原作に関しては主人公(FE風花雪月)を参照。
大乱闘スマッシュブラザーズ
ソロンの仕掛けた罠にまんまとはまり絶体絶命のベレトを叱責するソティス。
溜め息の後にどこからともなく取り出し掲げたのは……
「大乱闘の学級」ルートへの招待状だった!?
ソティス「大・乱・闘に参戦するのじゃ!!」
『ベレト参戦!!』
ソロン「参戦は……闇をも食らうか」
2020年1月16日に大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALへの参戦が発表され、2020年1月29日配信された。FE勢が参戦するのは8人目となり、デビュー作が最も若かったドラゴンクエストXI(2017年)の勇者を更に更新した。
初のニンテンドーSWITCHデビューファイターにして、初の令和世代デビューのファイターである。その点はロイ(初めて参戦した21世紀デビューのファイター)を受け継いだのだろうか。
ファイターパスの中では初の任天堂・既存シリーズ枠。今までファイターパスのファイターが軒並み他社枠・新規シリーズだった為、「任天堂・既存シリーズが参戦しない」という懸念を払拭した。ベレト/ベレスの参戦は、歴史のある作品のキャラクターが採用されがちだったことに振り幅を広く持たせることをテーマとしており、『ファイアーエムブレム 風花雪月』が開発中の段階から、全ての内容を把握したうえで制作の着手が行われた。
※連続してストーリー分岐を採用した作品だったため、内容が的中した作品。
配信前のスマブラ公式Twitterで桜井政博氏が片手で人差し指、中指、薬指をたててポーズをとっていたヒントらしき画像が掲載された当時は「あのポーズに関係するキャラじゃないか?」「3の数字が関係するのではないか?」という予想がほとんど占めていたが、実際は二進法を使って片手で数えて17の数字を示していたのであった。この数字は風花雪月が(ソーシャルゲームのヒーローズも含め)FEシリーズで数えて17作目であることを意味する。
……と、放送内(7:11~)ではネタ的に言っているが、もちろん「3(学級)」にもかかっている。
キーワードは「間合いの鬼」。基本は天帝の剣と体術を駆使した戦闘スタイルだが、空中攻撃・スマッシュ攻撃・必殺ワザは剣に加えて原作の級長専用武器を方向ごとに使い分け(ニュートラルがフェイルノート、上が天帝の剣、横がアラドヴァル、下がアイムール)、多彩な攻撃を繰り出す。
カラーバリエーションで性別及び名前が切り替わる。前例としてピクミン&アルフやコクッパがいるが、ベレスの場合はベレト/ベレスとされており、少々異なる。ルフレやカムイ同様奇数Pが男性(ベレト)、偶数Pは女性(ベレス)であり、3Pはディミトリ、4Pはエーデルガルト、5Pはクロードと各級長を、6Pはソティスをモデルとしたカラーリング。そして7~8Pは「何かが何かした時のカラー」とのこと(後述)。3Pカラーのみ腰の短剣の色が異なるが、これは原作でディミトリが行った「あること」に因むものと思われる。
必殺ワザ
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | 魔弓 フェイルノート |
→B | 魔槍 アラドヴァル |
↑B | 魔剣 天帝の剣 |
↓B | 魔斧 アイムール |
切りふだ | 神祖破天 |
参戦映像 | 風花雪撃 |
勝ち上がり乱闘
勝ちあがり乱闘「紋章の系譜」はFE出身のファイターのみがシリーズの古い順に登場していく。しかもFE勢ファイターの勝ちあがり乱闘の中で唯一アイテムなしと体力制。ROUND3のアイクは蒼炎→暁の順番、ROUND5の二体のカムイが同時に相手になるのは白夜王国と暗夜王国のパッケージから。最終ラウンドでは三人の級長カラーのベレス/ベレトは主に級長の使う英雄の遺産の武器を高い頻度に使ってくる。ルキナの「歴代の英雄」に似ているがあちらは新しい順でしかもアイテム出現とストック制でルールが異なる。
ボスはマスターハンド&クレイジーハンドで固定だが、なんとFE出身の主人公ファイター5体(紹介ムービーで桜井氏がプレイしていたチーム乱闘の相手メンバー。彼がいないのはダッシュファイターであるからだろう)が味方になって戦ってくれる。ただし、体力はベレト/ベレス以外は30と少なめ。
全員参戦のイラストでは、スネークの傍に配置されているが、これは自身の父であるジェラルトの中の人が同じと言う声優ネタになっている。