初登場話:第37話「眠りが覚めて」
データ
身長 | 225.0cm/222.0cm(サイコローダー) |
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体重 | 125.0kg/125.0㎏(サイコローダー) |
特色/力 | サイコローダーへの変形、顔の穴から発射するミサイル |
AP | 6500/4500(サイコローダー) |
ファイナルベント | デッドエンド |
概要
『仮面ライダー龍騎』に登場するコオロギの特性を備えたミラーモンスター。
二足歩行型で、サイコロのような顔面から複数のパイプが伸びた異形の姿をしている。
オルタナティブ、オルタナティブ・ゼロと契約しており、彼等に疑似ライダーの力を与えた。更には「ホイールベント」により時速680㎞で走るバイク形態「サイコローダー」に変形する事も可能。ちなみにスペックはAP6500であり、意外にもマグナギガより高い。徒手空拳による戦いの他、顔面の穴からは弾丸を発射する能力がある。
オルタナティブコンビ脱落後の第43話「英雄は戦う」では野良モンスターとなり人々を襲っていたが、龍騎の昇竜突破と仮面ライダーナイトの飛翔斬を受けて倒された。
サイコローダー
サイコローグが変形するバイク。ホイールベントやファイナルベントを使用して変形する。
フロントカウル部分に相当する「サイコプレート」は非常に硬く、ビルに突進しても貫通するほどの威力があり、変形時に出現する車輪「サイコホイール」は超高速で走っても決して破裂することはない(『仮面ライダー龍騎超全集 下巻』p77では時速680㎞で走行してもバーストしないと記されている)。後背部の「スラッシュダガー」は超振動波を発し、触れる物すべてを粉砕する。「パワーコア」という生体エンジンを搭載している。
変形シークエンスは、前屈みの姿勢で走るサイコローグが宙に浮かび、両手足に縮小・収納されていた車輪サイコホイールが出現し、胸部から生体エンジン・パワーコアが露出し、最後に両足から後方へスラッシュダガーが伸びて変形完了する、というもの。
ファイナルベントでも変形できるため、作中ではホイールベントは使われなかった。
他媒体での活躍
『仮面ライダードラゴンナイト』ではゼイビアックス将軍配下のミラーモンスターとして登場した。
『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』では大ショッカー所属の怪人として登場。オルタナティブ達が所持するソードベント「スラッシュダガー」を自ら携えて人々を襲っていたが、最終決戦で仮面ライダーBLACKRXのリボルケインで貫かれ撃破された。
余談
名前の由来はサイコロ+コオロギ。本来はオルタナティブの元になったコオロギ型モンスターの仮称であり、頭部の穴も名前にちなんでサイコロに由来する。
顔面のマスクは、「人工的な服従回路」をイメージしたものとなっており、野生のミラーモンスターに制御用のメカを後付けしたという解釈から、本来の顔の一部が後頭部から見えているデザインとなっている。
サイコローダーのモチーフは『仮面ライダースーパー1』の愛機・ブルーバージョンで、バイクへの変形はデザイン担当・篠原保氏の希望であったが、某ライダーバイクの改造なら何とか実現できる、と登場が決定した。また、氏曰く「変形は完全に電人ザボーガー」とのこと(『仮面ライダー龍騎』(ファンタスティックコレクション)p55,82や『完全超悪』p141等より)。
サイコローダーに変形するシーンでは、走っているバイクの真横の映像と、モンスターの真横の映像を加工・合成して映像を作っている(『仮面ライダー龍騎超全集 最終巻』p.51)。
スーツはおそらくバズスティンガーの改造。
神崎製の契約モンスターカードのAPは端数が切り捨てられる法則にあるが、システムの違いからか、APに端数が含まれる唯一の契約モンスターとなっている。
放送終了後に発売された「装着変身EX」では、玩具の独自仕様として肩パーツをメリケンサックとして装備させる事が出来た。
関連項目
オートバジン 仮面ライダーアクセル 仮面ライダーレーザー:同じく人型形態とバイク形態を有する戦士たち。