ジロウ「ドンブラザーズ改め、ドラゴンファイヤーズとして、頑張りましょぉぉぉ!」
雉野「ドラゴン…。」
はるか「ファイヤーズ…嫌すぎる…。」
概要
ドン20話にて登場したヒーローチーム。
東京にやってくる幼馴染・ルミにカッコつけたいがため、どうしてもリーダーになりたい桃谷ジロウ/ドンドラゴクウ。現リーダーである桃井タロウ/ドンモモタロウに、自分をリーダーにするよう懇願するジロウであったが、タロウはこれを承知。
さらに「自分は嘘がつけないから、ジロウの『お供』として行動する事はできない」という理由から、チームからの脱退を宣言。しかも「付け焼き刃(の演技)では怪しまれる」として、早々にその場から去ってしまった。
こうして誕生した、新体制のドンブラザーズ。
それが暴次郎戦隊ドラゴンファイヤーズである。
ジロウの考えから、ヒトツ鬼や脳人との戦いだけでなく、レスキュー活動も行う方針を執っている。
メンバー一覧
リーダー
有名になりたいがために、救助者に徹底的に名前を売り込む。
タロウがメンバーの練度に無頓着であるように見えたらしく、メンバーを引き連れトレーニング(雨天決行)をおこなった。
お供
最初こそジロウのノリについて行けていなかったが…。
お供候補
ドンブラザーズのメンバーと直接の面識がなかったが故に、ドラゴンファイヤーズには所属していない。
偶然雉野と出会い、彼の誘いでトレーニングに参加。本人的には体力に自信があったようだが、すぐに挫折して逃げだした。
そのままついていっていたら諸々の事情を知り得たかもしれなかったのだが…。
まだまだ何も知らない状態が続くようである。
活躍
手始めに発作を起こしたトラック運転手や、火災に見舞われた作業員たちを救助。
さらにレスキュー活動を重ね、ホームページを立ち上げ、着実に有名になっていく。
同時に高慢にもなっていくメンバーに五色田介人が忠告するものの、完全に無視されてしまっていた。
こうして、「大臣栄誉賞」なるものを受賞することとなったドラゴンファイヤーズ。豪華な衣装に身を包み、文字通り鼻が高くなってしまっていた。
授与式に出席するため、転送されてきた変身アイテムを無視するジロウたち。
そんな彼らの前に、再び介人が現れる。
介人は、ドラゴンファイヤーズの成功の裏にはタロウの協力があったこと、現在タロウが一人で五星鬼と戦っていることを告げる。
それを聞いたメンバーたちは高い鼻がもげて正気を取り戻し、タロウに加勢すべく現場へ駆けていく。ただ一人を除いては...。
なお授与式には介人が長官名義で出席。
散々忠告していた癖に、介人自身も鼻が高くなっていた。
おまけに写真集も出した。
そして、肝心のルミはというと、「面倒になった」という理由から上京をやめてしまった。
いったい何の為のドラゴンファイヤーズ結成だったのやら……
余談
- トレーニングのシーンはスケジュールの都合上、雨天の下での撮影となった。このことについて、本作のプロデューサーである湊陽祐氏は「ジロウの特訓の厳しさと常識外れさが上手く伝わる良いシーンになった」と語っている。
- 事実上解散状態となってしまった本チームであるが、介人だけは「ドラゴンファイヤーズ長官」の名義を使い続けているようで、ドン26話で登場した写真集第二弾もそのままの肩書きで出版されている。ただし、ドン26話がメタ要素の多い回である以上、これもネタの一つである可能性は十分にある。
関連タグ
ドンブラザーズ:本チームの前身。
コレがドンブラザーズの名乗りだ!暴太郎のホントの姿!?:元ネタ?
ジャッカー電撃隊:追加戦士がリーダーの座を奪った戦隊の元祖。
太陽戦隊サンバルカン、侍戦隊シンケンジャー:変身後の姿はほぼ据え置きのまま、リーダーが変わった戦隊(但し、後者は一時的なものに終わった)。また、後者には夢オチ的な扱いのものもある。
魔進戦隊キラメイジャー:こちらに至っては実際には結成されずじまいで終わる。
忍風戦隊ハリケンジャー、炎神戦隊ゴーオンジャー、快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー:2つの戦隊チームが登場する作品。ドンブラザーズとドラゴンファイヤーズを別換算とする場合、暴太郎戦隊ドンブラザーズもこれに該当する。
五星戦隊ダイレンジャー:その場のノリでチーム名を変えたことがある戦隊。