今‥見せよう…真の概要…
マキシマムザホルモンの8枚目のシングル「爪爪爪/「F」」に収録されている楽曲の一つであり、「F」はフリーザの頭文字を表している。
内容は「ナメック星編」におけるフリーザの独裁者としての悍ましい所業の数々を表現しており、フリーザ以外にも多くのフリーザ軍構成員の名前や『ドラゴンボール』を意識させるフレーズが多用されている。
しかしながら、この曲は作成時に出版元の集英社や原作者の鳥山明先生に一切話を通していなかったため、歌詞カードでは『ドラゴンボール』由来の固有名詞がすべて伏字入りになっている(後述)。
pixivではやはりと言うか、フリーザの曲イメージとして使われている。
ただし、この楽曲の歌詞をよく読むと、(2番を中心に)本編でフリーザが行っていない悪行も含まれている。
―――実はこの楽曲、現実世界で暴虐の限りを尽くす独裁者・テロリスト達に対する風刺を込めた物でもあるのだ。当時中国がチベットで、今も世界各地で公然と行われている大量虐殺をフリーザ軍の凶行になぞらえ、ホルモンなりの抗議としたというわけである。
イントロとアウトロで連呼される「ポア」という単語で、平成最悪のテロ事件を起こしたオウム真理教もその風刺の対象にしている。
ちなみにマキシマムザ亮君曰く「自分の容姿が麻原に似ていることへの自虐ネタ」でもあるとか。
まさかの逆輸入
先述した通り作成当時は無許可だったが、2012年の愛知のライブを訪れた鳥山先生により、晴れて公認となっている。
そればかりか、「この楽曲から劇場版『復活の「F」』の構想をひらめいた」という旨を各紙誌面で発表している(タイトルの「F」にもこの曲へのオマージュが込められている)。
そして2015年1月5日、「F」が『復活の「F」』の「バトルソング」として採用された事が、マキシマムザホルモンの公式ホームページで発表された。
フリーザがメディカルマシーン内にて息を吹き返すシーンで使用されている。
迷宮入り固有名詞
神々たるMAD
怯え泣くは関連タグ
『ぷっ』すま:罰ゲーム時の導入BGMとしてイントロ部を使用。
「VOODOO KINGDOM」:同じくジャンプ漫画の悪の大ボスをテーマにした楽曲だが、こちらは最初から映画の主題歌。