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第64回東京優駿の編集履歴

2022-07-31 11:52:14 バージョン

第64回東京優駿

これはもうふろっくでもなんでもない

1997年(平成9年)6月1日に開催された日本ダービー。サニーブライアンが不人気を覆してクラシック二冠を達成した。

概要

開催日1997年(平成9年)6月1日
開催地東京競馬場
距離芝2400m
天候
馬場

開催前までの動き

クラシック第1弾の第57回皐月賞は、大西直宏の駈る11番人気サニーブライアンが勝利。2着のシルクライトニング、3着のフジヤマビザンも2桁人気だったことで大荒れの皐月賞となった。


しかし、競馬ファンはサニーブライアンの勝利を「あれは単なるフロック(まぐれ)だ」「有力馬の多くが追い込み脚質で、互いに後方で牽制しあって仕掛けが遅れたたけ」「直線の長い府中では逃げきれないだろう」と考えていた。



単勝1番人気は、皐月賞に続いてメジロブライト

父のメジロライアン1990年(第57回)のダービーではアイネスフウジンに敗れて2着だった。


2番人気は弥生賞(GⅡ)の勝馬ランニングゲイル

鞍上の武豊は、ダンスインザダークで挑んだ前年(第63回)、フサイチコンコルドに優勝を浚われたことから、未だに勝てていないダービー制覇に燃えていた。


3番人気はシルクジャスティス

鞍上は前年にフサイチコンコルドでダービーを制覇した藤田伸二で、まだ前例のない2年連続ダービー制覇を狙う。


4番人気は後に逃げ馬として名を馳せるサイレンススズカ

5番人気に青葉賞(当時GⅢ)の勝馬トキオエクセレントが続き、皐月賞馬サニーブライアン最終的に6番人気に留まったが、鞍上の大西直宏はこう言った。

「1番人気は要らない。1着が欲しい」と。


なお、皐月賞2着馬のシルクライトニングは競走除外となった。

出走馬


レース展開

↑フジテレビ版(実況:三宅正治)


↑JRA公式版


レース結果

着順枠番馬番馬名着差人気
1着818サニーブライアン2分25秒96
2着35シルクジャスティス15
3着715メジロブライト1/21
4着47エリモダンディークビ8
5着612ランニングゲイルクビ2

払い戻し

単勝181,360円
複勝18390円
複勝5210円
複勝15130円
枠連3-82,050円
馬連5-184,860円

関連タグ

東京優駿(日本ダービー)


1997年クラシック三冠

第57回皐月賞:サニーブライアン

第64回東京優駿:サニーブライアン

第58回菊花賞マチカネフクキタル


【前回】第63回東京優駿(1996年) 優勝:フサイチコンコルド(藤田伸二)


【次回】第65回東京優駿(1998年) 優勝:スペシャルウィーク(武豊)

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