データ
概要
悪さが大好きな困った小鬼の姿をしたデジモン。
勇気がなくズルがしこい性格で強い相手には絶対に逆らわない卑屈な面もある。
1体で行動することがなく、いつも集団で森の中の木陰や建物に隠れて攻撃してくるが一旦劣勢になると蜘蛛の子を散らしたように一目散で逃げ出してしまう。
こうみえても知能だけは他の成長期デジモンよりは少し高く、頭のモヒカンの手入れは毎日欠かさないという一面もある。
必殺技はマッハのスピードで火の玉を相手に投げつける『ゴブリストライク』。
ゲーム作品での活躍
デジモンワールドで初登場。
所謂雑魚キャラだが、モドキベタモン等のような育成可能デジモンのコンパチキャラではないという仕様。
生息域は幅広く、迷わずの森周辺に始まりグレートキャニオン、果てはミスティツリーズにも出現する。
序盤個体はステータスはさほどではないがは火炎技「マグマボム」を使用してくる。
威力が高いので直撃を受けると危険だが、最初のパートナーがアグモンであれば習得できる可能性があるので、狙ってみてもいいかもしれない。
後半の個体は格闘系・氷水系の技を使用する。
その他、イベントにも顔を出す。
ドリルトンネルのアルバイトイベントでは攻撃しないどころか応援してくれたり
モノクロ店でのアルバイトイベントでは一番商品を高く買ってくれる客(カモ?)として登場するなど憎めない一面もある。
他のゲームに登場する場合は鬼つながりでオーガモン系デジモンの成長期デジモンとして登場する事がほとんどである。
デジモンストーリーでは記念すべき初の対戦相手として登場。データ森に出かけたガオモンとクルモンを襲っていたため、主人公と戦うことになる。なお、進化系のオーガモンもこのダンジョンのボス。
アニメ作品での活躍
デジモンアニメシリーズでは、今作が初登場となる。第2話に登場。
常に白目を剥いており、何故かオーガモンではなくフーガモンに進化する(フーガモンに対応するゴブリモン系デジモンは本来ならシャーマモン)。なお、このフーガモンは通常種とは異なり、ツノが存在するのが特徴。最期はレナモンの狐葉楔を食らって消滅した。
第5話に登場。スナイモンの手下で、ミノモンと共にコクワモン達を工場で無理やり働かせた。
第18話のメルクリモンの回想シーン以降、モブデジモンとして度々登場。
劇場版ではアルゴモン配下として大量に出現するが、ソーセージをヌンチャクのように使うララモンに敗れた。
第7話のキュートモンの回想シーン以降、モブデジモンとして度々登場。
第37話に登場。ゴグマモンの手下で、スナリザモンと共にゴツモン達を工場で無理やり働かせた。
第47話でも、水場を巡ってシマ争いをするガオスモンやミニデカチモンの部下として大量に登場。
第61話では亜種のシャーマモンが登場しているが、デジモンシリーズ特有の誤植で「ゴブリモン」としてクレジットされている。
CV:中村光樹
第31話に登場。
ムシャモンの意識が宿る妖刀「白鳥丸」に乗っ取られ、辻斬りデジモンに仕立て上げられたデジモンの一体。
人間を斬って白鳥丸に吸収した後、遭遇したハヌモンと交戦。ハヌモンの装備している骨を砕き割って追い詰めるが、斬る寸前で限界が来てしまい、ハヌモンが白鳥丸を手に取った際にデータを白鳥丸に吸い取られ、消滅してしまった。
が、最終的に刀が折れたことで他の人間やハヌモンともども解放されたと思われる。
なお、他のデジモンに関するアイテムに乗っ取られて暴走する展開はフロンティアのシャーマモン(ヴリトラモンのスピリットに取り込まれた)を彷彿させる。
進化ルート
RPGのゴブリンよろしく何かと雑兵扱いされやすい彼らだが、シリーズが拡大にするに連れ、最終進化系は上位種になる傾向にある事が判明している。そもそも成熟期のオーガモンの時点でスカルグレイモンを敗るほどのポテンシャルを秘めているので上位種に進化するのはある種の必然というものである。ただし、完全体は汚物系デジモンであるナニモンと共通な辺り、どこか憎めないゴブリモンらしい(尤もデジタマモン自体、防御力に優れる強力なデジモンなのだが)…実はナニモンは媒体によってはゴブリモンから進化するのでオーガモンに進化しなくてもデジタマモンに進化できてしまう。
進化ルート
関連タグ
クリッター ムゥ ワドルディ……ポジションが似ている雑魚キャラ系繋がり。
亜種