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アルゴノゥトの編集履歴

2022-12-30 22:42:07 バージョン

アルゴノゥト

あるごのぅと

アルゴノゥトとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の原点となった英雄譚である。

概要

古代(およそ3000年前)に実在したとされるある愚かな少年が、なし崩し的に英雄になってしまった童話であり喜劇でもある英雄譚の一つ。


ダンまちシリーズベル・クラネルを筆頭に様々なキャラクターが愛読している。


ご存知の通りベルのスキルとしても名が刻まれ、ベルの義祖父ゼウスの一番のお気に入りの英雄譚でもあり、本編ではアルゴノゥトの冒険はまだ終わっていない、出会った時から今度は何をするのか、何を起こすのか楽しみなんだと語っている。


現在出版されている話の内容は「多くの人々に騙されながら、なし崩し的に猛牛(ミノタウロス)を倒して英雄になってしまった滑稽な少年の物語」という『喜劇』になっている。しかし、最近物語の舞台となったとされる王都の遺跡から「アルゴノゥト」の原典とされる手記が発見され、その内容を見たヘルメスから現在と大きく異なっていることが明かされる。

また、ある学者が論文で「『アルゴノゥト』を端緒にして、『古代』の『英雄時代』は幕を開けた」と発表(眉唾物扱いされているが、事実彼の登場後に多くの英雄達が生まれてきた)しており、一部の者達からは『始まりの英雄』とも呼ばれている。


アプリゲーム『メモリア・フレーゼ』2周年イベント「アルゴノゥト」にて、古代に起きたその物語の全貌が明かされる。


ダンまち10大プロジェクト第6弾として、書籍化が決定する。


ストーリー

これは、始まりの英雄の物語。


それは、神々がまだ地上に降りる前。人々が魔物に脅かされていた時代…


【英雄を追い求める少年】アルゴノゥト

【才知に長ける半妖精の魔導士】フィーナ

【悲しみを背負う『狼』の部族】ユーリ

【故郷の奪還を掲げるドワーフの大戦士】ガルムス

【詩を奏で続ける陽気な吟遊詩人】リュールゥ

【女戦士にして冷酷な暗殺者】エルミナ

【宿命の鎖に縛られる悲劇の王女】アリアドネ


これは、とある滑稽な男の話

不相応な望みを持ち、幾多の思惑に翻弄され、それでも愚者を貫いた、一人の道化の物語


「嘆きと絶望の時代は終わった! これより始まるは、英雄の時代!!

 神々よ、ご照覧あれ!!

 私が、始まりの英雄(アルゴノゥト)だ!!」


 ――さぁ、『喜劇』を始めましょう。


(ダンまちメモリア・フレーゼ2周年記念「偉大冒険譚アルゴノゥト」pvから抜粋)



登場人物

 英雄の器たる少年に似た容姿をした青年。隠れて逃げ回る素早さ以外はてんで非力で軟弱な只人(ヒューマン)。何事も面白おかしい事にこだわり、二言目には「英雄になる!」と嘯く。軽佻浮薄なお調子者で美女にだらしなく、しょうもない一人語りを『英雄日誌』にしたためてはヘラヘラ笑って奇行に及ぶマヌケな三枚目だが、これは本来の性格ではない。

 千の魔法を扱う妖精に似た容姿をしたハーフエルフの少女。アルゴノゥトの奇天烈ぶりに呆れ返り、苛烈なツッコミを毎度の様に入れながらも彼を兄と慕い、寄り添う。人と亜人の混血に対する蔑視が強い時代のせいで肩身の狭い扱いを度々受けるが、本人は魔法の名手であり戦闘力はアルゴノゥトとは比べ物にならない。

 厳しく強かな狼人(ウェアウルフ)に似た容姿をした『狼』の獣人部族の青年。冷静沈着で冗談には付き合わない不愛想な性格だが、部族長の息子として培った面倒見の良さを度々垣間見せ、自分の発言に非があれば素直に認める度量を持っている。

 勇ましく豪快な重傑に似た容姿をしたドワーフの戦士。見かけとは裏腹にまだ若い(18歳)。

 正義を背に刻む優しき妖精に似た容姿をしたエルフの吟遊詩人。芝居がかった慇懃ながらおどけた言動、厚手の旅装に包まれた細身の肢体、中性的な美貌等が相まって性別不詳。多種族を見下しがちなエルフの潔癖かつ閉鎖的な民族性に囚われない変わり種で、フィーナのようなハーフにも偏見を持たない。英雄達の胸躍る活躍を詩に詠むために各地をさすらっている。

 恋に情熱的な女戦士に似た容姿した謎の暗殺者。

 天真爛漫で無邪気な少女と似た容姿をした、笑顔の消えた占い師。エルミナの妹。

 彼の少年の相棒を自称する鍛冶師に似た容姿の青年。数奇な経緯から”精霊の奇跡”をその身に宿す、お人好しの武器職人。本人の技術力とは裏腹に、全く関係ないとある理由でさっぱり武器が売れない。後のイベントで彼が作った剣がダンジョンで悠久の果てに苔まみれになりながらも使用に全く支障のない状態で存在し子孫を助けることになる。

 ある少年から優しい風を貰った少女と似た容姿をした美しき王女。ただしこちらは金髪碧眼

雷の大精霊。力を求めるアルゴノゥトに女でないことを理由に文句を言うが「ギリギリ中性的」という理由で妥協して助力をする。ジュピターはゼウスのことで恐らくはゼウスの端末と思われる。天界では唯一この状況を見守り興奮していたと言う。

  • ミノス将軍

 「雷公(いかずちこう)」の異名を持つ王都を守護する最強の猛将。鎖が巻き付いた重厚な鎧と雷の紋章が入った大兜を身に纏い、巨大な戦斧を軽々と操り敵兵や魔物を薙ぎ払う圧倒的な力を有する。しかし、その正体は…


 【ヘルメス・ファミリア】の主神。アルゴノゥトの真実を知っている数少ない存在。


余談

アニメシリーズでは締めや一番盛り上がる回のタイトル名にこの名が使われる(第1期8話『英雄願望』や第3期12話『英雄回帰』など)。どちらもミノタウロスとの決闘の回でありアルゴノゥトの生き様と約束の話である。

思えば異端児編はベルが人の悪意に振り回され、汚名をかぶり、非難されながらも『愚者』の如く自分の信念を貫き通し、最後はアステリオスとの死闘で名声を取り戻し結果として多くの人物を感化させるなど何処か物語と類似している所がある。

同じく周年のイベント「アストレア・レコード」の後半では、アルゴノゥト(古代)の時代の英傑達の桁違いさ、及び偉業が語られており一部の登場人物が立ち絵として登場する。


因みにこの物語はあくまで周年イベントでの話だが一番書籍化の難易度が低いらしくでもしかしたらいつの日か作者の気まぐれで成されるかもしれない…


この時代はモンスターに荒らされて自然環境にも被害が出ている。

背景が荒涼としているのはその為。


関連動画


関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか メモリア・フレーゼ グランド・デイ アストレア・レコード アエデス・ウェスタ ナイツ・オブ・フィアナ


原点にして頂点

アルゴナウタイ テセウス:この話の元ネタ。主人公の背景自体はどちらかと言うと(アルゴー船)のような役割をしている。

ドン・キホーテ:開幕から風車を大いなる魔物と称して突撃し壊す奇行の元はコレだろう...

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