つららばり

つららばりとは『ポケットモンスター』シリーズのわざの一つ。ルビー・サファイアより登場。

データ

　言わずと知れた、パルシェンの代名詞。鋭いつららを連射して相手を攻撃する。

　ホウエン地方を舞台とする『ルビー』『サファイア』『エメラルド』で習得可能なポケモンは実はいない。

　それもそのはず、この技なんと『ファイアレッド』『リーフグリーン』においてシェルダーしか自力習得できないからである。

　ちなみにちゃんと遺伝はするので、(覚えている状態で)『RSE』に送ればちゃんと使用できる。

　習得できる最終進化形ポケモンはサニーゴを除くとこおりタイプのみ。

　第3～4世代では5回当たっても威力50にしかならないので見向きもされなかった技だが、第5世代で一発の威力が10から25に上がり、さらに連続技が「きあいのタスキ」を貫通出来る仕様に変更され大幅に強化された。

　特に連続技を確実に5発当てられる特性「スキルリンク」を持っているパルシェンは、この技と強力な積み技「からをやぶる」を使いドラゴンタイプ・「がんじょう」持ちのポケモン・ミミッキュ等様々なポケモンを狙い撃ちにできるとあって対戦では引っ張り蛸。

　この他単発威力やタスキ潰し、ミミッキュ対策等を見込んでマンムー等の攻撃の高いこおりタイプに覚えさせることも。

　あまりに汎用性が高すぎる故か、非こおりタイプで覚えられるポケモンはシェルダーとサニーゴ（とドーブル）しか存在していなかった。

　しかし『ソード』『シールド』では何とわざマシン51に収録された。…が、それでも習得者はやはりこおりタイプが殆どであり、本作で新たに習得した非こおりタイプはミュウ、インテレオン、ガラルサニーゴ、サニゴーンしかいない。

　一方でロクな物理氷技を覚えなかったブラックキュレムが習得した。これにより高い攻撃力を更に活かす事が可能となった。

　連続技の例に漏れず一発一発が普通の攻撃技と変わらない威力のため、スキルリンク持ちのパルシェンが放つと驚異の5回攻撃となり、即死もありうる。

　『救助隊DX』ではすごわざ「れんぞくひっちゅう」により必中の5回攻撃を飛ばせるため、パルシェンは文句なしの最強ポケモンとして評価されている。