概要
不気味な赤黒い色をしており、主に雷を思わせる(オーラや炎状の時もある)エネルギーである。
モンスターに関して現在は、ジンオウガ亜種、オドガロン亜種、イビルジョー、怒り喰らうイビルジョー、バルファルク、奇しき赫耀のバルファルク、アカムトルム、オストガロア、アルバトリオン、ゼノ・ジーヴァ、イブシマキヒコ、メル・ゼナといった強力な12種が龍属性の技を持っている。
(MHFにまで話を広げると、ここにドラギュロス、ルコディオラ、レビディオラの3種も加わる)
MHP2G以前では、リオレウスやティガレックス、ドス古龍も一部の攻撃にその属性攻撃を持っていた。MHX以降では、リオレイア希少種のサマーソルト攻撃が龍属性となった他、ドス古龍の一部攻撃にも再び龍属性が付与されるようになった。特にクシャルダオラは明確に赤黒い龍属性エネルギーを纏ってのプレス攻撃を行ってくる。またナルハタタヒメも噛みつき攻撃が龍属性を帯びている。
また、これらの龍属性を操るモンスターは自身も龍属性が弱点となっていることが多い(ジンオウガ亜種やティガレックス、リオレイア希少種のような例外もある)。
龍属性にはあらゆる属性を遮断する力を持っているらしく、その属性の攻撃を受けると、属性武器が無属性武器になり、弱化してしまう。一方、MH3に関しては会心率がなんと-50%になり、大幅に攻撃力が弱化してしまう(さすがに凶悪すぎると判断されたのか、MHP3以降は上記の仕様に修正されている)。
この力を利用したのがMHW系列のみに登場した要素である龍封力で、龍属性武器で古龍種を攻撃することでモンスターの持つ能力を抑制し、狩猟を有利に進めることができるようになる。
防具や武器に関しては、龍殺しや龍の武器であり、強力な武器に関しては、恐ろしい伝説が語られている武器も多く、(モンスターの和名も同じであるが、)「黒」、「冥」、「獄」、「滅」といった明るいイメージとは言えない単語も銘につく事も多い事から、他のゲームに例えると闇属性と同じような物なのかもしれない。
余談・虫と龍属性
かつてから虫系素材や甲虫種モンスターの素材を用いた防具は何故か龍耐性が高く、また、MHP2ndGまでは虫系ボウガンの殆どが龍属性の弾丸「滅龍弾」に対応していた。更に、MH3以降は特殊な素材を一切用いずに作成できる虫系近接武器の一部に龍属性が付いているケースも見られる。また甲虫種モンスターは龍属性が効きにくいモンスターが大半を占める。
虫と龍属性には一体どんな関係が…?
メタい話、龍属性を操るモンスターの殆どが狩猟難度の非常に高いモンスターばかりで、必然的に作成もかなり遅くなるので、序盤でも龍属性を使える様に配慮した結果である可能性が高い。
関連タグ
ドラゴンタイプ - ポケモンシリーズにおける似たような要素。同じドラゴンタイプにしか有効ではない等、龍殺しの属性としての要素が強い。
むしタイプ:余談参照。
闇属性:他のゲームに例えると、この属性に近い。
竜属性:通常の竜(龍)にまつわる属性はこちらで。