概要
2016年は仮面ライダーシリーズが生誕45周年、スーパー戦隊シリーズが40作品記念を迎える年であり、これを受けて東映は“スーパーヒーローイヤー”と銘打ち、1年間のプロジェクトを展開していく事を発表。
その第1弾として製作されるのがこの映画である。
何と言っても今作の目玉は新たにデザインされた仮面ライダー1号で、旧1号、とりわけ、桜島1号がリファインされたビジュアルデザインが話題となっている。
この姿はネット上では後述のネオサイクロン号に因んで『ネオ1号』と呼ばれている‼
今作のライダーはこのネオ1号と『仮面ライダーゴースト』の登場人物(アランら眼魔世界の人間と深海カノンは登場しない。)だけに留められている。
更に、仮面ライダー大戦に続き本郷猛役は藤岡弘、氏が2年ぶりに演じ、なおかつ本編の主役である事が決定。その他には新たなマシン「ネオサイクロン号」が登場する。
また、悪役の地獄大使は『オールライダー対大ショッカー』から7年ぶりに大杉漣氏がふたたび演じた。
また、物語のキーパーソンとなる立花のおやっさんこと立花藤兵衛の孫:立花麻由をモデル・女優の岡本夏美が演じる。
敵組織としては、ショッカーの他にもショッカーから分離した「ノバショッカー」なる新組織が第三勢力で登場する。
ストーリー
ある日、天空寺タケルこと仮面ライダーゴーストは眼魔とは全く違う怪人達と交戦する。仙人によると彼らはかつて世界征服を目論むも歴代仮面ライダーによって壊滅したショッカーの残党だと言う。旧ショッカー内部ではこれまでの暴力的なやり方にうんざりした怪人達が離反し、経済支配による世界征服を実現するべく新組織ノバショッカーを結成した。
そして人員の多くがノバショッカーに寝返ってしまった本家のショッカーの怪人達は大幹部地獄大使復活の為に立花麻友と言う少女を付け狙い始める。タケルはショッカーと交戦するが、そこに一人の男が現れる。その男の名は本郷猛、あの仮面ライダー1号である。
だが1号の体は長き戦いで既に限界を迎えていた…
スタッフ
企画・主演・脚本協力:藤岡弘、
脚本:井上敏樹
監督:金田治
音楽
主題歌
「レッツゴー!!ライダーキック -2016 movie ver.-」
歌:RIDER CHIPS
エンディングテーマ
「それぞれの時」
映像ソフト化
2016年8月3日(水)より、DVD&Blu-rayで発売。
関連動画
特報第2弾(本編映像あり)
予告編
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーTheFirst:約11年前に公開した映画(2005年11月公開)。こちらも1号・2号の話をリメイクした作品。そして、脚本も本作と同じ井上敏樹が執筆した。
シン・仮面ライダー:上記と同じくリメイクした作品でこちらは50周年記念作品。
改造人間哀歌:仮面ライダーをモチーフにした映画。こちらは仮面ライダーとは直接の関連は無いものの、仮面ライダー2号こと一文字隼人役の佐々木剛が主役を演じている。
漫画・すがやみつる版仮面ライダー:当劇場版のイメージソースの一つ?!
1970年代少年誌で連載されていた原作やドラマとはちがう
脚色された公式二次創作。『新・仮面ライダー』 ”地獄大使・怪人態”や
”組織から切り捨てられたショッカーの残党”と言った点からして共通点が多い。
ライダーは、いつも君たちのそばにいる
何があっても君たちと一緒だ。
生きて、生きて、生きぬけ。
ライダーは、君たちとともにいる。
超MOVIE大戦ジェネシス→仮面ライダー1号→100の眼魂とゴースト運命の瞬間