概要
Pixivでは特に、容姿端麗な女の子(少女)を描いた美麗なイラストに付けられるタグである。
同じく美しい女性を意味する「美女」よりも、年齢が低い(未成年)女性を意味する。
言葉自体は比較的古くから存在し、現在はもっぱら対義語のように用いられている「美少年」に比べれば歴史は浅いものの、小学館『日本国語大辞典』によれば井原西鶴『好色一代女』(1686)に用例を確認できる。
太宰治の同名の小説(1938)があるほか、『青空文庫』でも戦前の文学作品においても数多くの使用例を見いだすことができる。
『広辞苑』では「美少年」が男女双方を指すという趣旨のもとで近年まで「美少女」の語は記載されないできた。ただし他の辞書では角川書店『新国語辞典』(1981)、小学館『新選国語辞典』(1982)などには既に記載されており、80年代初頭には用語として定着を見ていたことが窺える。
1980年代あたりからは主に大友向けの「ロリコン」ジャンルを意味する隠語・俗語としての用法も見られた。
しかしその後後藤久美子が「国民的美少女」のキャッチコピーで登場し、また当時絶大な人気を誇ったおニャン子クラブに対抗する形で「本来の正統的な美少女とは何か」という原点に戻るために『全日本国民的美少女コンテスト』が1987年より開催。
1990年代に入り『美少女仮面ポワトリン』『美少女戦士セーラームーン』の放送が始まると、かつての隠語要素も薄れ、ごく一般的に用いられる用語となっていった。
ブスを含まないとは限らず、顔が地味であっても、雰囲気や化粧後が格好良ければ美少女、萌えキャラ扱いされることもある。
別名・表記ゆれ
関連イラスト
関連タグ
ジャンルとしての美少女
戦闘美少女(バトルヒロイン) 美少女プロレス / 美少女レスラー
題名
美少女戦麗舞パンシャーヌ 美少女遊撃隊バトルスキッパー HORROR美少女
特定の人物(自称を含む)
完全無欠の美少女 世界一不幸な美少女 世界の美少女 強くてやさしい美少女