概要
「ヒトが地球を制した背景には、進化論で説明できない理由が存在する」との仮定に立ち、その理由を究明するために作られた機関。
アンデッドの封印が解かれてしまうと、アンデッドの能力を応用した特殊装備である「ライダーシステム」を開発する。
ライダーシステムの適合者達がアンデッドを封印していたが、第1話で本部はローカストアンデッドの襲撃を受けて壊滅してしまう。
活動の起点はチベットで手掛かりとなるボードストーンが発見された事に由来し、物語中盤では烏丸がアンデッドの手がかりを追ってチベットへ向かう事となる。
また、非常用サイレンが特徴的な組織であり、ディケイド版でも同じ音声が使用されている他、CSMにも音声が収録されている。
メンバー
元メンバー
死亡したメンバー
メンバーを詐称
仮面ライダーディケイド
リ・イマジネーションされた「ブレイドの世界」では壊滅しておらず、四条ハジメ(こちらは完全な悪役)が社長として君臨し、52枚のラウズカード全てを蒐集するためにギャレン・ブレイド・レンゲルを用いてアンデッドを封印している。原典以上に職業ライダーとしての色を押し出しており、変身の際には経理→総務→社長の順に稟議を承認させる必要があり、承認が降りるまで生身での戦いを強いられる。稟議書の内容も期間/内容/変身者・人数/マスクドライダーシステム/サポート・人数/封印カード/対象アンデッド/封印方法/使用機材/使用者と情報が事細かに記載されている。
この厳格なまでの資金管理の為、戦いの最中にアンデッドが新たに出現し、仲間が襲われていた所を助けたという止むを得ない事情があっても、変身の資格を剥奪される事がある。つまり、サポーターは出動した時点で命の保障はない。とんだブラック企業である。
なお原点の特徴的なサイレンは健在である。
一方で、世界の外から来た存在であるディケイド/士は例外らしく、コックの身でありながら勝手に変身し、あまつさえ封印対象を爆殺するという所業をやってのけても降格するどころか、11階級特進でKに昇格していた。
原作とは異なり(表向きは)巨大企業としてオフィスを構えており、トランプの4つのスートに分かれた部門を2~13+エースまでの13階級に割っている。仮面ライダーへの変身権限を有するのは各部門最高位たる「A(エース)」で、社への貢献度によってランクは上下変動する(ただし、カズマはランクの2になるまでブレイバックルの没収はなかった)、さながらネロス帝国のような弱肉強食真っただ中の組織となっている。
食堂の席やランチの内容もランクによって著しく異なる。A、KQJ、それ以下の三ランクに別れており、うっかりレッドラインを跨ごうものならブザーが鳴り響く(配膳の際にはブザーは鳴らない。ちなみに、Aランチはフルコース、KQJランチは洋食、それ以下は質素な和食となっている)。
それゆえに立場が変われば態度が豹変することもザラである。ネームプレートもラウズカードを模したデザインになっているのが特徴。
これはおそらく、原典のバトルファイトのオマージュだと思われる。
社長の四条ハジメが死亡後は剣立カズマがBOARDの社長を務めており、経営も幾分かマシになったものと思われる。
メンバー
- 四条ハジメ(社長/仮面ライダーカリス)
- 鎌田(理事長)
- 菱形サクヤ(仮面ライダーギャレン・ダイヤのランクA→ランク3)
- 剣立カズマ(仮面ライダーブレイド・スペードのランクA→ランク7→ランク2)
- 黒葉ムツキ(仮面ライダーレンゲル・クラブのランクK→クラブのランクA)
- アイ(社員食堂コック・スペードのランク8)
- マイ(同上)
- ミー(給仕・同上)