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ホエールキングの編集履歴

2023-06-12 05:40:41 バージョン

ホエールキング

ほえーるきんぐ

玩具・アニメ作品ゾイドに登場する金属生命体である。

概要

ガイロス帝国が開発したマッコウクジラ型輸送ゾイドである。


中央大陸戦争当時、ゼネバス帝国が亡命先の暗黒大陸から帰還した際に使っていたホエールカイザーが開発のベースになっている。


全長200~321m・全高54-65m・重量8290tと他のゾイドとは一線を画すサイズを持つ。全長がと、野生体の個体差で変動する(野生体の画像)。


超大型ゾイドには戦闘用と輸送用がおり、ホエールキングは輸送用である。クジラ故なのか、性質が戦闘向きではないのだろうか。


性能

機関にマグネッサーシステムとイオンブースターを使う事で航空と潜水が可能で、最大時速827-980km、最大で一個大隊を輸送できる破格の性能を持つ。


しかし、巨体故に小回りが利かず、超大型ゾイド同士以外の戦闘には不向きであり、共和国軍に撃墜される事も度々あった。


大量の弾薬や燃料などを運んでいるため、敵の攻撃による誘爆を防ぐためにもEシールドの搭載が有用だと思えるが、ホエールキングの全面をカバーできるEシールドは、コストや生産体制やエネルギー効率の都合上難しいのかもしれない。


武装

基本的には輸送機なので、武装は最小限の数に留まっている。キットによれば、装備している武装は、弾薬による重量の増加と誘爆の危険性を防ぐためか、実弾武装は装備しておらず、全て電撃系である。


主な武装はASZ2連装720mmエレクトロンキャノン6門の他に僅かだが、どれも凄まじい威力である。


頭部のASZエレクトロンマスドライバーは普通のゾイドの大型武装よりも遥かに大きく、ライガーゼロイクスのエレクトロンドライバーと名称が類似している。そのため、名前から想像すれば、超大口径電撃砲であると思われる。

  • アニメでは、AIドロイドのベンジャミンが、ジャッジマン恋しさにハリー・チャンプのホエールキングを強奪し、ゾイドバトル連盟の母艦のウルトラザウルスに特攻した時に使用したが、その際はまるで衝撃砲か実弾砲の様な描写だった。
  • 実在のマッコウクジラが、「サウンドビーム」やレントゲン機能を持つ超音波を発射するのも頭部からである。

また、その圧倒的な積載量を爆撃にも使用され、バトルストーリーでは敵側の基地一つを壊滅させている。


ゾイド新世紀/ゼロ』では、バックドラフト団の改造個体(通称「ブラックジャック」)が正体不明の敵を追尾して転がる鉄球の様な武器を装備していたり、ラオン博士の所持する「ホエールキング・ザ・グレート」が大規模な反重力兵器を搭載していた。


アニメでは

ゾイド-ZOIDS-』では、帝国所属個体の他にも、外見は所属国家のロゴ以外はほとんど同じヘリック共和国所属個体も存在する。また、ヒルツや盗賊団が所有する個体も登場している。余りに巨大な為か、本作のゾイドでは珍しくセル画でのみ描かれた。


ゾイド新世紀/ゼロ』では、ラオン博士バックドラフト団が改造個体を使用している。特にラオン博士の「ホエールキング・ザ・グレート」は重力兵器も装備しており、(ラオンいわく)デスザウラーに匹敵する戦闘力を持つらしい。


フューザーズ』では、レジャー用のシルバーに塗装された個体が登場した。


バリエーション

バトルストーリーでは、無人爆撃機ザバットの高高度プラットフォームとして改造された「モビーディック」が登場したが、大型ミサイルを搭載したサラマンダーによって撃墜されている。


ゾイドジェネレイションズ』では、改造個体の「ホエールクイーン」が登場する。

余談

  • 意外な様だが、アニメでデビューしたゾイドであり、キットが発売されたのは、アニメでの初登場から1年近くも後だった。
  • 理由は不明だが、海戦型のクジラ型ゾイドは今まで登場していない。
  • クジラ型ゾイドは過去に数タイプ確認されており、ホエールカイザーや、アニメで氷山空母を動かしていた超巨大ゾイドがいる。

関連タグ

ゾイド

グレートシング 生物メカ


ホエルオーキングホエーモンケタスジュウオウホエール鯨王ムーン・・・「鯨」+「王」繋がり。

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