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ガスト(メーカー)

がすと

ガスト(メーカー)とは、かつて存在した日本のゲームメーカー。現在はコーエーテクモゲームスの社内開発部門兼ブランド名である。

概要

長野県長野市に本社を置いていたゲームメーカー

1993年、ケイケンシステムのアミューズメントソフトウェア開発部門を分社することで設立。長野県初のゲームメーカーとして注目を浴びた。

処女作は『アレス王の物語

1997年に現在のアトリエシリーズの第一作である『マリーのアトリエ~ザールブルグの錬金術士~』を発売し知名度を高めた。

アトリエシリーズの他にもアルトネリコシリーズが有名であり、作品の音楽の良さには定評がある他、アルトネリコ、アトリエシリーズともに萌え方面にも定評がある。

一方で萌えゲーと思って手を出すとヒロインの暗黒面をまざまざと見せつけられる(アルトネリコシリーズ)場合もあるので注意が必要である。

2011年12月7日コーエーテクモホールディングスによって子会社化される。

コーエーテクモの傘下に入って以降は、ゲームエンジンにKTGLが用いられるようになる。

これにより、初採用作の『エスカ&ロジーのアトリエ』ではローディング時間の短縮やバトル中のキャラ交代システムが可能になるなどの変化がもたらされた。

2014年10月1日には兄弟会社のコーエーテクモゲームスへ吸収合併され「ガスト長野開発部」と名前を変えた。

2016年4月1日のコーエーテクモゲームス内の組織再編により、ガスト長野開発部は京都開発部と統合され、「ガスト」ブランドとなった。

2020年3月19日、長野開発部は横浜市のみなとみらいに新築されたコーエーテクモグループの本社ビル「KTビル」に入る、コーエーテクモゲームスの本社に移転・集約。創業の地である長野での活動を終えた。

代表作

アトリエシリーズ

マスコットキャラクター

ガストちゃん

旧ガストホームページ「ザールブルグどっとこむ」や公式ネットショップ「ガストショップ」のイメージキャラクター。白いぬいぐるみのような帽子が特徴。

ヴィオラートのアトリエ』などいくつかのガスト作品にファンサービス的に登場している。

がすとくん

ガストちゃんのお父さん的存在。がすとくんもガストちゃんと同様ゲーム内に登場し、『リリーのアトリエ』から『イリスのアトリエ』までのアトリエシリーズ作品で毎回どこかにいる。

ネプテューヌシリーズ」では後述するがすとちゃんの必殺技で召喚され、爆発することで敵にダメージを与える。

がすとちゃん

ガストちゃんのデザインを基に株式会社ガストを擬人化した「ネプテューヌシリーズ」のキャラクター。ガスト公式Twitterのアイコンになったり、『よるのないくに』に登場したりと、ネプテューヌシリーズに登場しなくなってからも活躍の場は多い。