概要
SRCとは、Simulation RPG Constructionの略で、シミュレーションRPG自作ツールである。
基本システムはスーパーロボット大戦のシステムに似ており、投稿サイトや個人サイト等で配布されているアイコン素材を使う事で、誰にでもゲームを作る事が可能。
Pixivでは、主にSRC用に製作したアイコンや、SRCシナリオに登場するオリジナルキャラクターやそのファンアート等にタグがつけられる事が多い。
シナリオに関しては個人サイト等でダウンロードし、それを読みこませる事でプレイする事が出来る。SRC本体だけではゲームをプレイできないので要注意。
スマホ(パソコンでも利用可能)でプレイする場合PLiCyというクラウドゲームサービスを利用し投稿された作品をプレイする事はできる。基本的にはiPhoneではブラウザのSafariでしかプレイできない。シュミュラマボックスではAndroidしかプレイできないアプリとなる。
近年では有志によりシュミュラマボックスというスマホ版(Android)のSRCの製作ツールが開発された。無料版と有料版があり、同名のパソコン版もある。ただし、基本的にはシナリオを作るには有料版をGooglePlayでダウンロード購入をしないと出来ないので注意。pixiv上で配布されているSRCのゲーム用の画像素材が使えるかは不明。また、パソコンで作成したのが主流だった方のシナリオデータ(互換性があるのはパソコン版とスマホ版のシュミュラマボックス側で作成したシナリオデータのみ)との互換性はないためこのツールから作る必要がある。使い方はパソコン版で作る場合とはかなり異なっている。現時点ではアプリ自体は開発中であり、パソコン側で作るのがお馴染みである通常のSRCと比べると不完全な部分が目立つ。こちらは主にパソコン側で作るのが主流だったため、現時点では認知度が低くあまり普及していない模様。SRCのゲームプレーヤーアプリであるが完全に遊べる訳ではない。(本ツールにおけるイメージキャラはない)
関連イラスト
マスコットキャラクターのイヌコ。
関連リンク
SRC公式ホームページ
GSC総合支援センター
シュミュラマボックス公式wiki
https://w.atwiki.jp/neosrchelp/
関連タグ
BMS:本体だけではプレイ不可等の共通点あり。こちらは実際に本家に収録された楽曲(BMSオリジナル楽曲に限定されているが……)も存在する点では、SRCと事情が異なる。東方アレンジや半公式のDJMAX楽曲アレンジなどの事例はあるが、二次創作は目撃事例が少ない。
CardWirth:こちらも本体だけではプレイ不可等の共通点あり。シナリオが一次創作系のオリジナルメインの違いも存在する。
シュミュラマPになろう:シュミュラマボックスのサンプルゲーム。スマホ(Android)でもSRCゲームを作るために解説をする講座ゲームの様なもの。あくまで基礎を覚える為のマニュアル形式のゲーム。ちなみに、作者はシュミュラマボックスの開発者である。
公式がSRCに近い参戦作品を実現させた例
※この事例ではスパロボ系以外の作品を例として挙げていく
- ロードオブヴァーミリオン:同社系列の作品(ヴァルキリープロファイルやサガシリーズ、変化球ではフロントミッション)だけではなく、ギルティギアや鉄拳と言った格ゲー作品、MTGやWIXOSSともコラボ、更には音ゲー以外では参戦事例が非常に少ない東方Projectも参戦した。
- ゲームウォーズ(レディプレイヤー1):アーネスト=クラインによるSF小説。バーチャル世界を舞台に、オタクの主人公が「宝探し」を行うという作品だが、スターウォーズやガンダム、ウルトラマン等が実名で登場する。参戦とは別の意味で、SRCシナリオを思わせる要素あり。2017年に映画化が予定だったのだが、公開は2018年にずれこんだ。
ソーシャルゲームでも他作品コラボが行われており、下手をすればSRC並に参戦作品が凄い事になっている物も存在しているが、権利関係の都合上もある為か、他メディア進出の際は元のオリジナルメンバーだけと言うケースが多い。中には、バランス調整をしたはずが、バランスブレイカーとなってしまったコラボも存在しており……。
- ヴァイスシュヴァルツ・ジーンクロス・ChaosTCG:ブシロード発のTCG作品。様々な作品のクロスオーバーデッキを組む事が出来る作品もあり、ある意味でSRCに近い。しかも、中にはSRCではデータ投稿不可の時期があった非戦闘系作品もカード化されており……。
- Re:CREATORS:上述の事例とは(版権クロスオーバーと言う意味で)亜種にはなるのだが、様々な作品のクロスオーバーが展開されている2017年春アニメ。
- グランブルーファンタジー:上述のソシャゲコラボは大抵が一部キャラがガチャ排出だったりするのだが、こちらはコラボシナリオという形で収録されるため、コラボキャラのみを目当てにする場合には課金の必要性はない。ただし、サイドストーリー入りをしない限りは再登場しないのが唯一のネック。
- ビビッドアーミー:こちらもソシャゲカテゴリーだが、コラボ作品のラインナップがSRCシナリオに近いような状態になっている。