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改造実験帝国メスの編集履歴

2022-01-15 10:49:25 バージョン

改造実験帝国メス

かいぞうじっけんていこくめす

「走っている…飛んでいる…泳いでいる…光っている、息づいている…ありとあらゆるものすべてが生きている… あまりにも生命の息吹が強くて噎せ返りそうだ…」

概要

スーパー戦隊シリーズ第10作「超新星フラッシュマン」に登場する悪の組織。


大昔から宇宙を渡り歩き、命ある惑星から原生生物をさらっては改造手術を施し、改造・実験を繰り返しては、その惑星を滅亡へと追いやる狂気の一団。

劇中より100年前にもフラッシュ星系を襲撃するも、英雄タイタンによって防がれ辛くも倒すものの、当時の幹部レー・バラキが離反した為に撤退するレアケースもある。

その最終目的は、大帝ラー・デウスを究極の生命体にすることだが、それはデウス本人しか知らない。


首領

大帝ラー・デウス(声:石塚運昇)

改造の果てに。

改造実験帝国メスの最高指導者にして謎の存在。終盤にて正体が発覚する(当該項目参照)。

声を担当した石塚氏は、『ポケットモンスター』のオーキド博士でお馴染み。


大博士

大博士リー・ケフレン(演:清水紘治)

リー・ケフレン。

メスのNo.2で、獣戦士の製作や改造を受け持つ大幹部。自らを「命の芸術家」と称し、改造生命体を「作品」とみなして、失敗すると容赦なく切り捨てる考えの持ち主だが、自らを「父」と慕うネフェルには、終盤にて情が移っていた。本人の戦闘力も低くはないが、前線に出ることはほぼ皆無だった。

後半でサー・カウラーとの確執が表面化し、彼が言い放った「お前の正体を知っている」という発言を受けてからは、自らの出生と存在意義に疑問符を抱くようになる。

そして終盤にて、デウスの正体を知り、ついには組織を乗っ取るまでになったが・・・


3幹部

ケフレンが作り出した生命体で、獣戦士よりも高い知能と戦闘力を持っている。


レー・ワンダ

(演:広瀬和久 (現・広瀬裕)) (第1話~第47話)

レー・ワンダ

巨大な翼が特徴の幹部。性格は自らを宇宙一美しいと豪語するナルシストで、ネフェルへの対抗意識を見せるなどプライドが高い。

元々は醜い5種類の宇宙生物をブレンドして生まれた存在であり、50年に一度、それらの生物のバイオリズムのシンクロが最高潮に達すると、能力が大幅に上昇する。

この時に獣戦士ザ・ギルギスと力を合わせて愛剣・キラーセイバーを作り出した。なお36話では人間に変装している。

演じたのは、「美形悪役」として名高い広瀬裕(本作では本名の「広瀬和久」名義)で、これが初のレギュラー作品となる。

妖獣士ワンダーラ

第29話から披露。度重なる作戦の失敗とガルスの敗北を目の当たりにし、ワンダがケフレンに頼んで強化手術を受けた形態。戦闘力が大幅に向上し、さらに時間を3秒間だけ止める「タイムストップ3秒殺し」という恐ろしい技も会得した。最終決戦ではザ・ワンダルと共同し永久に時間を止められるようになった。


レー・ネフェル

(演:萩原さよ子(第1話~第50話)

レー・ネフェル

右半身が豹で、左半身がアルマジロ風の装甲の改造生命体。変装が得意で、ウルク・キルトと共に人間社会を混乱に陥れる。武器は光の鞭に変形する金属のスティックと指からの光線。

終盤では、自らを生み出したケフレンを「お父様」と呼び慕い、最終回にて彼を庇って戦死した。


演じた萩原氏は、『科学戦隊ダイナマン』でダイナピンク/立花レイを演じており、正義役と悪役を両方演じた最初の例となった。

2例目は本作にてグリーンフラッシュ/ダイを演じた植村喜八郎氏で、『地球戦隊ファイブマン』で初代艦長シュバリエを演じている。なお萩原氏と植村氏はのちに『海賊戦隊ゴーカイジャー』にも出演した。


妖獣士ネフェルーラ

センシティブな作品

第30話から披露。ワンダーラの強さを目の当たりにし、自らケフレンに志願して強化手術を受けた形態。幻覚が得意技で、さらに愛剣・デスブリーズを使った攻撃も見せた。


レー・ガルス

(演:内田博之) (第1話~第28話)

すきすきガルスすき

怪力で戦う3幹部の一角。姿は機械と融合した怪物で、人語も話せないほど他の2人より知能は劣るが、その分組織への忠誠心は厚い。

第28話にて、エネルギーフラワーの力で火炎攻撃を会得。惑星直列の影響でパワーが落ち始めたフラッシュマンを苦しめるが、ローリングバルカン2連発に耐え切れず敗北。

巨大化し再度襲い掛かるも、最期はフラッシュキングのスーパーコズモフラッシュに倒された。


準幹部

3幹部よりは下であるものの、獣戦士よりも位が高い。幹部や獣戦士のサポートなどを担当する。


ウルク

(演:長門美雪) (第1話~第45話)

ウルク

狼の遺伝子から誕生した。3幹部のサポート役が主な任務で、特にネフェルと行動することが多い。キルトとは非常に仲が良く、抜群のコンビネーションを見せた。長門曰く「怖がらせ役」。最期はデウス獣戦士ザ・キルトスに命を与え、消滅した。


キルト

(演:小島裕子) (第1話~第45話)

キルト

猫の遺伝子から誕生した。瞬発力と敏捷性に優れる。

最後はザ・キルトスに改造され、ウルクの命も受け取りパワーアップしたが、グレートタイタンのタイタンノバに倒された。


構成員

メスの尖兵達。3幹部の作戦に従事し、破壊活動を行う。


獣戦士

?の遺伝子から作られた…

宇宙生物と地球の生物の遺伝子などを組み合わせて生み出される生命体。知能レベルは人間とほぼ同等だが、基本的に人語は喋らない。

名称は「ザ・○○」。


デウス獣戦士

女幹部の遺伝子怪物。

第44話以降登場。デウス遺伝子と、メスの幹部やエイリアンハンターの遺伝子や肉体を合成して作られ、通常の獣戦士以上のパワーを持つ。


ゾロー

メス帝国の戦闘員で、軍隊蟻の遺伝子から生み出される。武器は口からの溶解液と両手のカギ爪。右胸にある青い心臓部が弱点で、そこを攻められると簡単に死んでしまう。


クラーゲン

レー・ネフェル&クラーゲン

地球のクラゲを元に作られた巨大生物。ローリングバルカンに倒された獣戦士に、エネルギー光線を浴びせて、再生・巨大化させる。一度ビームを発射すると、体が縮んでしまう。

最後はデウスの仮面と融合し、ザ・デーモスとなる。


エイリアンハンター

huntalllivingthing

宇宙を渡り、原生生物を拉致・テロ活動を起こす傭兵部隊。ジン達5人をさらった張本人である。


サー・カウラー

(演:中田譲治) (第15話~第48話)

サー・カウラー

当該項目参照。


ボー・ガルダン

(演:岡本美登) (第43話~第48話)

ボー・ガルダン

カウラーの右腕的存在で、共に宇宙を荒らし回っていた。ガルダンの来訪と部下達が獣戦士に狙われたことで、カウラー達は、第三勢力へと変貌した。

ガルダンの武器は、鳶口状の棒・ガルドロッドと炸裂光線で、フラッシュマンとメスを相手に勇猛に戦う。

しかし、48話にてネフェルに捕らえられ、デウス獣戦士ザ・ガルデスに改造されてしまう。


エイリアンハンター四人衆

カウラー配下のエイリアン達。第43話にてケラオが獣戦士ザ・ギータンに捕食されてしまい、第44話で生き残りの3人もひとまとめにデウス獣戦士ザ・タフモスにされてしまう。


バウラ

赤い獣人のような姿のエイリアンで、四人衆のリーダー格。口からの炎や、鎌と怪力を武器に戦う。武器の鎌は前作副官ブーバの武器・ブルバドスの流用。


ケラオ

耳の長い禿頭のエイリアンで、銃の名手。ギータンの襲撃により負傷し、宇宙人と友達になることを夢見る少年たちと彼らに心動かされたブンに助けられるも、最期はブンを庇う形でギータンに捕食されてしまう。

作中に登場したエイリアンハンターで唯一、自らの名を名乗った。


彼の種族はエイリアンハンターとして宇宙に最も多く進出しており、第3話や第12話等でも同族が登場している他、3話の獣戦士ザ・ザイモスも同族の遺伝子から生み出されている。


ホウ

四人衆の紅一点で、弓矢が武器。聴覚に優れ、暗闇の中でも音だけを頼りに弓矢を命中させる他、目からは麻痺光線を放つ。


ハグ

長髪で巨漢のエイリアン。2本のブーメランや、両手で敵の首を絞めると同時に高圧電流を流す技で戦う。また、感情が高ぶると頭の毛が逆立つ。視力調節眼鏡で50m先のハエの飛ぶ姿や水中を泳ぐミジンコさえも視認できる。


メスの戦力

改造実験基地ラボー

メスの本拠である円盤型の要塞。直径183.6m。恒星間航行能力を持つ。

巨大な一ツ眼のある外観を持ち、そこから破壊光線、対象を拉致するトラクター光線、そして下部からはデウス遺伝子強化エネルギーを放つが、これはラボー自体のエネルギー消耗に繋がる。地球では、日本にある「死の谷」に潜んでいる。

最期はケフレンの死と共に大爆発を起こし、メスは滅んだ。


名前の由来は、「実験室」を意味する「ラボラトリー」(laboratory)から。ラボー内では、狭いステージで奥行きを感じさせるため、背景は黒く、白いドライアイスのスモークを床に流している。この手法は以後のシリーズでも敵アジトの表現として定番化している。


ラボー戦闘機

メスの戦闘機。後部に三脚を持つ。最高時速マッハ8.5で、武器は光線砲。前部の二本脚、後部の一本脚を交互に動かしながら前進する。

ちなみに、戦隊シリーズにおいて初めての悪の可変戦闘機である。


遺伝子シンセサイザー

さぁ、実験を始めようか★大博士リー・ケフレン!!改造実験帝国メス

獣戦士を生み出す生命合成装置。操作には極めて繊細で高度な技術と力が必要なようで、メスの中ではケフレンでしか使いこなすことができない。楽器としては使えない。


終盤ではカウラーが時村博士を脅迫して同型の遺伝子シンセサイザーを作らせ、わざとフィードバックを発生させることでデウスの体内遺伝子を狂わせて苦しめるという使い方をした。


最終回、ケフレンが「この遺伝子シンセサイザーを使って、お前達の反フラッシュ現象を治してやろう」という交渉を持ちかけたが、サラはこれを拒否し、遺伝子シンセサイザーを破壊。実は、これはラボー全体のコントロール装置でもあったため、破壊されたことによってラボーは崩壊していくのだった。


操作音にはバッハの平均律クラヴィーア曲集(前奏曲とフーガ)第1巻第10番ホ短調BWV855のフーガがアレンジされて使用されている。また、当初の予定はパイプオルガンであったが、そこまで大がかりなセットは用意できなかったため、シンセサイザーに変更された。(パイプのような部品が取り付けてあるのはその名残)


関連イラスト

ウルクさんとキルトさんGO!GO!HUNTER!! 詰め合わせ~


関連タグ

超新星フラッシュマン


大星団ゴズマ改造実験帝国メス地底帝国チューブ

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