恐竜世紀ダイナクロア

きょうりゅうせいきだいなくろあ

『恐竜世紀ダイナクロア』とは、宇野比呂士により『コミックボンボン』にて連載されていた漫画作品である。

概要

『キャプテンキッド』『天空の覇者Z』で知られる宇野比呂士により『コミックボンボン』にて連載されていた漫画作品であり、単行本全4巻。連載前に、同作者による、内容の異なる読みきり漫画が連載されていた。

宇野は2018年に病死しており、本作が最後の連載作となった（遺作は『マンガで読める十五少年漂流記』）。

200年後の未来にタイムスリップした少年、ユウ。そこでは、絶滅したはずの恐竜が闊歩していた。元の世界に戻るための手がかりがあるという「光の街」を目指し、ユウは少女ヒミカと共に旅立つ。

本作の主人公。現代の世界で生きていたが、突如起こった時震により200年後の地球に飛ばされた少年。かねてより古代生物が好きな少年で、性格は明朗快活、困っているものは人でも動物でも見捨てて置けない。スケボーが得意。

本作のヒロイン。ユウと始めてあった200年後の少女。東京タワーの残骸が見下ろす村の出身。性格は普段は穏やかだが、戦闘となると勇猛さを発揮し、自分より巨大なティラノサウルスにも真っ向から挑むほど。弓や短剣を使うのが得意。

ユウとヒミカがシャンハオの町で出会った少年。現金で合理主義的な性格をしているが、時には熱血漢的な側面も見せる。何故か関西弁。かつてシャンハオによって滅ぼされたチュラサンと呼ばれた国の王子であり、父から受け継いだ鳳凰の剣を自在に操る。