「子供には・・・手を出すな・・・!」
CV:松尾敏伸
スーツアクター:矢部敬三
概要
劇場版「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」に登場。
江戸出身の関東代表の鬼。また異国の言葉(ダイエット、リバウンド)を使ったしゃべり方をする。
子供が好きで、パッと見は正義感の強い鬼。しかし、過去に人間に迫害されたことがあり、それが彼に大きな影を落としてしまう・・・。過去に人間に迫害されたとはいえ、時折人間への未練を捨てきれないような表情を見せることも。子供好きなのも本心からで、村の少年に芋を譲った事からもその気持ちが本物である事がわかる。
外見
また戦国時代のみに登場する鬼では唯一動物がモデルになっていない。また、胸部が肋骨のような形状になっている事も特徴。
装備
音叉
歌舞鬼の変身アイテム。角などが黒いものを使用。
足に当てることで鳴らし、桜吹雪の中変身する。
戦闘時は音叉剣となり歌舞鬼の主要武器となる。
鬼鞭
鬼鞭術で相手を捕らえる。
鬼傘
鬼傘術で相手を惑わす。
音撃棒 烈翠
緑の霊石。劇中未使用。
音撃鼓
金色の縁取りのもの。劇中未使用。
必殺技
音撃打 業火絢爛(ごうかけんらん)
劇中では未使用だったが漫画版と「超・電王トリロジー EPISODE YELLOW」で使用。
音撃鼓の形をしたエネルギー波を烈翠で標的に叩き込む。
仮面ライダーディケイド
「ファイズの世界」では同じ裏切り者ライダーである仮面ライダーレイと共に仮面ライダーディエンドに召喚され、ラッキークローバーに挑みかかった。
その他の共通点として演者が井上敏樹作品で怪人を演じているという共通点も。奇しくもオリジナルの555でメインライターを務めていたのも井上敏樹である。
また、「響鬼の世界」では歌舞鬼をモチーフにしたであろう魔化魍「牛鬼」が登場した。
「超電王トリロジー」ではディエンドコンプリートフォームによって他の劇場版ライダーと共に召喚され、必殺技発動時は上記の「音撃打 豪火絢爛」を披露してみせた。
余談
月刊ホビージャパンで連載されていたHEROSAGAでは最愛の女性が鬼の身内だという理由から村人たちに暴行を受け殺されたという過去が書かれているようだ。(姿も緑一色から赤が混じった姿に変化した理由として、人間たちへの復讐心と子供を本心から愛する心の相反する心情が反映されているからではと推測されている。)
これがきっかけで彼は魔化魍の味方になってしまったのかもしれない。子供が好きなのもかつて最愛の女性が関係しているものと思われる。
関連項目
仮面ライダー歌舞鬼(表記揺れ)
劇場版限定ライダー 仮面ライダーディエンド コンプリートフォーム
ゴエモン魂:仮面ライダーゴーストの形態の一つ。同じく歌舞伎がモチーフ。
???:歌舞伎&裏切り者&迫害された過去を持つキャラクター繋がり。