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概要

 3体の原種が地球圏に出現した事により国連緊急会議の即時締結によって再編されたガッツィ・ジオイド・ガードの後継組織。『勇気ある銀河生命圏の守護者』又は『宇宙防衛勇者隊』。旧体制のGGG隊員を中心に世界中の国家組織の優秀な人材、ゾンダー事件で関わった人物で構成されるが、全体の組織構成は以前と然程変わらない。結成前の水面下では日本側のオーバーテクノロジー独占を危惧した世界各国の諜報合戦が繰り広げられていたものの、数量限定で(Gストーンを含む)GSライド関連技術と勇者ロボ素体の無償提供を見返りに地球防衛と連携の協力を2005年5月より仰がれ、同年9月20日に公的組織として公表される。

 前者が秘密組織だったのに対し、こちらは国連直属の機関としている(衛星軌道上に基地が存在しているので秘密に出来ないから)。緊急時に上層部が不在の場合、規約から国連事務総長ロゼ・アプロヴァールが代理として指揮を下す。犯罪組織が『メカノイド級』の兵器を繰り出した際や、人工漂流物にも対処する。

 市井でも公に出来ない情報も当然収集されており、『ソムニウム』一族の実体や『アルジャーノン事件』の真実もある程度把握されている(後者は国連下部組織が引き起こした人災に等しく、公表できない為)。一方で、軍事技術(義手、義足のサイバネティック技術や『ミラーコーティング』による軽量化)の一部が市民生活に供与された。

 2007年に起こった『宇宙収縮現象』から主要メンバーらが『三重連太陽系』へ赴き、反乱罪で待機組を含めて永久追放及び拘束されるも、『護』と『幾巳』両名は満身創痍ながら帰還。詳細に真実を語った事で『ザ・パワー』の影響で壊滅寸前の打撃を受けた世界の混乱と復興の最中、2年の期間を要したが放免される。

2012年にはガッツィ・グローバル・ガードの設立に伴い、役割を明け渡し事実上の活動停止に。

 だが、2017年に帰還した『凱』の証言でメンバーの生存が明確になってからは、長官職は『大河』に返還。

 但し本人が職務を遂行出来ない現状を鑑みて、『凱』を長官代理として再始動する事になる。

ガッツィ・ギャラクシー・ガード構成メンバー

ガッツィ・ジオイド・ガードからのメインメンバー

大河幸太郎:GGG初代長官。元ID5ゴールドタイガー。後に職を返還される形で3代目に。地球圏帰還後は二つのGGGを統括する特務長官に就任。

火麻激:GGG初代参謀。元ID5シルバーピューマ。

獅子王麗雄:GGG初代エグゼブティブスーパーバイザー。元ID5支援者Mr.Lその人。

猿頭寺耕助:GGGオペレーターチーフ。元ID5メンバー、ブルーモンキーの遺児。

牛山一男:GGG整備部オペレーター。

スワン・ホワイト:GGGR&Dオペレーター。原種大戦後はアメリカGGGに転属。

卯都木命:GGG機動部隊オペレーター。

獅子王凱:GGG機動部隊隊長。地球圏帰還後ギャラクシーガード長官代理も兼任し、大河帰還後は正式に長官に就任。

天海護:GGG特別隊員。後に少年GGG隊の中核になる。

追加メンバー

獅子王雷牙:GGGオービットベース・セカンドオーダールーム長。原種大戦後はアメリカGGGに転属。

スタリオン・ホワイト:GGGセカンドオーダールーム。アマテラス、ヒルメ担当。後に古巣のアメリカGGGに転属。

犬吠埼実:同室内、スサノオ、タケハヤ担当。

野崎通:同室内、イザナギ、ツクヨミ担当。

平田昭子:同室内、カナヤゴ担当。

人事異動、他

八木沼範行:GGG2代目長官。天下り官僚で、先任と異なりスローペース。

パピヨン・ノワール:GGGフランス技研からスワンの後任。

高之橋両輔:雷牙の後任である三代目スーパーバイザー兼R&D部長。グローバル・ガード設立後は御殿山科学センター所長に復帰。

楊龍里:メインメンバー地球圏追放後は一時的に長官代理に就任。後にグローバル・ガード設立時に4代目スーパーバイザーとして参加。

アルエット・ポミエバイオネットから救出された少女。『ガオファイガープロジェクト』の一翼を担う。とある事件で記憶を無くすも、10年後に拉致事件で取り戻し、R&Dからグローバルガード機動部隊次席に正式配属される。拉致事件より救出されて以降、戒道の事を気に入いる。