概要
ゼンカイザーとツーカイザーが強化変身に使用する新型センタイギア。
それまでの「歯車型」のセンタイギアと大きく異なり、「カイジュウモード」と呼ばれるティラノサウルスもしくは怪獣を模した形態で自律行動ができる特殊なギアである。
両足と尻尾がドラゴンシーザー、頭部から体にかけてがブイレックスに似た造形になっている。
体右側面にはこれまでと同系状のセンタイギア型パーツ(銀色)が取り付けられている。
折り畳み変形させることでドラゴンシーザーの頭部の様な「センタイギアモード」に移行でき、ギアトリンガーにセットする事で介人がスーパーゼンカイザーに、ギアダリンガーにセットする事でゾックスがスーパーツーカイザーに強化変身できる。
普段はカイジュウモードで周辺を彷徨っているらしく、戦闘中にゼンカイザーやツーカイザーが呼び出すことで姿を現す。
しかし搭載している人工知能がそれほど高性能なものではない(作中でフリントが明言している)ため、ゴミ捨て場のネットなどに引っかかって動けず合流できないといった例もある。
なお、食事の概念を持つようで、第26カイ!にてガオーンの作った料理のつまみ食いを図り、げっぷもする。
カブトムシワルドの防御力とパワーに苦戦するゼンカイザーを助けるため、セッちゃんが五色田夫妻の残したデータをフリント・ゴールドツイカーに持ち込んで制作してもらった。
最初はゼンカイザー用の一つが作られたが、その後フリントが無断でツーカイザー用に複製しており、二つが運用されることとなる。
因みに介人が所持しているものは足裏に名前(ひらがな)のシールを貼っている(ただし、これはプロモーション映像からの描写であるため、本編にも反映されてるかは不明)。
なお、大本になったデータはセッちゃんのもとに突然転送されてきたとのこと。
これはトジテンドにおいて、イジルデのラボで五色田夫妻のデータを調査したステイシーの行動が引き金になった模様(思いつきでゼンカイザーの名乗り口上などモノマネを試してみたところ、それがパスワードとなったのかタイムラグを置いて起動している)。仮に事実だとすれば、ステイシー自身が(あたかも「一発芸をやったが滑ってしまった芸人状態」で後悔しながら)意図しない形で「敵に塩を送る」結果になってしまった事になる。
セイバー特別編のアイキャッチでの説明は「カイジュウ···カイジュウ···カイジュウ···カイジュウ···ヨホホーイ!」
玩具版ではカイジュウモードでギアを回すと、ランダムでげっぷ音が鳴るのだが、なんとこれが上述の第26カイ!にて玩具から逆輸入する形で披露された。
モチーフの共通点
テーマである「怪獣」がモチーフとなった戦隊ロボは数多く存在する中、選ばれたドラゴンシーザーとブイレックスについては、以下の共通点が存在する。
- 恐竜型デザインの変身/強化形態変身アイテムという点では、以下にアイテムと共通している。
- また、戦隊以外の作品であれば、仮面ライダーWのファングメモリを連想する視聴者も多い。
- 白銀カラーの強化形態変身用アイテム
- 小型の恐竜型ロボットの自立モードを持つ
- 脚部が胴体と重なり上顎となるなど、変形ギミックが類似
- 東映公式ホームページでも触れられており、「なんとなく白黒の悪魔と相乗りする勇気が湧きそう」と密かに仄めかすコメントが書いてある。
- 奇しくも同時期に12年越しの新形態が登場し再注目されていた為、より比較され易かった。
関連タグ
ゲイツリバイブライドウォッチ:仕組みは全く違うが、一つのアイテムでパワー特化とスピード特化の2通りの強化をもたらすアイテム。
刃王剣十聖刃、トロピカルハートドレッサー&ランドハートクルリング&マリンハートクルリング:ニチアサ同期の強化アイテム。
強化プロテクター変身アイテム
キラフルゴーアロー←ゼンカイジュウギア→オミコシフェニックス