「この島では多少、市民権を得てるわね(たっからっのっやっまだ♪)」
「そんな時、先生の作品に出会いました。……生まれて初めて、心が震えました。……生まれて初めて、夢が持てました」
概要
レアリティ | R/サマーR/SSR |
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属性 | 闇 |
タイプ | 特殊 |
種族 | ハーヴィン |
年齢 | 22歳 |
身長 | 94cm |
趣味 | 夜更かし、部屋の模様替え |
好き | 陰のある男性、早朝の無精ひげ、乱れた長髪、甲冑、夜 |
苦手 | チャラい男性、髭、不潔な長髪、軽装、朝 |
CV | 大久保瑠美 |
魔物絵師として人気を博している画家。しかし実際は…
ガチャで「ナイトベル」を入手することでR版(妄想少女A)が、「ナイトエアーベル」を入手することでサマーバージョン(夏と海と妄想)が、「ルーリングペン」を入手するとSSR版(妄想少女X)加入する。
奥義 | アビリティ | サポートアビリティ | |
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R | カラミティ・ピクチュアル | ファクシミリ フォークシング・アイ | なし |
サマー | カラミティ・ピクチュアル | ファクシミリ ホワイト・バーン | なし |
SSR | カラミティ・コミックス | ファクシミリII ハンサム・ゴリラDA インスピレーション | デッドライン クオリティアップ |
容姿
黒髪ロングヘアーでゴスロリ風の服を着た少女。目には眼帯を付けており、この眼帯の下には「邪眼(ドライアイ)」が封じられている。
人物
普段は落ち着いた冷静な口調だが、耽美モノを目にするとテンションが上がる。内心では盛り上がっていても口では何でもない風を装う事が出来るものの、あんまり昂ぶると口にも出てしまう。
魔物絵師として人気のルナールだが、彼女が目指しているのは「耽美絵師」。ようするに彼女は腐女子である。
加えて中二病も患っており、興奮すると「邪眼が疼く」と騒ぎ出す。そのため「ぐらぶるっ」ではゼヘクと仲良くなっていた。ただ、常時発症しているゼヘクと比べると、いかにも中二病的な台詞の頻度は低め。
幼い頃にとある耽美絵物語に魅せられて以来、耽美絵師を志している。
だが彼女の画風はおどろおどろしいもので、明らかに耽美絵を描くのには向いていない(ビィからは男同士で殺しあっている絵だと誤解された程)。
故に耽美絵師としては全く大成しない一方、その作風が魔物図鑑の挿絵に丁度いいことから魔物の絵が売れ始めたため、嫌いではないが好きでもない魔物の絵を仕方なく描いて生計を立てている。魔物絵に関しては効率を優先してもクオリティを落とさずに速く描けるので評価は高い。
耽美絵を始め色々な絵物語を見て研究したいものの、それらはマニアック且つ個々で出版している所が多く流通が狭いため、島を巡りたいと思っていた所で主人公達の勧誘を受け、耽美絵物語を探すべく騎空団に加わるのであった。
ハンサム・ゴリラのプロローグ(ならびに三大少年誌の裏表紙に出た広告)や通常版のフェイトによれば、運動も勉強も得意ではなかったが笑われない程度に頑張り、一人で居るほうが楽しかったが親や周囲を心配させないようにみんなと同じように楽しむふりをする「地味な少女」、そんな人生だったようだ。
甲冑(ダークトーンだと尚よろし)男子が好き。また「ポポル皇子」の物語が大好きで、以前から聖地巡礼したがっていた。
2020年の正月ボイスにて、年始に知人に魔物のイラストを描いた手紙を送り、「同志」には耽美絵の手紙を送っていた事が判明した。
ポポル・サーガ
ルナールの愛読する物語。
史実と空想を織り交ぜた娯楽作品で作者は不詳。現存するのは9巻だが結末にあたる第10巻は失われており未完の大作とされる。しかし、そのためプロアマ問わず様々な作家が自分の考えた結末や派生作品を発表している。
登場人物は男性ばかりなので女性読者が多いのも特徴の一つ。もちろん男性読者も存在しており、ルナールの人生を変えた一冊『戦場に咲いた一輪のキミ』の作者はむくつけきドラフの男性。
一番人気カプはポポル皇子と親友(そして敵国の大将の息子)のマキリ君。遊学中にアウギュステの浜辺で出会い夢を語り合ったが数年後二人は戦場で再開し国の威信をかけて望まぬ死闘を繰り広げるのだった。
ちなみに「ハンサム・ゴリラ」の投稿絵物語の短髪で髪にベタが塗られていない方がマキリ、ウェーブがかかった黒い髪の方がポポル。
ぐらぶるっ!
輪をかけて腐女子属性が強調されており、美少年にスモックを着せようとしたり相撲に盛り上がったりした。さらに883話では、ご年配でもキハールやセワスチアンくらいの紳士なら相応に需要があると語るなど、造詣の幅を広げている。
特に969話にて爆弾で服が燃え落ちながらもシャノワールを追跡しようとするバロワをみんなが止めようとするなか毅然と「――行け!」と言うさまはスタンプ化されていろいろ使われている。
耽美絵の同士を捜すのにも抜け目がなく、1456話ではハーゼリーラの画力の腕を見極めた上で、ザ・ムーンで高速離脱している中でザ・ムーンにしがみついて耽美絵に興味はあるかとスカウトしていた。
書き手としての描写は「ハンサム・ゴリラ」の補完的内容だった1067話とその続編である1263話は同人作家共感必至の内容。
また1491話ではジャンル替えに対して読み手書き手双方を踏まえた視点から理解を示している。
かと思えばきれいなだけでもなく1276話では作者が作中に登場する展開をやっていた過去を思い出して吐血。
1371話では印刷所でも対応できないような短編だった為、ペンギーにコピー機を作ってもらった。その後、アルタイルにコピー機に残してきた原稿を見られてしまい……。
1769話では彼女自身は未登場な7周年記念シナリオで機神に絵をかいていたのだが、そこへ何とイルノートがささっと描いた落書きをルナールが3日かけて描いた絵の横に並べる話となり、その反応がまさに……。
など時折きくうし様の古傷をえぐっている。やめたげて。
ゴフッ…!? 私…それ…やった事ある……!
こくう、しんしん開催中の第1511話ではネハンの一言に秘められた真意を腐女子特有の読解力で見抜く一幕があったり……担当イベント以外でも登場ノルマがある可能性も……と言う位には出番がある。
――と様々な面からオタクの生態を描いており、共感を覚えるのかレアリティにRも含まれるからか、人気投票(レアリティ別)ではかなりの人気でしばしば上位入賞してガチャ対象になっている。
SSR化後初の第23回では結果が注目されたがSSR3位、R2位と堂々の結果。
各イベントでの活躍
設定が設定だけに、リアルの腐女子や同人作家の心の声を代弁する存在となりつつある。また、故意か偶然か、例のイベントの開催時期に近いイベントでの登場が多い。
盛夏、来たりて
エクストラストーリーにてパーシヴァルとの絡みがあったが、絵物語から抜け出したようなイケメン騎士ぶりにすっかりほだされて、終盤には立派な家臣になってしまった模様。
ポーチャーズ・デイ
コルワやジークフリートと共演。
ジークフリート本人や彼の語るヴェイン達の話に腐女子として妄想をたくましくする一方で、終盤では魔物絵師としての技量を発揮し本物そっくりの魔物絵を描き上げ分断作戦の要を担った。
その姿は突貫作業で疲労困憊するところまで含めて同人作家の生態。このイベント、まさに夏コミ直前の開催であった。
年年歳歳(2017年版)
耽美絵物語の創作に行き詰っておこたでダラダラしていたら締切当日になっていたという絶体絶命のピンチを迎えてしまい、元々煮詰まっていたこともあって諦めようとする。
そんな時、マキラ達「おこたの民」が「ルナールの書いている本がどんなものか知りたい」と言い出し…。
開催時期が丁度冬コミと被っていることも相まってますます同人作家の生態を体現する存在となってしまった。
ただし彼女の言う締切は自己目標であり、そういうイベントに参加しようと思っていたわけではないらしい。
未成年者には絶対にそういう場面の原稿は見せない。
ハンサム・ゴリラ
待望の主役イベント。SSRバージョンと館詰スキンと召喚石が登場した。また、過去の姿「地味な少女」もイベント内で登場。
今回はコミケとは離れた時期…と思いきや、最終日にコミックマーケット94の当落通知が発送される。また、自分の原稿だけでも大変なのにゲームの中でも原稿を手伝うなんて苦行という意見も出ているので正しいのかも知れない。直後だとこのイベント自体をネタにした同人誌間に合わないしね。
年年歳歳で切ったネーム本にするため館詰するルナールのため「おこたの民」こと「おこたみ」が再集結して尽力する一大同人物語。「おこたみ」はサークル名としても使用される。
SSRの奥義と合わせ、ついにルナールの耽美絵が公開された。ちなみにこの絵柄は研究や先達の指導によって耽美絵向きにしたもので元々のおどろおどろしい画風とは異なっており、本人も魔物絵ほどのクォリティはないと認めている。
ポブさんぽ
ハンサム・ゴリラの後のお話。前回よりも小さめの即売会に参加することにしたがアイディアが出ず、館詰スタイルで喫茶店にて作業しているところをローアインたち(+タイアー)に発見される。
館詰スタイルのラフな姿にローアインたちのイメージは膨らみ、騎空団女子がオフを過ごしている禁断の女子部屋を妄想するのだった。
そしてひとしきり妄想したところでそのルナールがやってきてアドバイスを求めてきたので4人はノリノリでルナールの絵物語で妄想しだす――
まぁ……妄想なんてのは色んな方向で誰でもするものよ。迷惑かけてないならご自由に。
元帝国軍人のおじさん(37歳)がサウナに目覚めたら人生もととのった話
メインはデリフォードなのだが、数少ない女性陣として登場することが判明した。一体、何をするのかは……開催を待とう。
主人公(プレイヤー)誕生日
1年目は肖像画を描いてくれる。しかしそれを見た主人公は顔をひきつらせる。
2年目は主人公の活躍を描いた絵物語を描いてくれるが、絵物語中の主人公は魔物か星晶獣のよう。
3年目は宝物である『戦場に咲いた一輪のキミ』を貸してくれる。あくまでも貸すだけで丁重な扱いと(ゲーム内での)一週間以内の返却を求められる。
性能
味方のアビリティをコピーして使用できるという特異なアビリティ「ファクシミリ」を持つ。
サラーサの「グラウンド・ゼロ」などの強力なアビリティもコピーでき、使い方次第では大化けすることも。
ただし成功率が設定されており、コピー可能なアビリティであっても失敗することも多い。
もうひとつのアビリティ「フォークシング・アイ」は邪眼の力を解放した……という思い込みでパワーアップする。この時付加される高揚というステータスはルナールが初登場。
サマーバージョンでも「ファクシミリ」での模倣が引き続き使える。
だが2アビが「ホワイト・バーン」に変更され、「ファクシミリ」の成功率を上げることが可能。
ちなみに「ホワイト・バーン」で体温が上がり、体温が高ければ高いほど「ファクシミリ」の成功率が上がるという仕組みだが……何を考えているかはこれ以上言及すまい。
SSRはサポートに特化した性能になっている。対象なら確実にコピーできるように強化された「ファクシミリ」に加え、闇属性の仲間を強化する「ハンサム・ゴリラDA」と、奥義ゲージとファクシミリを再利用する「インスピレーション」を持つ。奥義は原稿を上げて闇属性の味方の奥義威力を上昇させるもので、打ってもダメージを与えられないので注意。
2アビと3アビは自分の最大HPを消費する上最大HPが減るほど味方が強化されるサポートアビリティを持つ。同人作家らしさの表現が結果として我が身を犠牲にして味方を支援するタイプのキャラクターに。
グランブルーファンタジーヴァーサス
アウギュステステージの背景にいる。パーシヴァル対ランスロットの対戦ではテンションが上っている。
余談
- グラブルの登場キャラの中で、ルナールの好みの男性像に最も近いのはジークフリート、逆に苦手な男性像に最も近いのはローアインであると思われる。特に前者に関してはジークフリートとのクロスフェイトで言及されたことで公式となった。後者については、ローアインとは普通に会話したり原稿のアドバイスを求めたりしており属性はともかく個人としてはむしろ良好な仲である。
- 後にカップルをハッピーエンドにしたがるドレスデザイナー・コルワが追加された。ゲーム中では長らく二人の会話はなかったが、騎空士の間ではこんな感じの扱い…。
Shadowverse
同じCygames制作の対戦型デジタルカードゲーム『Shadowverse』では、グランブルーファンタジーをテーマにしたカードパック「十天覚醒」にて参戦した。
カード名 | 妄想少女A・ルナール |
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種類 | フォロワー |
クラス | ネメシス |
レアリティ | ゴールドレア |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | ラストワード ファクシミリ1枚を手札に加える。 |
CV | 大久保瑠美 |
収録セット | 十天覚醒 |
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
カード名 | ファクシミリ |
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種類 | スペル |
クラス | ネメシス |
コスト | 1 |
能力 | このターン中にプレイした自分のフォロワー(妄想少女A・ルナールを除く)と同名のフォロワー1枚を手札に加える。(複数あるなら、その中からランダム) |
CV | 大久保瑠美 |
収録セット | トークン |
進化前は能力なしだが、進化することで専用のトークンスペル「ファクシミリ」をラストワードで手札に加える能力を持つようになる。
ファクシミリの能力は、自分のフォロワーを「コピー」するという原作に沿った内容。
ネメシスは進化を稼ぐのがそこまで得意なわけではないため、小さき赤き竜・ビィや均衡の刃・シルヴィアといった自動進化フォロワーをコピーすることで、魔弾の射手・エッセルや閃耀の双剣・カトルが持つ奥義能力の補助ができる。
ファクシミリを手札に加えるためには進化が必要なのがネックだが、同弾で登場した未来への飛翔によるジータの決心が進化権を回復する能力を持つため、そちらと組み合わせやすい。
関連イラスト
通常Ver.
サマーVer.
SSR
館詰ウェア
関連タグ
イルノート:芸術絡みつながり。夜が好きで朝が苦手な個所も一緒。