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マンティコアの編集履歴

2021-05-26 08:03:28 バージョン

マンティコア

まんてぃこあ

ペルシア発祥のモンスターの一種。人面・獅子の胴体・コウモリの翼・サソリの尾を持つ合成獣。

概要

名前は古いペルシア語に由来し、そのものズバリ「人食い」と言う意味を持つ。

性質・外観ともに怪物

人間の顔、ライオンの胴体、の尾を持つ姿が一般形である。

ただし顔は老人のようであるとか、蝙蝠の翼も生えている、尾部にヤマアラシのように無数に毒の棘を生やす・・・など、伝承及び書き手・描き手によって設定は細かく定まっていないようである。

ペルシアの伝承によれば大きさはロバ位で赤い体毛を持ち、牙はの歯のように鋭く、口腔内に三列も並んでおり、ひと噛みで相手に致命傷を負わす事が出来る。また、ラッパの音に似た遠吠えをすると言う。


最も強く共通する点は蠍の尾で、猛毒を持つ設定はもはや前提。伝承によっては尾部の棘をピストルの弾のように発射し、それだけで人間を殺せたりもする。

性格は凶暴でライオンを上回る攻撃性を持つ。作品によっては獰猛さに加えて(人面を有する外見に恥じず)人間の言葉を用い知能が高い場合もある。

獰猛な肉食獣であり、餌として人肉を好む。ペルシアの伝説では「マンティコアがひとたび食事を開始すれば、一国の軍隊が全滅するまでその空腹は満たされない」とまで言われ、その貪欲さが強調されている。


たくさんの学者がその正体については考察しており、インドの人喰いが伝わる際に大げさになった。老人のような顔とはアフリカの肉食猿ヒヒのことである。人間の笑い声のような吠え声で、骨をも噛み砕くハイエナのことである。など様々な説がある。


モンスターとしての知名度はあまり高くなく、キマイラユニコーンなどの有名なモンスターと比べて知らない人もいるかもしれない。


マンティコア及びその名を冠する者が登場する作品


雌雄の違い

上記で前述してあるマンティコアの一般的な姿は雄の姿みたいで、雌はなぜか体中が鱗で覆われており、恐竜のような足を持っているようだ。(もちろん人間の顔は女性の顔である。)


関連イラスト

碧眼のマンティコアまんてぃこあ さん

関連タグ

クリーチャー 魔物 幻獣 合成獣 マンイーター

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