概要
アニヲタが情報とネタを織り交ぜて創る、百科事典…のようなWebサイト。
設立当初はその名の通りアニメーションや漫画、それらのキャラクターや製作陣などの記事が多かったが、その後生物学、社会問題など様々なジャンルの記事が作られるようになり、およそオタク文化とは関係のないものまで対象範囲は拡大した。
記事の最後には「追記・修正お願いします。」と付けるのがテンプレだが、ここを改変して笑いを取るのもお約束。
例1:追記・修正は○○でお願いします。⇒○○のは、その項目で取り上げられているものの特徴的な内容が入る
例2:アニメや漫画のキャラクターの場合は、そのキャラクターの有名な台詞をモジる事もある。
項目の作成は、かつては誰でも新規ページを作ることが出来たが、2017年の3月頃からログインメンバー限定となっている。ただし、既存のページの編集は誰でもできる。
元々は「冥殿」が運営していた携帯電話向けWEBサイト『アニヲタの集い』の1コーナーとして設立されていた「アニヲタWiki」というコンテンツである。
2002年から運営され、多い時で1日90,000アクセスという、個人運営としては当時最大級の規模・知名度を誇るサイトであった。しかし、サイトの大規模化・利用者の増加によって(『アニヲタWiki』以外のコンテンツを含む)削除・規制などの依頼や、利用者同士のトラブルの仲裁、サーバーの規約違反などが増えたことで冥殿が運営活動そのものに疲弊してしまい、2012年11月22日にサイト自体を閉鎖。有志によって過去の記事がサルベージされ、atwikiに「アニヲタwiki(仮)」として再建されたという経緯を持つ。
冥殿は現在の(仮)の運営には無関係であり、冥殿が『アニヲタの集い』の後継サイトとして立ち上げた『あにをた.net』および事典サイト『あにぺでぃあ』についても、サイト同士の交流はない。(どちらもすでに閉鎖)
(仮)と付いている通り、当初は暫定的な避難所扱いであったが、上述の経緯もあって現在は独立した別サイトという扱いになっている。また、冥殿が「アニヲタWiki」という屋号をそのまま使うことに難色を示していたこともあって、名前を変更しようという話も出たが、しっくり来るものが無かった事もあり(仮)が付いたまま運営されている。
ピクシブ百科事典やニコニコ大百科と並行して活動しているユーザーも多く、ピクシブ百科事典では両サイトにその対象に関する記事があった場合、外部リンクにアニヲタwiki(仮)のURLが貼り付けられているケースも見られる。
特徴
運営が編集内容にほとんど干渉しないため混沌としているピクシブ百科事典に対し、アニヲタWiki(仮)は詳細なルール(後述)が定められており、それなりの情報量に加え、記述にユーモア性も組み込んだ面白さ、読みやすさが求められる。よって編集合戦が頻発するピクシブ百科事典に比べ荒れにくいが、ルールを読まず安易な感覚で編集をした場合、すぐに規制対象になると思われるので注意。
編集・コメントにあたっての注意についてはりどみを参照のこと。
元サイトである『アニヲタの集い』そのものが、特に荒らし、誹謗中傷、内輪ネタ(ユーザーの過度な馴れ合いや個人情報の取り扱い)について非常に厳しく規制していたこともあり、匿名掲示板等と同じ感覚で叩きや煽りコメントをすると一発で永久規制を食らうこともある。
ほかにも愚痴(と取れるような内容)、コメント欄での立て主アピールなども嫌われる傾向にあり、禁止行為に指定されている。
また、それらの苦情がアニヲタWiki(仮)総合相談所という掲示板で定期的に議論されており、対象となったコメントの内容やユーザー名などの履歴が掲示板で挙げられてブラックリスト入りされる場合もある。
アニヲタwikiの改行は独特で、
このように、
句読点や区切りの良いと思ったところで改行するという風習がある。
元がガラケーサイトだったためと思われるが、(仮)に移行してからはPCやスマートフォンの利用者が増加したこともあってかそれほど厳密には行われていない。
ちなみにピクシブ百科事典でも、
このような書き方が使われている記事はいくつかあるが、
標準的な表記法ではなく、
全体のレイアウトが崩れてかえって見づらくなっている場合もあるため、
あらすじを書く場合など一部例外を除いてやめたほうが良い。
SCP_Foundation関連が充実しており、ギミックが凝っていたりして難解なオブジェクトについても、わかりやすくかみ砕いた解説が載せられている。
ただし版権作品をとりあげたSCPの場合はルール違反にあたる「二次創作に関する記事」扱いとなるため取り上げられない。
とあるポケモンが登場するSCP-2466の記事がかつて存在したが、現在削除されている。
SCP記事の中には投稿者自身による削除や引退、評価システムによる消去によって閲覧できなくなるものも存在するが、アニヲタWiki(仮)に解説という形で記録される事で現在も内容を確認できるケースもある。
独自のルール設定
個人所有のサーバを用いたWebサイトから、フリーレンタルWikiである@Wikiに移行したため、それに則ったルールが新しく作られている。
特にレンタル元の規約に従う必要もあるため、それまで認められたR-18に相当していたり著作権に抵触する可能性のある画像が禁止されるなど旧時代には存在しなかった制限も増えており、さらに「アニヲタの集い」時代のルールも生きているので項目作成の際はりどみ等を読むのが必須となっている。
独自ルールは次の通り。
- 二次創作に関する記事は宣伝とみなされ、基本的に作成禁止(※)
- 誹謗中傷や内輪ネタ(動画やコピペも含む)は作成禁止
- カップリング記事も作成禁止
- エピソード項目も作成禁止
- 以前は容認されていたが、作成禁止に伴い、既存のエピソード項目も全て凍結となる(経緯については後述)
- 記事を立てる際には1000文字程度(読了時間2分以上)が必要
- 記事を立てた人には管理義務があり、立て逃げ禁止
- 画像には項目内に出典の表記を義務付けており、また枚数も必要最小限にする。集英社が著作権を持つ画像、及び18禁関連の画像等は全面的に禁止(前者は集英社からの要請、後者は@wiki側の制限)
- 「クリエイティブ・コモンズ」の宣言禁止(記事の出典がCCを使用している場合を除く)
- ネタバレ防止のため速報的な記事は禁止であり、正式リリース(例えばアニメなら放送、漫画やゲームなら正式な発売)から1週間以上待ってから作成すること
- 政治関係、事件の解説など一部の大荒れすることが予想される項目は作成前に要相談
- 要相談記事及び作成禁止記事は作成要許可項目リストに掲載されており、リストの変更を行う際には、専用の相談スレッドでの議論が必要
- 画像や文章の引用元など、参照先としての表示を除いて外部リンクを原則禁止
- アニヲタの集い時代に禁止行為とされていたコメント欄での馴れ合い(雑談)を全面的に解禁
- この雑談でアク禁になることも珍しくない。
- 荒らしコメントに対する反応コメント禁止(荒らしに反応する人も荒らしですの原則に基づくルール)
- 荒らしコメントや荒らし記事の削除には、事前にアニヲタWiki(仮)管理用総合相談所に該当記事・コメントを報告し、相談所の承認を得る必要がある。報告なし、あるいは相談所の承認を得ていない状態での削除は過剰自治とみなされる。
- ただし、外部リンク貼り付けについてはその限りではなく、相談所に報告すれば、削除可能。
- 荒らし記事の削除はの場合は、管理人に依頼する必要がある。
- コメント欄のログ設置や、リセット、投稿制限、撤去を行う場合は該当コメント欄及びアニヲタWiki(仮)管理用総合相談所で議論し、承認を得る必要がある。議論なし、承認していない状態での実行も過剰自治とみなされる。
※あくまで独立した記事の作成が禁止されているだけで、例えばキャラクターの記事内での「本編のある描写から二次創作が盛り上がった」「二次創作ではよく○○な扱いがされる」というような記述は認められている。ただし、具体的な作品名や特定作品の内容の記述は不可。例外として、
- 権利元に許可を取っていると確認できるものは作成可
- 企業から発売されているものも作成可
- ただし、権利元に許可を取っていないなどの不祥事が発覚した場合はその限りではない
- 著作権切れの作品の二次創作について、
- 企業が出しているものは作成可
- 個人で出したものは作成前に要相談
が挙げられる。
アニヲタwiki固有の機能
ピクシブ百科事典ではできない項目の作成や編集で利用できる機能に以下のようなものがある。
- 記事内の文章(文字)やその背景に色を付ける
- 文字を左、中央、右のいずれかに寄せる。
- 文字サイズの変更
- 文字に取り消し線(文字の上から横線を引く)を付け足す
- 折り畳み(クリックしない限り、該当部分が表示されないのでネタバレ等の記述に適している)
エピソード項目を巡る混乱
かつて、ピクシブ百科事典と同じく、エピソード項目が大量に建てられていた。ただし、内容が要約されていたり、立て逃げに近い状態になっているピクシブ百科事典とは異なり、話の全容や登場人物の動向などが細かく記述されていた。これらの記事について、一部ユーザーが「内容がファスト映画じみていて、盗用(著作権侵害)項目にあたらないか?」と疑問を持ち、一部エピソード項目の削除議論を機にアニヲタWiki(仮)管理用総合相談所で管理人に裁定を依頼した。2023年6月25日に、管理人より以下の裁定が下された(一部抜粋)。
削除・閲覧制限議論スレから引用すると「小説ほぼ全文やマンガやアニメ1話の会話ほぼ全てを丸々コピペしていたり、Wikipediaや大百科などのwikiから丸々or大半の部分をコピーしてくること」の方に当てはまります
この際はっきりさせようかと思うのですが、1話丸々のストーリーラインの詳細が全て明らかになってしまうような内容は記載するべきではないと判断します
今回の場合(編注:前述した一部エピソード項目の削除議論の件)、ストーリーの細かな動きまで全て記載されてしまっているのでアウトになります
また、そのようにストーリーラインの詳細が載っている場合、その部分を除いた文字数が1000文字以上だろうと5000文字以上だろうと半分を超えていようと、関係なく削除対象とさせて下さい
なお、コナンや金田一の項目はほとんどが起承転結のうち起と結の部分しか載っていないのですが、そのようにストーリーラインを最初から最後まで全て詳細に書いているわけではない項目については、今のところは削除はしなくてもいいと思います
もちろんコナンや金田一であっても、ストーリーラインを全て記載している項目があれば削除対象になります
これは、ストーリーの起承転結が丸々分かる記事は禁止するというものであり、事実上、エピソード項目に規制がかかることに形になった。
この裁定を受け、次の新ルールが制定され、ルール運用等について議論するための専用スレッドが建てられた。
・著作権侵害の恐れのある項目
「盗用項目」の派生として、著作権侵害として摘発される恐れがあるため、引用の仕方については以下のパターンに従って違反か否かを分けます。
なお、もし当wikiに権利元から苦情が来た場合は記載方法の如何に関わらず項目は削除します。
また、これについては該当部分を除いた文字数が項目の半分を超えていたとしても、アウトとなっている場合は関係なく削除対象となります。
(○→セーフ・削除対象ではない ×→アウト・削除対象)
- 小説などで、その話のほぼ全文を記載している→×
- 小説・アニメ・漫画などで、その話に出てくるセリフなどをほぼ全て記載している→×
- 小説・アニメ・漫画などで、誰が何をどうしてどんな会話をしたかまで事細かに記載する等して、台詞と事象を丸写して文字起こしするような形になっている→× ※その話のうち一部のシーンだけの記載であっても、セリフの記載等は常識の範囲内にとどめて、描かれた物語を噛み砕いて解説する文章となるようにして下さい
- セリフなどを記載しているが、決め台詞や短い会話などのわずかなもののみで、常識の範囲内にとどまっている→○
- 小説・アニメ・漫画などで、その話のストーリーや核心部分にも触れているが、描かれた物語を噛み砕いて解説する文章となっており、要約的で簡潔な記載となっている→○
- 元の作品が引用や転記を全面的に許可している→①②③に当てはまっていても○
(項目作成時のルールより引用)
併せて、管理人から「エピソード項目の全消しはしない」という方針が打ち立てられた。
ところが、方針は示されたものの、具体例を挙げず、要約の基準をユーザー間に委ねる形を取ったため、スレッド内が混乱状態に陥った。専用スレッドでは、複数のユーザーが自身の意見を譲らない、互いに非難しあう、一方的に相手を荒らし扱いする、挙句の果てには、「エピソード項目は全消しすべき」という管理人の意向を無視した意見まで現れるなどといった激しい言い争いが発生して、関係スレッドを巻き込んで機能不全に陥りかけた。
そんな阿鼻叫喚の状態になって尚、管理人は一向に仲裁や介入といった措置を取らないため、一部ユーザーからは、管理人の資質を問う声が上がった。また、「そもそも、Wiki全体に大きな影響を及ぼすルール改訂の議論を管理人と相談所の一部ユーザーでしかやらず、大々的に告知しないのはおかしい。この手の議論はWikiで行うべき」と運営方法を批判するユーザーまで現れた。
また、上記のような混乱を抜きにしても、エピソード項目の中には作中に纏わるトリビアや豆知識が多く掲載されているものもあり、それらが一切見ることが出来ないことに対して惜しむユーザーも多い。
管理人の謝罪、そして管理人交代
2023年7月18日、アニヲタWiki(仮)管理用総合相談所にて管理人が謝罪した。管理人によると、エピソード項目を規制した背景には、著作権侵害によって膨大なページwikiがサイト閉鎖に追い込まれたこと、ファスト映画を巡る事件があったこと、そして、管理人のプライベートが多忙になったことでWikiを何とか存続させようと躍起になっていたからだという。
また、一連の混乱についても、「見通しが甘かった」と自らの責任を認めた。
そして、現状の改善案が思い浮かず、「これ以上、運営していくのは困難」だと判断し、混乱が収まったら管理人を辞任すると表明した。
その後、管理人の立候補が行われ、投票の結果新たな管理人が誕生したのだが、既存の管理人と運営方針が変わっており、アクセス禁止も広域に及ぶなど混乱を招いている。
エピソード項目全面禁止へ
エピソード項目を巡る混乱が収まらないことから、アニヲタWiki(仮)管理用総合相談所内では「エピソード項目を全面禁止にすべき」との風潮が高まった。これを受けて、エピソード項目を巡るルール改正議論が進み、エピソード項目が全面禁止される流れとなった。以下の文は、2023年7月19日に管理人から発表された改正案である。
・『エピソードを主題にした項目』
・エピソードを主題にした項目について、著作権侵害の可能性が強いことや、過去の事例から、当Wiki内での取り扱いは困難であること判断し、禁止とする。
エピソードを主題にした項目は、漫画・アニメ・ドラマの各話タイトルや、~編といった区切りでエピソードを説明している項目を対象とする
これについてはエピソード以外のことが書いてある、ネタバレ要素が最後まで書いてないなどの項目の内容を問わず禁止とする。
ただし、著作権が切れているもの、著作権フリー、作者が転載を公認しているなど場合は許可する。
それ以外のグレーは基本的に黒寄りで判断する(残したい人が納得できる説明を用意できるならば白になる可能性はある)。
新規作成は禁止とし、既存項目については閲覧権限を「管理者のみ」とする凍結措置を取る。
・『作品そのものの項目』『映画の項目』等のそれ以外の項目は、いずれも対処が必要になった際にあらすじを書いた部分だけ消すなどの対処が容易であるため、項目内でエピソードを語ることも含めて許可する。
・既存項目への対応は9月1日に実施する。
それまでの間に「今あるエピソード項目を別の名前にしてエピソード主題ではなくする(例えば、そのエピソードのゲストキャラクターに主眼を置いた内容に編集してゲストキャラクターの項目にするなど)」などといった工夫でエピソード項目でなくしたり、「今あるエピソード項目の内容の一部を他の項目に移す」などして既存項目の内容を保護する、といった行為は許可する。
ただし、どう見てもエピソードの話しかしていない項目は後に審議にかけられ削除対象になる可能性がある。
それ以外であっても、問題があると判断された場合には直ちに該当部分ないしは項目自体を即削除される可能性もあるということは留意しておくこと
これも、いざ対処が必要になった際に該当部分を消せばよいという理由で対処が容易なため。
・対象となった既存項目について、アーカイブを取ったり、他のサイトに転載して避難させることは許可する。
ただし、それにより問題が発生した場合、当Wiki管理側は一切責任を負わない。
(アニヲタWiki新ルール作成議論スレ その3より引用)
この草案が認可されると、エピソード項目は全面的に禁止となる。併せて、2023年9月1日に既存のエピソード項目が全て凍結され、閲覧できなくなる予定である。ただし、問答無用でダメと言う訳ではなく、記事のエッセンスとしてエピソード項目での動向を記述する、凍結までにエピソード項目を改訂して、エピソード項目から脱却させる、自己責任でアーカイブを取るといった行為は認められる。
3代目管理人による騒動など
エピソード項目をめぐる混乱により、新管理人の選出選挙が行われた。
選出されたのはrirityona氏。
マニフェストにはコメントの非表示機能やvote機能の追加などが記載されており、過去にも他のサイトで管理人を務めた経験があるとのことで、票を得ていた。
かくして2023年10月から新体制となったものの、管理人に就任してすぐに投票所を閉鎖、リンクもメニューから外す。これによりマニフェストの確認が不可能になった。
さらには3カ月は前管理人のやり方を踏襲すると言っていたにもかかわらず、就任から半月で規制されたユーザーがどの項目でどんな違反をしたかを連絡事項に書かなくなり、2カ月で規制の連絡すら書かなくなる、とやり方を踏襲するどころかどんどん変更していった。
これにより荒らし報告した結果がどうなっているのか分からなくなってしまった。
また、管理人裁定が必要な既存のルールの変更の相談をしても管理人の一存で変更を止めてしまう事態が発生し、実質ルール変更(規制緩和する方向のもの)が出来なくなってしまった。
そして2024年2月26日には、管理人が独断で全ての項目の編集権限をユーザーアカウント所持者のみに制限した上、新規のユーザー申請は、ユーザーアカウントに空きができた場合のみ受けるとした。ユーザーアカウントの空きは管理人がアカウントを削除した場合のみにしかできず、管理人は長時間活動を行っていないアカウントの整理を行わないと宣言。
そのため既存のアカウントで荒らし行為を行ったものがアカウント削除された場合にしか空きができなくなり、2024年2月26日にユーザーアカウントを持っていない人は実質的に編集不可能という状態に陥っている。コメントや投票ボタンを押すことは可能だが、管理人の独断で一部の項目のコメント欄の閉鎖が行われている。
また、ユーザーアカウント所持者にのみ一律で編集権限を付与してしまったせいで、一時期は本来ならば管理人のみ編集可能なトップページやメニューまでも、アカウント所持者なら自由に変更できる様になってしまっていた。
現在は再び管理人にしか編集できないように修正されているが、その間に一般ユーザーによって行われた編集は誤字脱字・デッドリンクの修正といった問題のないどころか有益な編集や、単なるコメントに至るまで一律で差し戻している。
2024年2月28日、管理人の迷惑行為に痺れを切らしたメンバー達がトップページに 現管理人への不信任に伴い、新規Wikiへの移行が審議されています。」という文言を追加し事実上の離反宣言を行った。が、その後管理人に差し戻しされ離反宣言を行ったユーザー達が規制された。(この際、先述の文言を追加したユーザーは名指しで荒らしの誹りを受けた)
この他にも、以下の問題点がある。
・管理人に苦言を呈した人物の規制を繰り返す(いわゆるサイレント規制。ただし管理人は広域規制による偶然を主張している他、管理人の交代前から何もやらかしていないユーザーまで巻き添えで規制を食らう事もあった)
・サイレント規制を行う理由として「違反者をトップページで晒し者にするのはどうかと思う」と相談所で述べていたが、先述の移転宣言を行ったユーザー達をトップページで晒す、「私怨による規制はしていない」としたが実際はしているなど言行不一致が目立つ
・ルールに違反していない記事やコメント欄を勝手に凍結し、指摘されても戻さない
・立候補時に掲げた公約を守ろうとせず、公約が書かれた項目を凍結して証拠隠滅を図る
・ユーザーとの話し合いを全くせずに独断でルールや運営方針を決め一方的に適用する。それに対する反対意見は無視するうえ、自分でルールや方針を二転三転させる
・それらに対する告知や事後説明が非常に少なく(あるいは不十分)、相談所で決まった方針も変えられることが多いので運営が困難
・非ログインユーザーがページの編集が出来なくなった為にコメント欄で編集を呼びかけようとしても、ページによってはコメント欄が撤去されている為、そうなるとページを思うように編集や更新を行う事が極めて困難になる
ユーザー側も腹に据えかねたのか、wikiの移転を呼びかけたり譲渡要請を出すなど様々な抵抗を試みていたが、明確な規約違反ではなかったため根本的な対処が困難であった。しかし…
管理人強制追放
2024年3月14日夜、管理人自らメニューバーにスクリプトを追加する変更を行った。
しかし、このスクリプトというのがウイルス対策ソフトに引っかかるようなサイト、要は悪質なアドウェアサイトに接続するリンクを追加すると言うものであった。
これは言うまでもなく、アットウィキの利用規約(12条5-f)に違反する行為であり、アクセスするだけではウイルス感染はしないものの、最悪手順によってはスパイウェアを仕込まれる危険性がある非常に悪質な行為である。
これもあり、翌15日にアットウィキ側から直接除去された。当初は(アットウィキで認められている)広告用のアドウェアが誤作動を起こした可能性も指摘されるも、除去直後に管理者側が再度記述を試みたことから、故意によるものと確定。
アットウィキ社で合議の末、同日にrirityonaの管理者権限を剥奪(ツイート)・事実上の追放の上、直々に管理者の選出を行う事をトップページで告知すると言う異例の事態に至った。なおrirityonaはこれに激高したのか、悪あがきとばかりにしたらばに開設していた管理用総合相談所を閉鎖する挙に出ている。
この騒動はネットニュースなどにも取り上げられ、また下火になりつつあった、移転の話題も再び過熱する羽目になった。
注意点
- 誤字脱字や編集用プラグインのミスなどコメント欄で指摘される事もあるが、基本的に作成されたばかりの項目以外は注目されない傾向もあり、そのため誤字脱字やリンク切れなど未だに修正されてない項目も残っている。
- 上述のようにピクシブ百科事典やニコニコ大百科と並行して活動しているユーザーも多いが、追記・修正で互いのサイトの文面をそのままコピペされている事もある。
- 誹謗中傷やアンチ行為など意図的に悪意がある内容じゃない限りはログインメンバー以外も自由に追記・修正やコメントの投稿は可能だが、同一人物が同じ項目を短期間に追記・修正やコメントすると荒らし対策として一時的に編集ができなくなる。また、炎上など騒動に発展した一部作品の項目はコメント欄が撤廃される事もある。
- 他の百科事典サイトと同じく誹謗中傷やアンチ行為を繰り返すユーザーが絶えないため、新規項目作成がログインユーザーのみに限られるなど年々、編集の条件が厳しくなり、結果的に敷居が高くなっている。ごく一部の記事に至っては、ログインユーザー以外は閲覧すら出来ない。更に、9月1日以降は前述したように、ログインユーザーすらも閲覧できない記事が激増した。
余談
- このアニヲタwiki(仮)で建てられたブレンパワードの記事を富野監督が「これを読んだらよくわかりました」とコメントしていた事から、Twitter上でトレンドに上がった。
外部リンク
アニヲタWiki(仮)(トップページ)