CV:玉川砂記子
概要
アルゼナル内の巨大市場「ジャスミン・モール」を営業する店主。
「おばちゃん」と言われると「お姉さんだろ!」と怒って訂正させる。
ノーマでありながら外界と交流を持ち、さらには大量の物資を購入しアルゼナルに運び込めるなど、独自のルートで入手した様々な品を売っているが、ゾーラの死後、一度買い取った彼女の遺品をヒルダに転売、さらにヒルダが脱走の罪で財産を没収されるとさらにクリスする等、金銭にがめつい所もあるかなりのぼったくりで、食えない一面を持つが、アフターケアは万全で、戦死した兵たちを弔う際も「親族」として同席したり、生い立ちや境遇故に周囲とうまく打ち解けないアンジュにも分け隔てなく接し、助言をするなど、アルゼナル内での母親的存在でもある。また、何らかの方法でアルゼナル送りとなったノーマの本名を記憶しているらしく、自身が売った墓石に死んだノーマの本名を刻んでいる。
また、ジルの義手の整備も担当しており、故障した義手を修理していた。
実はジルが計画している「リベルタス計画」のメンバーの一人で、ジルの前の司令官でもあり、ジルとは当時の部下であった。
回想シーン(11年前)では今ほど老けこんでおらず司令官をやめて店主になったことも含めてこの間何があったのか謎である。
リベルタス計画の詳細を把握している上、多数の死者が出ることが予想されるこの計画には難色を示すなど、穏健かつ慎重な面を見せる。
また、外界に顔が利くことを活かしてタスクとの連絡係も務めている。
ジャスミン・モールのマスコット兼用心棒として、大型犬のバルカンを飼っている。
アルゼナル襲撃後
ジュリオ率いるミスルギ皇国軍のアナゼナル襲撃により、リベルタス発動後、アルゼナルの最下層に秘匿されていた潜水母艦アウローラに乗船、アルゼナルから脱出し、以降、リベルタスの重要メンバーとして、アウローラの乗員を纏めていた。
その後、平行世界から帰還したアンジュから並行世界での出来事を伝えられ、ドラゴンとの同盟を求めた際は戦力が少ないこともあり賛同したが、しかし、エンブリヲへの復讐心に取り憑かれ、リベルタスを固辞するジルの手段を選ばない行動に動揺し、アンジュの脱走を招き、さらに単身エンブリヲの元に向かおうとした際にヒルダたちに拘束され、ジルから指揮権を剥奪し、後任としてヒルダに任せた。
総司令となったアンジュが指揮する反抗作戦ラストリベルタスの際は自らアウローラの艦長及び操舵主として活躍した。
ジャスミン・モール
彼女が取り仕切るジャスミン・モールは、見た目は大型のホームセンターと言った風情で、「ブラジャーから列車砲までなんでも揃う」との言葉通り、パラメイル用の武器弾薬は勿論の事、衣服やファッション雑誌、家具等の調度品やお菓子、果ては墓石すらも揃えてある。
中でもパラメイルのカスタムパーツについては
「パラメイルはノーマの棺桶、自分の死に場所だからこそ自分の好みにすることが許されてる」
「ノーマに許された数少ない自由」との言葉通り豊富に揃えてある。
(もっとも、上記の通り金さえ払えば着飾ったり部屋の調度も整えられるしお菓子なども食べられるし、かなりきわどい本も入手できるようである。他にもビリヤードやテレビゲームなどのゲームもできるしセクハラ行為も黙認されるなどある意味では全寮制の女子校より規則が緩い。)
なお、このモール内の決済は全て現金払いである。
また、販売品などの物資はアルゼナルを管轄するローゼンブルム国から仕入れているが、マナ国家では既に貨幣の流通が廃れている事が漫画版で判明しており(エマ監察官は札束を紙くずと称していた。)、何を対価に物資を購入しているのかは現時点では不明である。
店内ではボルテスVの天空剣、フリーダムガンダムのルプス・ビームライフル、バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲、ガンダム(RX-78)のビームライフル、スーパーナパーム、エルガイムMk-2のバスターランチャーが売られていたが、集荷元のローゼンブルム国より前のどこで造られたのかは不明。
関連タグ
ジャスミン・モールの墜数によって賞金が得られパラメイルの強化や豪遊したりすることができる反面パラメイルを撃破されると借金になるというシステムはシステムは本作に登場するマッコイ商会がモデルになっている。更に、中の人がOVA版にてヒロインを演じていた繋がりもある。
ジャスミンのモデル。「ブラジャーから列車砲までなんでも揃う」というセリフも「トイレットペーパーから核弾頭までなんでも揃う」という彼のセリフが元ネタ。