ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

オデロ・ヘンリークの編集履歴

2023-10-14 15:59:57 バージョン

オデロ・ヘンリーク

おでろへんりーく

オデロ・ヘンリークとは、アニメ『機動戦士Vガンダム』のキャラクターである。

「ギロチンなんて残酷なものをみんなに見せて独裁をやる奴だけが俺達の敵なんだー!」


CV:中田雅之(初代)/福島潤(二代目)

概要

ラゲーンの戦災孤児の一人。15歳。長ランのようなコート(暴走族マトイ特攻服に近い)を羽織っているのが特徴。

「~でしょ」「~なの」など富野作品らしい独特の語尾で話すのが特徴的。


喧嘩っ早いお調子者の子供達のリーダー格。面倒見が良くまっすぐな性格の持ち主である。ポジション的には1stガンダムカイ・シデンが近いか。

ウォレン・トレイススージィ・リレーンと共に行動。リガ・ミリティアに参加し、銃器などを使って、ザンスカール帝国のモビルスーツと戦った。


劇中での「子供達」の中で唯一恋愛が成就しており、喧嘩っ早いが観察眼と洞察力に優れて機転が利くという「結構おいしい役回り」を担当するキャラクター。

一方でモビルスーツパイロットとなってからは初陣から引きつけを起こして嘔吐したり、海中で見張りをやっている途中でお漏らしをしたり、デート中にザンスカール軍に襲われてホワイトアークの仲間とはぐれてしまったりと何かと本人に災難が発生する悪運体質でもあった。


宇宙に関する知識は主人公のウッソ・エヴィン以上であり、宇宙服に搭載している通信機能の使い方を教える場面がある。また、ザンスカール帝国のパイロットに拘束された際には、トリモチや殺虫剤に着目して脱走に役立てたりするなど、頭の回転力もウッソに負けずとも劣らない一面も見せた。


アニメ本編大半の場面でウッソと行動を共にしてきたキャラでもある。

モビルスーツパイロットとしては単純な戦闘による撃墜数ではプロに劣るものの、ここぞという場面で果敢な行動を見せてはLMのピンチを幾度も救っている。

特に終盤のリーンホースJr特攻が成功したのも、艦橋を撃ち抜こうとしたリグ・コンティオにトマーシュと一緒にシノーペで体当りを仕掛けて射線をずらしたおかげである。ウッソがザンスカール戦争を生き延びれたのも、オデロの支援なくしては語れない。


本編

宇宙に上がるウッソとマーベットの後にウォレン達と共にこっそりとついて行ったり、後先考えずに行動を起こしていくが、トマーシュ達と出会ったことで次第に【仲間達のために戦う】という考えを持ち戦場を駆け抜けていく。


マケドニアコロニー~セントジョセフ潜入の間にオリファー・イノエのモビルスーツ操縦の指導を受けてトマーシュ・マサリクと共にガンブラスターのパイロットとなるが、その直後にオリファーが特攻によって戦死してしまう。

このため、落ち込んでいる配偶者だったマーベットの精神を彼女のVガンダムのヘッドパーツをウッソとトマーシュの力を借りて交換して鼓舞させる計画を立て行動を起こした。


停戦協定中の北海では、一目惚れして少しずつ関係を深めていったエリシャ・クランスキーに鯨のペンダントをプレゼントして告白し、晴れて両思いとなった。


しかし最終決戦のエンジェル・ハイロゥ攻防戦で、カテジナが駆るゴトラタンと交戦時、エンジェル・ハイロゥの効果で戦意が低下した不意を突かれてビームトンファーの攻撃を受けて戦死した。戦後はカサレリアに墓が建てられた。


小説版ではクロノクルリグ・コンティオによって戦死している。


ボンボン漫画版ではウッソの相棒的ポジションとしてバイク戦艦迎撃などの功績を果たしており、どうも作者のお気に入りだったのか原作よりも活躍している。エンジェル・ハイロゥ内部でゾロアット隊の猛攻を受けコックピットに被弾したことで致命傷を負って死期を悟り、最後の力を振り絞ってウッソを逃がし、機体ごと爆炎に消えた。これにより本人も意図せぬうちにカガチマリアを死に追いやっている。


余談

幻となったVガンダムの正式パイロット化

物語中盤のモビルスーツ操縦に不慣れだった頃、ウッソを助けるためにザンスカールの広場に展示されていたVガンダムに乗った事こそはあるものの、オデロはVガンダムの正式なパイロットではない。

後期OPでは爽やかな笑顔でコアブースターを操縦しているシーンがある為、「もしかしてオデロもVガンダムに乗る?」と予想した視聴者は多かったが、結局最後まで搭乗したのはガンブラスターのままであった。


オデロが退場したことへの視聴者やファンの反応

上述通り最後の最後で戦死しまうオデロだが、これには視聴者やファンからも「かわいそう」「何故殺した」「彼まで殺す意味が分からない」と抗議の声が非常に多く、それは現在でも変わらない。

富野由悠季監督も流石に思うところがあったようで、結果的にその事について監督本人が謝罪するという異例の事態となった(当時富野監督も相当病んでいたため、おそらく皆殺しの富野が発動して感情任せに殺してしまったのだろう)。


関連タグ

機動戦士Vガンダム ガンブラスター

ガキ大将


鈴原トウジ新世紀エヴァンゲリオンのガキ大将ポジションキャラで、喧嘩っ早いが情に厚いところもよく似ている。というかエヴァ自体Vガンの影響をもろに受けているため、オデロがモデルとも言われているが…。彼もオデロ同様戦死が予定されていたが、プロデューサーの抗議によって重傷を負うに留まる。ちなみに中の人はトマーシュ。


ナランチャ・ギルガ:物語序盤から登場し終盤まで生き残るにもかかわらず「終盤で戦死する」事がそのキャラの代名詞として最も有名になってしまった人物。主人公より2歳年上で、仲間思いで脳筋な性格も共通している。また、奇しくも本編で最初に交戦した相手を二代目オデロのキャストが演じている。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました