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昆虫食の編集履歴2021/11/01 00:17:01 版
編集者:堀 揚げ男
編集内容:ちょっと追記
センシティブな作品

概要

動物を食べることは野生動物では普通であり、人間が虫を食べるという文化も古くから普通であった。(ちなみに、ヒトの唾液には不十分とはいえ昆虫の殻を消化する成分が含まれており、意外にも昆虫食に向いている。)

日本の長野県周辺のほか、中国ベトナムタイの各一部地域、中南米各国、アフリカなど世界各地で昆虫食文化が発達したが、畜産の発達で食肉が安く豊富に手に入るようになったことから昆虫食は廃れる傾向にある。

この結果、一般的には(とくに先進国では)昆虫食はなじみがなく心理的に忌み嫌われるようになっている。

昆虫食が廃れたのは家畜に比べて生産効率が悪いことが一因なのだが、家畜や魚と違って大規模な飼養設備が必要ないので食糧問題の解決策になると注目もされ、宇宙食にもなると見られている。

国際連合食糧農業機関(FAO)が推奨を行った事でも注目を集めた(ただし、かねてより指摘されている「昆虫カタストロフィ」の問題を考えると「遅きに失した」観が無くもない)。

ただし、肉食性ないし腐植食性の昆虫に対しては、あらかじめ絶食させたり内臓を取り去るなどしておかなくてはならない。

野生の昆虫を捕獲する場合は虫の体内に農薬が蓄積されていたり、病原菌寄生虫が存在する危険もあるため注意も必要。また甲殻類アレルギーを持つ人が食べるとアレルギー反応を起こす可能性もあるので注意。

代表例

タガメ カメムシ セミ ゲンゴロウ カミキリムシテッポウムシコガネムシ ゾウムシ ハチ アリ イナゴ バッタ コオロギ ハエ ゴキブリ イモムシ

サソリ クモ ムカデ :厳密には「昆虫」ではない

カタツムリエスカルゴ) :節足動物ですらないが、性質的には類似する

イナゴの佃煮/ハチノコ(成虫のクロスズメバチ含む※)/ざざむし/カイコのさなぎ…日本の伝統料理。

※長野県及び岐阜県南東部で食用の習慣があり、わざわざ養殖したり、愛好家集団が休日に採集したりしているが、長野県に隣接する静岡県では茶の害虫駆除の役割をもつ益虫なので、越境して採集に来る愛好家に対し茶農家が警戒している。

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編集者:堀 揚げ男
編集内容:ちょっと追記
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