「さぁ、今からゆっくりスクラップにしてやる。少しでも抵抗すれば、メガシルバーの命は無い！」
CV:青山穣
概要
コンドルの遺伝子を元に更なる科学力で生み出されたサイコネジラー。
メカニカルな紫色のコンドルの鳥人と言うべき姿を持ち、頭部には二本の角が生えている。
劇中ではI.N.E.T.の来島副長官の抹殺に動き、彼を庇った裕作を拉致して人質に取り、その身柄と引き換えにメガボイジャーの引き渡しを要求した。
活躍
I.N.E.T.の来島副長官を襲撃すると、折しも彼からケイタイザーを取り上げられた為、変身不能となってしまっていたのを取り戻そうとしていた裕作を一蹴。
改めて来島を攫おうとするも駆け付けたメガレンジャー5人に阻止された為、代わりに裕作を拉致して飛び去ると、今度は彼を人質に取ってメガボイジャーの引き渡しを要求する。
斯くしてメガレンジャーがメガボイジャーでやって来ると、コンドルネジラーは鎖でその動きを封じると同時に、ビビデビから巨大化ウイルスを注入されて巨大化。
裕作を人質に取られている事も有り、無抵抗のメガボイジャーを一方的に攻撃するが、鎖を引き千切ったメガボイジャーに羽交い絞めにされた挙句、レッドから「自爆スイッチを押した。少しでも動くと、まとめてドカンだ」と逆に脅迫される。
その隙にピンク以外の4人が裕作の救出に向かうと、それを読んでいたユガンデとシボレナが兵士クネクネを率いて行く手を阻む。
4人がユガンデやクネクネを相手取る中、シボレナが裕作を始末しようとするが、其処へ久保田博士がデジタンクで駆け付けて裕作を救出。博士からケイタイザーを受け取った裕作がメガシルバーに変身した事で形勢は逆転し、ブレイザーインパクトに怯んだユガンデはシボレナと共に撤退する。
一方、自爆装置が単なるブラフだと知ったコンドルネジラーは激怒し、虎の子の高速飛行で空からメガボイジャーを攻撃し、苦戦させていた。
其処へシルバーの操縦するメガウインガーが加勢に現れると、ウインガーキャノンの砲撃を叩き込まれて怯む。その隙にメガボイジャーはメガウインガーのメガウイングを背中に装備したウイングメガボイジャーに変形。負けじと高速の空中戦を繰り広げるコンドルネジラーだったが、止めのウインガースパルタンを喰らい爆散、空の藻屑と化した。
余談
モチーフはコンドル。
戦隊怪人のモチーフにコンドルが使われたのは、『地球戦隊ファイブマン』のコンドルギン以来7年振りである。
声を演じた青山氏は今作がスーパー戦隊シリーズ初出演となった。特撮自体は昨年の『ビーファイターカブト』にてBCビーザックの声でデビュー済みである。2年後の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』でも竜巻サイマ獣トルネデウスの声を担当する事となる。
関連タグ
電磁戦隊メガレンジャー 邪電王国ネジレジア サイコネジラー コンドル
