ケロケロエース
けろけろえーす
概要
角川書店刊行の月刊児童漫画誌。
2007年10月26日に創刊され、当初は「ガンダムエース」等の雑誌の弟分(増刊)という扱いであったが2008年9月号より単独の雑誌として改めて創刊された。
児童向けの雑誌らしくギャグマンガが多く連載させている一方でダークな世界観やお色気要素を含む作品も積極的に掲載されており、ほんのりとポスト・コミックボンボンの雰囲気を漂わせている。
当時アニメ化され人気を博していた「ケロロ軍曹」を看板作品として据えており、当初はガンダムを始めとするバンダイ系列の作品とのタイアップが多いことから読者からは「月刊バンダイ」と揶揄されていたほどで有ったが2011年1月号よりブシロードのTCG「カードファイト!!ヴァンガード」とのタイアップが始まったことにより暗雲が立ち込め始める。
ケロケロエースでは既にバンダイ発のTCG「バトルスピリッツ(以下バトスピ)」も大々的に扱っていた為にライバル商品が同誌で競合する羽目となり、この事態に流石のバンダイも腹を据えかねたのか「バトルスピリッツ 覇王 龍」「バトスピひーろーず」の連載終了と同時にバトスピの本誌での取り扱いは終了。以降、バトスピの販促は「最強ジャンプ」が担うこととなった。
更に創刊当初からの主力コンテンツであったガンダムシリーズの最新作「ガンダムAGE」とのタイアップもまさかのコロコロコミックに奪われ、この頃を境に「月刊バンダイ」は鳴りを潜めていくのであった。
その後は開き直ったのか「モンスターコレクション」「マジック・ザ・ギャザリング」等のTCGを積極的に取り上げるようになり、「トランスフォーマー」シリーズや「ファイ・ブレイン」「聖闘士星矢Ω」などのアニメの他、挙句の果てにはNMB48などのアイドル情報の掲載を始めるも発行部数が振るわず2013年9月号を以て休刊。
記事がある休刊時連載していた作品
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