プロフィール
真名 | アンドロメダ |
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クラス | ライダー |
性別 | 女性 |
身長 | 162cm |
体重 | 51kg |
出典 | ギリシャ神話 |
地域 | エチオピア(アイティオピアー) |
属性 | 秩序・善・地 |
好きなもの | 人助け、泳ぐこと、子供 |
嫌いなもの | (苦手なものとして)誰かの悲しそうな顔、寂しそうな顔 |
ILLUST | lack |
CV | 鈴代紗弓 |
泳ぎが得意なおてんば王女。
エチオピア(アイティオピアー)とは「日焼けした者たちの土地」という意味だとされる。ただし現在の国家としてのエチオピアと一致しているとは限らない。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するライダークラスのサーヴァント。レアリティは☆5。
2024年バレンタインイベント『チョコレート・リバーのその先に』で実装される。
真名
英雄に救い出された生贄の乙女、『アンドロメダ』。
現代においてその名は、宇宙の代表格であるアンドロメダ銀河として有名であるが、下記の通り彼女自身にはこれといった武勇や伝説がある訳ではない。
エチオピア王ケぺウスと、王妃カシオペアの間に生まれた姫であったのだが、カシオペアが「自身の美貌(文献によっては娘の美貌が)は海の乙女たち(ネレイデス)全てに勝る」と豪語したことによりポセイドンの怒りを買い、国は高潮と海の怪物ケトゥスの襲撃を受け苛まれてしまう。そんな中「アンドロメダをケトゥスに捧げれば許されるだろう」との神託を受けたカシオペアは娘を怪物に捧げることを選び、彼女は生贄にされ岩に鎖で縛りつけられてしまう。
そこに、メドゥーサ退治を成し遂げたペルセウスが通りかかり、メドゥーサの首でケトゥスを石化させることで討伐、アンドロメダは彼に救い出され妻となった。
その後、アンドロメダの元婚約者が結婚を反故にされたことに怒り、反乱を企てる一幕もあったが、ペルセウスは元婚約者一派をメドゥーサの首で石に変え、事なきを得る。姫と英雄はこうしてめでたく結ばれた。そうして子供を産んだ後、アテナによって星座として天に召し上げられたという。子孫には後に神格化される半神の英雄、ヘラクレスやディオスクロイなどが出ている。
上記のエピソードを反映してか、鎖の意匠があちこちに反映されている他、容姿が褐色肌なのも出身国がエチオピアであるので、人種に関して様々な説が存在する為であろう。
人物
一人称は「あたし」。
お転婆で快活な少女。見た目こそ王女としての品の良さを感じるが人懐っこく素直で純情で純粋。生前の夫であるペルセウスに強い愛情を抱いている。王女のため当時のレベルで高水準の教育をうけたが授業をサボって泳ぎに行ってたため頭はよい方ではない。第2再臨時のみ髪の色が違うのは、サボりがバレないように髪を染めて遊びに行っていた際の姿のため。
能力
元々は戦う力はなかったが、サーヴァント化によって戦闘力を得ている。
モーション中では、背中の装飾品から召喚した大岩を鎖で叩きつける他、上空から落石で押し潰す、尖った岩を射出する、鎖で拘束しつつ頭上からプレスする、鎖で宙にぶら下がってロープアクションで蹴り付ける、装飾品で四方八方から噛み付く、鯨のバルーンを用いた打撃を披露する。
第3再臨では、側に浮かんだチャクラムを旋回させて鎖の暴風を巻き起こす、チャクラムを通して瞬間移動しつつタコ殴りにする、足の鎖を回転鋸のようにして蹴りつける、鉱石を鎖で振り回す、背中の翼で飛行しつつ突進する、翼から光り輝く鎖や宇宙由来の光線を発射するなどに変化する。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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藤丸立香 | B | B | B | C | A | C |
『授かりの英雄』と言われるペルセウスの妻だけあって高い幸運を持つ。
保有スキル
騎乗(A+) | ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。生前には存在しなかった現代の乗り物は勿論、竜以外の幻獣・神獣すらも乗りこなせる。 |
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対魔力(C) | ライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。 |
英雄願望(C) | 詳細不明。生前抱いていた英雄への憧れに由来すると思しい。 |
水泳上手(B) | 詳細不明。生前の趣味にして特技に由来すると思しい。 |
カシオペアの娘(A) | アンドロメダはエチオピア(アイティオピアー)の王妃・カシオペアの娘である。そんな彼女が、自身の容姿を(一説によれば娘の容姿を)海の女神達(ネレイデス)よりも美しいと自慢したのが全ての始まりであった。カシオペアは夫である王・ケペウスと並んで星座となっているが、ネレイデスの味方(或いは父親)であるポセイドンの怒りは未だ収まっておらず、それ故に海に潜る事を許されず常に夜空に見えるのだという。 |
生贄の乙女(A) | 詳細不明。ケトゥスの生贄としての逸話由来と思しい。 |
信託鎖ネレイデス(EX) | アンドロメダを海に突き出た岩に縛りつけた、神託によって巻かれる事になった鎖。それはカシオペアの発言に激怒した海の女神達・ネレイデスの怒りを収める為のものであり、基本的には常にアンドロメダの身体と共に在る。見た目上消せたとしても、本質的には逃れられていない。ネレイデスの怒りにより彼女に与えられた不可避の運命、呪いに近いものかもしれない。「ネレイデスの怒りを鎮める生贄の為に用意された神託の鎖」という意味のものであるが、いつしか彼女の周囲はそれそのものをネレイデスと呼ぶようになった。その鎖は彼女を運命的に岩に縛りつけるものであり、逆に言えば、鎖を引けばその先には必ず岩が繋がっている。即ち大きな岩がくっついた鎖分銅のようなものとしてこれを振り回すのが、サーヴァントとしての彼女の基本的な戦闘スタイルである。 |
宝具
彼の海にて眠る鯨竜(アイティオピアー・ケトゥス)
- ランク:C
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1〜30
- 最大捕捉:300人
「キミが望むなら!」
「刻まれし運命、神託の鎖、生贄の乙女が因果を手繰る。目覚めよ、彼の海の鯨竜よ!『彼の海にて眠る鯨竜(アイティオピアー・ケトゥス)』!!」
海の乙女達の怒りを受け、ポセイドンにより遣わされ暴れ回ったと伝えられる海の怪物、ケトゥス。アンドロメダを喰らうはずだったそれは、通りかかったペルセウスが持っていたメドゥーサの首によって岩と化し、今も故郷のアイティオピアーの海、彼と初めて会ったその海に眠っている。
「アンドロメダの神託鎖には岩が繋がっている」「ケトゥスは岩となった」という神話的事実を繋げ、アンドロメダが無理矢理に鎖の先にケトゥスを引っ張り上げて乗り回し、突進させる宝具。
ケトゥスの正体は明らかになってはいないが、鯨に似た水棲の竜種ではないかと考えられている(くじら座として星座になってはいるものの、一般的な鯨の姿ではなく、怪物のまま描かれている)。本人も「ケトゥスは……ケトゥス……だよ?(目そらし)」とよくわかっていない模様。
ゲーム上での性能
最大ATK | 10,085 |
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最大HP | 15,210 |
カード構成 | Buster:1/Arts:2/Quick:2 |
宝具カード | Quick |
スキル1 | カシオペアの娘(A)/スターを獲得+毎ターンスター獲得を付与(3T)&自身にダメージカットを付与(3T)&自身のNPを増やす |
スキル2 | 生贄の乙女(A)/自身にターゲット集中を付与&自身にガッツを付与(1回/3T)&被ダメージ時のNP獲得量アップ(3T)&被ダメージ時自身のクリティカル威力をアップ(3T) |
スキル3 | 信託鎖ネレイデス(EX)/自身のQuickカード性能をアップ(3T)&自身のArtsカード性能をアップ(3T)&自身の宝具威力をアップ(3T) |
アペンド3 | 対バーサーカー攻撃適性 |
宝具 | 敵全体の防御力をダウン(3T)<OCで効果アップ>+強力な攻撃&スキル封印付与(1T)&自身の防御力アップ(1T) |
相手の攻撃を受けることで強化される耐久型アタッカー。
スキル1とスキル2を組み合わせることで耐久性を上げつつ、敵の攻撃によって宝具攻撃の高速チャージやクリティカル攻撃の火力アップを行うことができる。
関連人物
生前
命の恩人にして夫であり、シリーズ初登場時は同じくライダークラス。
後に天に上げられてペルセウス座となる。彼に対して強い愛を抱いている。
イベントシナリオにおける生前の記憶の中でシルエットで登場した。
実の父親にして、エチオピアの王。
後に天に上げられてケフェウス座となる。
実の母親にして、自分が生贄になる原因を作った人物。
後に天に上げられてカシオペア座となっており、ここまでが秋の星座として天に輝いている。ちなみに、ネレイデスの味方(というか父親)であるポセイドンの怒りは未だ収まらず、それゆえに海に潜ることを許されず常に夜空に見えるのだという。
実の曾孫達。ヘラクレスは自身と同じく褐色肌である他、ヘラクレスとディオスクロイは天に上げられて星座となった。ヘラクレスは狂化により意思疎通は取れないが元気でよろしいとのこと。
ペルセウスが所持していた首としか面識(?)はないが、彼と共に自身を生贄の運命から救い出してくれた存在。シリーズ全体に目を向ければ、彼女の宝具『他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)』や『強制封印・万魔神殿(パンデモニウム・ケトゥス)』に自身やケトゥスの名前が借用されている(※)他、『Fate/EXTELLA-LINK』ではライダーのメドゥーサがアンドロメダをイメージしたコスチューム「アンドロメダの装束」を着用するなど間接的に関わりがある。
彼女の子のペガサスが星座となったペガスス座はアンドロメダ座と隣接している。ペルセウスの関係者と言うこともあってあまり快く思われておらず、バレンタインでは物騒な嘘を吹き込まれた。
(※)こうした、宝具などに本人とは直接関係のない人物名を借用するのは『Fate/stay night』組にはよくある事であり『Fate/unlimited codes』で披露する技名などにもそれが見て取れる。
Fate/Grand Order
契約したマスター。
お互いの性格もあって、主従関係と言うか友達感覚で接している。
ポセイドンで苦労した者同士、シンパシーを感じている。
ギリシャ神話における王族の妻繋がり。
無表情な彼女の奥に宿る強い愛情に共感を抱いている。
鎖で体が絡められている者同士、シンパシーを感じている。
文系と体育会系という違いはあるもののバリバリの陽キャラ同士、意気投合している。
初登場のイベントで共演したサーヴァント。
母親に似ているところがあると思ったようだが最終的にはあまり似てないかもしれないと思った。
その他
英雄の妻繋がり。海神の怒りを鎮めるために生贄にされた(ただし済んでのところで未遂の)アンドロメダと、嵐の船上から身を投げた彼女は悲劇の人身御供系女子という共通点を持っている。ただし、妻になった後に神々への生贄となったオトタチバナヒメとは対照的である。
余談
元ネタあれこれ
宝具使用時に背景に映し出されるのは彼女が元ネタになったアンドロメダ座にある『アンドロメダ大銀河』。一時期日本では「アンドロメダ大星雲」と呼ばれていた時代があり、同じくアンドロメダ座のキャラクターが登場する『聖闘士星矢』ファンにはこちらの方が馴染み深いか。
なお、宝具で召喚されるケトゥスは絵画などでは鯨というよりかは「鯨竜」の名の通りドラゴン(または海蛇)じみた姿で描かれているが『FGO』ではギリシャの神々が外宇宙から飛来した存在である事を踏まえてか、メカニカルな白い鯨として描かれている。ちなみに、このケトゥスが星座となったものがくじら座とされている。また、現在発表されているビジュアルでは6つの口のような物体から鎖が伸びているが、現状元ネタは不明。一応、宮沢賢治の『星めぐりの歌』では「アンドロメダの くもはさかなのくちの かたち。」という一節が存在している。