概要
彼女はその中でも魔法少女ものに傾倒しており、精神的メンテナンスと称してはジャスミンに金を渡し、ジャスミン・モールの更衣室でこっそりコスプレ衣装に着替え、鏡の前で自身の名の入った決めポーズや決めセリフを披露しひとり愉悦に浸ることでストレスを解消していた。
元々は『聖騎士プリティ・リリアン』(漢字部の読みは『ホーリーナイト』)という漫画なのだが、ヒロインの名前を自分の名前に置き換えるあたりなかなか痛々しい。
生粋のノーマである彼女だが、中の人的に言うと、
むしろ魔法少女のエキスパートと言っても過言ではない存在であるが故か、無意識に魔法(マナ)に憧れているようで…そう考えると実に切ないものがある。
ある時、ポーズを決めて悦に入っていたところを偶然アンジュに見られてしまい、これの口封じにアンジュを本気で殺しに掛かり、風呂場の乱闘を展開した。
結果、アンジュは湯冷めして風邪をひきサリアも反省文を書かされる羽目になった。
なお、クロスアンジュが参戦した『スーパーロボット大戦V』、『スーパーロボット大戦X』でもやはりというかなんというか、専用立ち絵とボイス付きで登場(XはDLCシナリオ限定)。
Vではボン太くんにプリティサリアンの姿で近づいて彼を捕獲しようとしようとし、Xではコスプレして聖なる戦士と仮面の王子と魔法使いを連れノリノリで魔法少女ごっこに勤しんでいたところをアルゼナルの面々に見られ、ショックでハイパー化しそうになった。
関連イラスト
余談
『STAR DRIVER 輝きのタクト』の第18話において、一見生真面目な学級委員長であったニチ・ケイト が、叔母の運営するカラオケ店では手伝いそっちのけでアイドルのように踊りながらカラオケに熱中し、綺羅星の決めポーズをした姿をタクトに見られてしまうシーンがある。
…とだけ書けばいち類似エピソードでしかないのだが、実はケイトの中の人は自隊のメンバー・エルシャを演じており、つくづく「類は友を呼ぶ」という言葉は正しいと実感させてくれる。
ちなみにもう一方の当事者・タクトの中の人もタスクとして出演しているが、まさかこの時は後にラッキースケベのカリスマと称される事になろうとはきっと思っていなかったであろう…。
また、『クロスアンジュ』終了直後にスタートする『魔法少女リリカルなのはViVid』においては、中の人がまたもや魔法少女、リオ・ウェズリーとして出演。
…因縁にも限度ってものがあるだろうに。