ベルグモン
べるぐもん
概要
レベル | ハイブリッド体 |
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タイプ | 巨鳥型 |
属性 | ヴァリアブル |
必殺技 | ゾーンデリーター、マスターオブダークネス |
所属 | ナイトメアソルジャーズ |
闇のビーストスピリットによって進化した、ハイブリッド体デジモン。ヴァリアブル種。
赤茶色の骨で出来た鳥の姿をしており、両肩と頭に合計3つの魔鳥の頭蓋骨の意匠がある他、鬣にダスクモンの面影がある。
北欧神話の怪物、フレスベルグがモチーフで、異名もフレスベルグの名が意味する「死体を飲みこむ者」という言葉に由来する。対の関係にあるガルムモンも北欧神話の怪物の名前に由来している。
『デジタルモンスターXVer.2』では成熟期、『バイタルブレス』では完全体として扱われている。
公式設定
デジモンウェブ「デジモン図鑑」
伝説の十闘士の力を宿した、闇の能力を持つデジモン。超巨大な怪鳥の姿をしており、その凶々しい姿や性質から「死者を飲み込むもの」と呼ばれている。ダスクモンが細かな粒子へと変化し、それが大量の黒い霧となって覆った空から飛来する。
プライドの高いダスクモンは醜悪で理性的ではないベルグモンに変わることを嫌っていて、よほどのことが無い限りベルグモンの姿を見せない。通常戦闘においては敵を盲目にする性質のある爪と、金属も噛み砕く牙が主戦武器。
必殺技は最大パワーの羽ばたきで、空間ごと敵を異空間に消し飛ばす『ゾーンデリーター』と、敵の性質を闇に変えて自分の思うままに操る『マスターオブダークネス』。
作品での活躍
デジモンフロンティア
ダスクモンが悪の闇のビーストスピリットで進化した姿。
余りにも危険なため、ケルビモンによって封印されていた。設定上はエンシェントガルルモンと同等の力を持つベオウルフモンを圧倒するだけの強大なデジモンとして描写され、ディースキャナから届いたオファニモンのメッセージを聞いて動揺し、一時は撤退。ベオウルフモンとの再戦でツヴァイハンダーを受けて倒された。
木村輝一が正気を取り戻したのに伴い、カイザーレオモンに変化した。
なお、アニメ版でのゾーンデリーターは翼で地面に円形の印を付け、結界の中に閉じ込めた敵を消し去る技、マスターオブダークネスは額からのビームとして描写されている。
デジモンアドベンチャー:
第20話にて登場。前述の「フロンティア」以来、アニメデビューから約18年ぶりのカムバック登場でもある。
劇中言葉を発することはなかったがデビモン傘下(あるいは協力者)のようで、レオモン曰く「古より「死者を飲み込むもの」と恐れられている闇の獣(厳密には鳥だが)」。聖なるデジモンに関する積荷を運搬中だったバルブモンを襲い、積荷を回収すると用済みとばかりに『ゾーンデリーター』で消滅させる。
その道中メタルグレイモンとワーガルルモンの攻撃を受け1度は奪われるも取り返すが、捕らわれていた聖なるデジモンが脱走し力を貸したことで輝きに目が眩み墜落。その隙に回復とパワーアップを許し、両者の必殺技を叩き込まれて消滅した。
戦闘では上記の必殺技以外にも羽を飛ばしたり尻尾からビームを放ったりもしたが、前者はメタルグレイモンが当たっても動じなかったりワーガルルモンが容易く払い除けていたのに対し、後者は爆発などの描写もないのに当たっただけで大きく仰け反らせるほどの威力。また黒い電撃のようなオーラ状のエネルギーで積荷を回収する器用さも見せた。
進化
スライドエボリューション
『デジタルモンスターカードゲーム』
亜種
フロスベルグモン
レベル | 究極体 |
---|---|
タイプ | 巨鳥型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | イノセンスブリザード、フリージングレイ、ルインリバーヴ |
『バイタルブレスデジタルモンスター:ブリザードファング』で初登場した孔雀のような美しいデザインのデジモン。
頭にはリボンが付いており、何処と無く女性的な雰囲気を醸し出している。
ある地域で畏怖の対象とされる伝説のデジモンで、遭難者を助けるべきと判断すれば遭難者を連れて下山し、そうでなければ吐息で死を与えるとされる。
必殺技は翼と尻尾から吹雪を発生させる『イノセンスブリザード』、口から冷気のビームを放ち、敵をドライアイスに変えてしまう『フリージングレイ』、美しい歌声で敵を内部崩壊させる『ルインリバーヴ』の三つ。
名前の由来はフレスベルグとフロスト(英語で霜)。ベルグモンとの関連性は不明である。
暑い地域に住む孔雀と氷の組み合わせはアンバランスではあるものの、聖闘士星矢Ωでのパブリーンの前例があるので気にしてはいけない。