滅亡のメイ
めつぼうのめい
図鑑データ
「その顔は何?この私が来たのよ?歓迎パーティーの準備はできているのよね?」
概要
韓国発祥のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
ブラックリバーの戦略爆撃部隊「ドゥームブリンガー」の指揮官を務めていた存在であり、大量破壊命令を躊躇なく下せる冷徹な判断力と、情熱的な性格を併せ持つ。
しかも脳波コントロール可能な無人爆撃機や戦術核兵器を搭載した玉座型のユニットなど、単独で都市一つを破壊するのに十分な火力を持っており、三安産業のオベロニア・レアやセラピアス・アリスとの間に相互確証破壊を成立させてしまうほど。そのため滅亡戦争が始まるまでは実戦投入されなかった。
余談だが、アクティブスキル2『石器時代へ!』で撃っているのは戦術核ミサイルである。その大規模な武装と軍用バイオロイドである側面から、世界が荒廃する以前の市販価格は装備込みでは全バイオロイド中でも最も高額だった。
搭載兵器の危険性ゆえに、バイオロイドには珍しく人間の命令に対しいくらかの拒否権を与えられており、そのせいか言動はややツンデレ気味。でもチョロい(後述)。
ドゥームブリンガーの副官であり、メイとは正反対の性格であるB-11ナイトエンジェルとは「喧嘩するほど仲がいい」を地でいっている間柄。
日本ではサービス開始時点で登場済み。
レアリティはSSと高いのだが『司令官特別支援キャンペーン』と題して2020年9月9日に配布されている。
韓国での2021年度のバイオロイド人気投票『ミス・オルカ2021』では2位にランクインし、入賞記念として2022年12月14日、記念スキン『ミスオルカ:My Love』が販売された。
このスキンを購入すると中の人が歌うメイの歌も聴ける。
容姿
ツインテールにしたロングの赤髪が目を引く。このツインテールはメイの身長である140cmに迫る長さである。
服装は指揮官宜しく軍服であるが前が開いており、黒のサイハイブーツとストッキングで女王のような色気を含んでいる。
通常スキンでは多角形半球型の浮遊機械に座り、多数の爆撃機で攻撃するのが戦闘スタイル。
そして、身長に反して豊かな胸部を持っており、言うなればロリ巨乳。
右胸の谷間近くに乳ぼくろがある。イラストを描く際はお忘れなく。
性格
前述の通り、指揮官としての冷徹な性格と情熱的な性格を併せ持つ。
命令を与える立場ゆえかバイオロイドとしては例外的に、人間側の命令を拒否する権限をいくらか持っている。
………なのだが、司令官(主人公)に対する好感度の上昇率が、他のバイオロイドと比べても高いほうであり、ちょっと戦闘の周回に連れまわすとすぐにカンストする。
その高圧的な言動とちょろインっぷりは、正にツンデレ気質のそれである。
ツンデレな言動に関してはプライドの高さというよりは、恋愛ごとに対しての不器用さや気弱さに起因している部分が大きい。ようは重度のヘタレ。
メイ本人にも「このままではいけない」という自覚はあるのだが、部下に後押しされてもなおあと一歩の勇気を出せないという有様。メインストーリー8章の時点ではゲーム中でも出番の多い元ブラックリバーの4部隊(ドゥームブリンガー、スチールライン、シスターズオブヴァルハラ、アンガー・オブ・ホード)の隊長の中でも断トツで進展がなく、ドゥームの参謀である37式ダイカからはアレクサンドラ先生による「教育」を本気で検討されている程。
イベント『怒りの狼牙』(2022.06.15-2022.09.07)では主人公との肉体関係もないのに部下のP-18シルフィードに「彼(主人公)と最初に関係を持ったのは私よ」とホラを吹き、あまつさえ恋愛指南までしているのが判明し、ナイトエンジェルが必死に怒りを堪えるシーンもあった。
爆撃部隊であるドゥームの隊長だからかどうかは不明だが、実は線香花火から打ち上げ花火まで花火が大好きである。また、趣味レベルだがアコースティックギターも弾ける。
ギターの方は2022年12月14日に実装されたメイの外伝ストーリーでミューズから歌と共に教わったものであり、外伝でついに主人公と関係をもつ事が出来た。(ナイトエンジェルもホッとした様子だった)
性能
まさに驚異的な火力で敵を滅亡させるツンデレ少女。
アクティブスキル1『絨毯爆撃』は広範囲かつ高威力の範囲攻撃を持ち、防御貫通の効果もついている為、装甲の厚い(硬い)鉄虫や敵方AGSをまとめて消し去ってくれる。
さらには敵を倒せば倒すほど、自分の火力も行動力も上昇していく。
ただし攻撃機の宿命として耐久は低い。戦闘開始時点での行動力も高くはないため、彼女がダメージを受けすぎないように編成に気を使う必要がある。
SS機としてはリンクしている数が少なくても役に立つのもありがたい。
ナイトエンジェルやP-2000ジニヤー、シルフィード、ALレイスのドゥームブリンガーの部下達、または無敵の龍と一緒に編制すると、バフや能力値アップなどもある。
最大の欠点として、自分が大破した場合、他の味方全員も大破の爆発に巻き込まれるという非常に迷惑な道連れ機能が付いている事。
簡単に言えば「死んだら負けのリーダー」「大将首」のようなもので、ある意味では女王であり、『滅亡』の名を冠するだけのことはあると言える。
まさにハイリスクハイリターンを地で行くアタッカーである。
HPが25%を切る「中破状態」でいると周囲の味方を加速させる効果も持っているため、中破のままで後方でサポートに徹する編成もあり。
育成の際は機動型攻撃機ということもあり命中がかなり低い方なので、ステータスは命中にやや重点的に振りたい。
フルリンク(他のゲームでいう完凸)ボーナスはクリティカル+20%を推奨。