラマなどにおいて、カップリングに関する解釈や価値観及び二次創作を巡って発生する対立のこと。

オタクの中にはいわゆる「カプ厨」と呼ばれる層がいる。

特定のカプしか受け付けない者や、NL・GL・BLのうちいずれかしか認めない者など様々いるため、カップリングの話題は往々にして荒れやすい。

日本国内だけではなく海外でもしばしば見られ、たとえばハリー・ポッターのようにかなり大きな問題になった事例もある。

主にA×BかB×Aをめぐるリバについて論争が起きやすい。

というのも、腐女子の間では受けと攻めの関係性にこだわりのある人が多く、別物のカップリングとなってしまうと解釈されるからである。無論A×BかC×B、あるいはA×BかA×CをめぐるC論争もある。論争が過熱するとそのジャンルから人が離れることもある。

NLや夢向け作品を嗜好する層と対立することもあるが、同人においては厳格に棲み分けが行われ、その努力もあって近年は荒れる事例はさほど見られなくなっている。

原作の関係性の再現率が問題になることもある。

百合を好む層は受け攻めにはこだわりが少ない傾向にあり、かつ百合であれば何でもよいと考えている人が多い。その点ではカップリング論争は発生しにくいと言える。

一方で男キャラを嫌う者もおり、女キャラに関わる男キャラを排除しようとする傾向がある。

また、女体化やTSF等のカップリングを百合に含めるか否かで論争が起きることもある。

二次創作をめぐる論争の他、主人公は誰と結ばれるかという公式展開に対する論争が行われることもある（白熱し過ぎて、主人公イラネする人達が出ることも）。

ただこちらも過熱するとこの作品のように誰とも結ばれない展開になってしまうこともある。

人外のヒトとしての容姿や年齢をはっきりさせる為の論争が起きやすい。

人外がヒトの姿をしていないのが気持ちいいという人もいれば、異種姦に見えて苦手だという人もいる。

無性別・性別不明のキャラの場合、性別を都合に合わせて決めてしまったり、人外を擬人化してファンの間で炎上してしまうこともある。

原作キャラとくっつくオリジナルキャラクターを読者が自分を投影する為のキャラクターとして見るか、第三者視点で見守るキャラクターにするかの論争が起きやすい。

オリキャラが原作キャラクターを超えてしまうメアリー・スー現象、推しキャラがキャラ崩壊してしまうカップやきそば現象が問題になることも。

キャラメイク原作の二次創作（半オリキャラ同士のカプが主流）がマイナー化しやすいこと、オリキャラが原作キャラクターのポジションに成って変わる展開が批判されがちなのも問題視されている。

pixivユーザーがピクシブで500件しかないマイナーカップリング、と話題に取り上げた所コメント欄が荒れた。同じpixivユーザー同士何故争うだろうか?

美形悪役…イケメン美女と言うだけで…