概要
『仮面ライダー剣』の主人公、仮面ライダーブレイドの使用する醒剣。重量2300g。
ブレイドのモチーフであるヘラクレスオオカブトに似た形の片手剣であり、持ち手の近くにはラウズカードをスキャニングするためのスリット〈スラッシュ・リーダー〉が存在している。切れ味は鋭く、高熱放射と高周波振動で切れ味を倍増させたヒーティング・エッジとオリハルコンプラチナを極限まで研磨したオリハルコン・エッジの刃は地球に存在するすべての固体を切り裂くとされている。
普段はブレイドの左腰の〈ラウザーホルスター〉に提げられている。内部にはカードケースが収納されており、最大12枚まで保管可能。メイン画像のようにカードケースを開いてラウズカードをホルスターから展開し、ぐるりと覆った姿で使用されることが多い。
また、ジャックフォーム時は先端にディアマンテエッジが装着され、剣身が伸びる。また、切れ味も通常時の1.5倍に上昇する。
その初期APは5000。ジャックフォーム時は7400となる。
ブレイド以外の者がホルスターから引き抜くことは不可能だが、第32話でスカラベアンデッドの時間停止能力で動きを止められた際に、キングに引き抜かれて一時奪われ逆利用されていた。
技
ブレイドが使う技の中で、ブレイラウザーをラウザーとしてではなく武器として用いる技をあげる。
- リザードスラッシュ
スペード2(リザードアンデッド)のラウズカードを用いた技。
ブレイラウザーの切れ味を上昇させる。
- ボアタックル
スペード4(ボアアンデッド)のラウズカードを用いた技。
ブレイラウザーを刺突の状態で構え、敵に向かって突進する。
- ディアーサンダー
スペード6(ディアーアンデッド)のラウズカードを用いた技。
ブレイラウザーの切っ先から電撃を放ち、少し離れた敵に当てる。
スペード2と、スペード6のラウズカードを用いたコンボ技。
刀身に電撃をまとったブレイラウザーで斬撃を放つ。
余談
番組放送時に発売されていた『醒剣DXブレイラウザー』の剣戟音と劇中の剣戟音は異なっていたが、後年の『仮面ライダーディケイド』では、『醒剣DXブレイラウザー』の剣戟音が使用されていた。
また、『ディケイド』本編に登場するFFR・ブレイドブレードは見ての通りこちらがモデルとなっている。
ちなみに、主役ライダーの武器としては珍しくCSMで商品化され、なんと2004年当時のラウズカードをラウズさせることも可能になっている。
関連項目
主役ライダー武器