概要
フリーザ一族及びフリーザ軍が使う治療装置。
中の培養液のような特殊な成分の液体で怪我を治療する。
使用する際には使用者が内部に入り呼吸器やチューブなどを着用し外部から他者に操作してもらい、液体が満ちると治療が開始する。治療が終了するとブザーが鳴る。
開発された時期は不明だが、治療液自体惑星ベジータが惑星プラント時代には既に薬草湿布の代用として扱われ
フリーザの手による消滅よりも以前から使用されていた事からかなり長期間に渡り使用されていた(最強ジャンプ付録 コミカライズ エピソード・バーダック参照)。
治療までにかかる時間は使用者の体力にも左右されるようで、悟空が旧型のメディカルマシーンを使用した際にベジータが「カカロットなら半日で治るだろう」と予測を立てている。
『復活のF』および『超』では最新式・または類似品の再生装置が登場している。治癒力が向上しており、結合治療はおろか完全に欠損した肉体部位を再生させる程。
使用者
カナッサ星に攻め入った際、カナッサ星人のトオロに未来を予知できる「幻の拳」を打ち込まれ一時的に意識不明になり治療される。
ザーボンに圧倒された後、フリーザの命令でザーボンと兵士によって治療される。
その後ザーボンが去り兵士が一人で見張っている最中、治療終了のブザーが鳴る前に目覚めマシーンの破壊と同時に兵士を殺害。フリーザらを出し抜きドラゴンボールを奪った。
ギニューにボディチェンジを使用され、ベジータに痛めつけられた体を治療するために使用。
治療中も気を読んで戦況を探っており、治療終了のブザーと同時にマシーンを破壊、即戦場へと赴く。
ナメック星の消滅後、アニメ版にて半身を失い意識不明の重体だったフリーザが、コルド大王に救出されメカフリーザへの機械化手術を受ける前に身体データの収集と応急措置を施すために使用。
『復活のF』および『超』では、トランクスによってバラバラに切り刻まれ死亡した当時のメカフリーザの状態で生き返った際に、体組織を回収したソルベらによって概要の最新型を使用。その際に生身部分は結合、機械で補っていた欠損部分も完全に再生し第一形態に戻っている。
まさかの商品化
2024年7月19日、バンダイから展開されている可動フィギュアシリーズ・S.H.Figuartsにてメディカルマシーンの発売が発表、同日より予約が開始された。
同シリーズはこれまでもキュイなどのマイナーキャラやブルマのカプセルNo.9バイクなどのメカ系も商品化されており、妥当といえば妥当であるが中々に攻めた企画である。
メディカルマシーンで印象的な気泡の動きはLEDのリレー発光で再現、悟空の治療中の表情を再現した表情パーツも付属しており、悟空はもちろん他のキャラと組み合わせて遊ぶことができるファン必見のアイテムとなっている。