概要
全日帯が輝いていた最後の時代である。
90年代初頭は宮崎勤事件の影響か一時的な子供向けシフトが起きたものの、すぐに回復。再び黄金時代を迎えた。1995年~1997年にかけてヤングアダルト向けアニメのブームも起きた。
しかし1998年には不況激化に加えポケモンショック、少年犯罪やクレーマー等による自主規制、夕方ワイドショーの拡大等の影響で先細りを見せていき、深夜アニメに活動の場を移していく。男児向けの中心は特撮ヒーローに移った。
こうして、深夜アニメの少ない地方都市を中心に、世間一般では後の動画サイトブームの時代までテレビアニメ氷河期を迎えることとなった。
作画水準も末期になると現場の混乱が垣間見えるようになり、有名なヤシガニ事件も起きた。