データ
概要
『仮面ライダー剣』第8話「甦った者たち」~第10話「操られた戦士」に登場するカテゴリー9に属する下級アンデッドの1体にしてシマウマの祖たる不死生物。
鋭敏な耳で獲物に居場所を特定して高速を誇る脚力で相手を追い込み、巨大な馬蹄型のブーメランのような飛び道具を用いて仕留める戦法を得意としている。
また、高速移動から生み出される分身能力に長けているが、分身体を生み出す際に緑色に発光するという特性を持っており、それさえ把握できれば容易に本体と分身体を見分ける事ができる欠点を持つ。
活躍
夜のショッピングモールに突如として出現し、逃げ惑う人々を分身で取り囲み逃げ道を塞いで次々と殺害していた所、偶然現場に居合わせた橘朔也/仮面ライダーギャレンと交戦。
トリロバイトアンデッドとの戦いでの敗北が影響し心身ともに衰弱しており、カテゴリーAとの融合係数が下がり続け思うように力が発揮できないギャレンを軽く一蹴するが、その後反応を追って駆けつけた剣崎こと剣がやって来た為、不利だと判断してその場から撤退する。
気配を消して倉庫街に逃げ込んだ所へ突如として現れた伊坂=ピーコックアンデッドに挑発され、逆上して襲い掛かるが、一瞬だけ正体を現した彼に格の違いを見せ付けられ、伊坂の計画の為の道具として生きる道を余儀なくされてしまう。
その後、伊坂の実験によってカテゴリーAとの融合係数の低下を抑えられパワーアップしたギャレンの実験の当て馬としてギャレンと再び対決し、初戦は分身能力を用いて何とか撤退するが、分身時に本体が緑色に発行する事を戦闘データの解析から広瀬に見抜かれてしまい、自身の完全復活の証として倒すことに固着するギャレンにしつこく追跡され湾岸まで追い詰められて三度交戦。
再び分身して翻弄しようと試みるが、既に手の内がばれているギャレンに冷静に分身を消されてしまい、最後はギャレンの「バーニングアッパー」を受け敗れ去り封印されてしまった。
第41話の回想シーンにも登場している。
劇場版ではアルビノジョーカーによって再解放されていた。他のアンデッド達と街中で人々を襲っていた所を駆けつけたグレイブ・ラルク・ランスと戦闘になる。グレイブのグラビティスラッシュを浴び、モスアンデッド諸共再封印された。
ラウズカードは上述の通りダイヤの9で「ジェミニ(GEMINI)ゼブラ」。GEMINIとは双子座を意味する。2体へ分身することからの意味づけだと思われる。
なおゼブラアンデッドは3体以上へ分身していたが、ラウズカードとしての能力では2体までなのかそれとも3体以上への分身も可能なのか真偽は不明。
余談
アンデッドのデザインは造形作家、キャラクターデザイナーの韮沢靖氏によっておこなわれたが、シマウマの怪人化に難航したため(可愛いから)、石森プロの飯田浩司氏がデザインした。 そのため他のアンデッドとは異なり頭部の形状がシマウマに近い。
同様に他デザイナーが担当したアンデッドとしてディアーアンデッドがいる。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) 下級アンデッド カテゴリー9
バットアンデッド(8) → ゼブラアンデッド(9) → カメレオンアンデッド(10)