ダイリサイクルワルド
だいりさいくるわるど
「「「「「リサイクル戦隊ダイワルジャー!!!!!」」」」」
「愚か物め~!よぉく見ろリサイクル! (※ダイコオリワルドの小さいリサイクルマークを見せて)俺のリサイクルパワーで、より凄いダイワルドにリサイクルしてやったリサイクル!!」
データ
身長/48.7m
体重/2289.0t
概要
リサイクルワルドの暴走したリサイクルパワーがクダイテストに満ち満ちて誕生した、巨大級リサイクル戦闘兵たるダイワルド。
身体がクダイテストの物へ置き換わった結果、姿形はダイゴミワルドとぱっと見で相違点が見付からない程瓜二つになった(※辛うじて左腕に刻まれたリサイクルマークで見分けは付く)。
左腕の送風機より発生させるゴミを含んだ暴風旋風技『ダストームリサイクロン』を主な攻撃手段とするが、このダイワルドの真価は過去に倒されたダイワルドを複数体、人格や能力込みでリサイクル(復活)させられる事。具体的には頭部のゴミバケツより素体となるクダイテストを複数召喚、そこへ過去に壊された各トジルギアのパワーを再現した波動を注入、ダイワルドへと変化させるプロセスを踏む。因みにリサイクルされたダイワルドには、非常に小さいがリサイクルマークのシールが付着している。
また同時に、ダイワルド誕生時に世界を覆い尽くす巨大オブジェクトはリサイクルされたダイワルドの数に比例。故に復活したダイワルドの数が多ければ多い程、関連性の無いオブジェクトで世界が埋まるカオスな光景となる。なおダイリサイクルワルド自体はダイゴミワルドの“リサイクル”な為、地面が埋まる程の大量のゴミが対応するオブジェクトとなる。
そうして揃えたダイワルド同士で、固有能力の波状攻撃を仕掛けて敵を圧倒するのを基本戦術にしている他、相手側がかつて発動した必殺フォーメーションすらリサイクル(模倣)して利用する芸当すら可能。
正直に言って、一般の巨大怪人にしては破格過ぎる固有能力を有しており、そのまま侵略作戦の中核にも成り得る力を持ったダイワルドと言えよう。
活躍
リサイクルワルドが倒された後に残ったリサイクルトジルギアを、後詰めで出撃して来たクダイテストが踏み誕生。
誕生してすぐにクダイテスト4体を召喚、それを素体に4体のリサイクルダイワルドを生み出して『リサイクル戦隊ダイワルジャー』を結成。キノコと氷とリングと寿司のぼり旗、そして(リサイクル予定の)ゴミで侵食された世界を舞台に、繰り出されたゼンカイオー2体を迎え撃つ。
リサイクルダイワルド達が波状攻撃でジュラガオーンを袋叩きにするのと同時進行で、ブルマジーンと交戦。「リサイクルバケツ、大放出~!」と叫びながら頭部より発射したゴミバケツを相手の頭へ被せて視界を封じ一方的に攻撃するが、すぐにブルマジーンはバケツを振り払って反撃しようとするも、リサイクルダイスシワルドがそれを妨害したので続けざまに他のリサイクルダイワルドの攻撃に合わせダストームリサイクロンを放ちゼンカイオー達を集中砲火。
これで相手が大きな隙を作ったのを見逃さず、巨大ギアトジンガーを召喚して必殺フォーメーション『ギアトジンガーバズーカ』を発動。防御を固めたゼンカイオー達を軽々と遠くの森へ吹っ飛ばし、合体状態と機界モードを解除させてしまう。
その勢いのまま、リーダーのノリで「みんな、トドメを刺しにいくリサイクル!」と言っていた矢先に、ここまでの巨大戦を観察していたツーカイザーの操縦するクロコダイオーからの攻撃を貰って転倒。その隙にクロコダイオーとリッキー・カッタナーが、リッキー主体で界賊合体しツーカイオーリッキーに。
これへ復帰しながら「いまさら一体増えても、無駄リサイクル!」と息巻きダイワルジャーとして突撃するも、先程まで相手の動きを観察していたツーカイザーの操る、ツーカイオーリッキーが繰り出す超力カンフーは素早く正確にダイワルジャーの動きを牽制。そして隙を見付けて放たれた超力バルカンで、リサイクルダイキノコワルドとリサイクルダイコオリワルドが蜂の巣にされた挙句ピラミッドの下敷きとなり、爆散してしまう。
更に返し刃で放たれた『超力クラッシュ』で、リサイクルダイスシワルドがワニ口に吸い込まれて噛み砕かれ爆散。その勢いより放たれた超力キックを叩き込まれたリサイクルダイボクシングワルドも抵抗出来ずに爆散し、あっと言う間にダイリサイクルワルド一体だけとなってしまう。
こうしてあっと言う間に優位を失い動揺していた所で、ステイシー/ステイシーザーの駆るバトルシーザーロボが参上。思わず「助けにきたリサイクル!?」と縋る声で問い掛けたが、逆に「いや、お前に恨みは無いが、倒しにきた」と事実上の死刑宣告を言い渡される。
そして次の瞬間、バトルシーザーロボが振り抜き投げたソードシーザーに貫かれ、「な、何でェェッ!!?」との断末魔を残し爆散。体内のリサイクルトジルギアも壊れ、リサイクルトピアが並行世界に解放された。
この行為はステイシー(と彼を派遣したイジルデ)による独断であったらしく、リサイクル戦隊全滅の時点で負け確定とは言え、翌週の回にて始末した事をバラシタラから咎められたが当のイジルデ本人は黙認している。