概要
ゼンカイザーとツーカイザーが強化変身に使用する新型センタイギア。
それまでの「歯車型」のセンタイギアと大きく異なり、「カイジュウモード」と呼ばれるティラノサウルスもしくは怪獣を模した形態で自律行動ができる特殊なギアである。
両足と尻尾がドラゴンシーザー、頭部から体にかけてがブイレックスに似た造形になっている。
折り畳み変形させることでドラゴンシーザーの頭部の様な「センタイギアモード」に移行でき、ギアトリンガーにセットする事で介人がスーパーゼンカイザーに、ギアダリンガーにセットする事でゾックスがスーパーツーカイザーに強化変身できる。
普段はカイジュウモードで周辺を彷徨っているらしく、戦闘中にゼンカイザーやツーカイザーが呼び出すことで姿を現す。
しかし搭載している人工知能がそれほど高性能なものではない(作中でフリントが明言している)ため、ゴミ捨て場のネットなどに引っかかって動けず合流できないといった例もある。なおガオーンの作った料理の盗み食いを図るなど、食事の概念はある模様。
カブトムシワルドの防御力とパワーに苦戦するゼンカイザーを助けるため、セッちゃんが五色田夫妻の残したデータをフリント・ゴールドツイカーに持ち込んで制作してもらった。
最初はゼンカイザー用の一つが作られたが、その後フリントが無断でツーカイザー用に複製しており、二つが運用されることとなる。
因みに介人が所持しているものは足裏に名前(ひらがな)のシールを貼っている(ただし、これはプロモーション映像からの描写であるため、本編にも反映されてるかは不明)。
なお、大本になったデータはセッちゃんのもとに突然転送されてきたとのこと。
これはトジテンドにおいて、イジルデのラボで五色田夫妻のデータを調査したステイシーの行動が引き金になった模様(思いつきでゼンカイザーの名乗り口上などモノマネを試してみたところ、それがパスワードとなったのかタイムラグを置いて起動している)。仮に事実だとすれば、ステイシー自身が(あたかも「一発芸をやったが滑ってしまった芸人状態」で後悔しながら)意図しない形で「敵に塩を送る」結果になってしまった事になる。
モチーフの共通点
テーマである「怪獣」がモチーフとなった戦隊ロボは数多く存在する中、選ばれたドラゴンシーザーとブイレックスについては、以下の共通点が存在する。
- 恐竜型デザインの変身/強化形態変身アイテムという点では、以下にアイテムと共通している。